こころ　に　ぴっ♪

実家には、８０歳の父が１人で暮らしている。

母がアルツハイマーと癌で入院し、家に帰れなくなってから、

もう２年近くになるだろうか。

 頑固者で、昔気質の怖い父。

そう感じていた父の背中が、最近小さく感じられて。。。

そんな父から、先日電話がかかってきた。

「元気か？！　造園が暇になったら、３人で来られないか？！」

そんな問いかけに、

「今、いろいろと忙しいのよ。　稲刈りの真っ最中だし、もうすぐ秋芋も始まるし・・・」

素っ気無い態度で電話を切ってしまった。

少しして。。。

義母の親友である、Kさんの言葉を想い出した。

（2005. 9. 10 の日記 『シンデレラ気分。。。』 でも登場した方だ。）

「実家のおとうさん、おかあさんに、悔いのない親孝行をしてあげてね。」

「私が経験したから言うの。

　嫁だからって、いろいろ気兼ねしちゃ駄目よ（笑）」

私の義父 ・ 義母は、やさしくあったかい人。

「うちはいいから、実家を一番に考えてね」

「一人っ子だと解って、嫁に来て貰ったんだから」

そう言ってくださる。

ありがたいなぁ。

今回は、想い切って甘えさせていただこう♪

稲刈りが済んでから、家事にかかる。

夕飯の準備や洗濯物etc・・・、やっつける！！（笑）

主人は青年部の集まりがある為、断念。

息子と２人のお泊りになった。

ここに暮らし始めて６年半・・・今回で２度目の、実家泊だ。

父は、首を長くして待っていた。

「S、よく来たなぁ♪」

娘なんて、そっちのけ。

７４歳で迎えた初孫は、格別な様で・・・（笑）

私の運転で、前から一度行きたかった、

イタリアンレストランへ　GO☆

 間接照明が綺麗で、

地下にある、お洒落なレストラン。

使い慣れない、ナイフとフォークに戸惑う父（笑）

普段は少食な息子も、大人のハンバーグをぺロリ☆

笑いの耐えない、幸せな時間だった。

そして、実家へ。。。

車で眠ってしまった息子を、部屋に運びながら、

あー、こんなに小さい家だったんだなぁ、と。

築４０年 ・ １８坪の我が家。

決して裕福ではなかった。

でも・・・

２３歳で結婚するまで暮らした、大切な家。

帰って来たよ、　ありがと☆

そんな想いを胸に、父 ・ 私 ・ 息子。

３代で過ごした、貴重な一泊。

少しだけ、『想い出』 という親孝行ができたかな？！

みんなに、ありがとう♪