『師走』
日に日に寒さが厳しくなってきた、今年の師走はどこか他人事のように通り過ぎていく、どことなく埋もれていくようなそんな感じだ。・かみさんが、クリスマス・イルミネーションが綺麗だと息子と連れだってドライブに誘ってくれた。毎年の恒例だが、冷たい空気の中に咲く光のオブジェは、夜の景色を綺麗に染めていた。・クリスマス・イブは、息子の作ったケーキを食べながら静かな時間を過ごせた。 ・最近、下肢のリハビリに時間を割いているためか、調子が良いようだ。その代わり痙性・痙縮が強くて、ベットの中でも少し動くと伸びたり縮んだりと忙しい。そのぶん動かせる範囲・量ともに増している気がする。とにかく嫌われ者の痙性・痙縮が出ないことには動きに繋がらないから喜ばねばならない。うまく痙性の動きに合わせて同じ動きを真似したり、補助させることで神経の疏通や、少ししかできない運動の回数などを増やせることができる。・トランスの不調も、体重の減量効果かそれとも下肢に体重を支える筋力が戻ったのか、ずいぶんと楽になった。それと幾分支えとなる脚に頼りすぎ、意識が下肢に集中していたのも原因かもしれない。腕だけでトランスするイメージのほうがいいように感じる。下肢に体重を掛けると、調子の悪いときは支えられず前に崩れていき、上肢のバランスが悪くなりお尻が持ち上がらなくパニックになる。・最近気づいたことは、『とにかく、何でも良いから刺激を与えろ』運動にしても、電気にしても、とにかく刺激することが神経を活性化させること。自動運動に繋がるプロセスになると言うこと。車椅子上で膝伸ばしをするときでも、何もしないときは1セット100回×2セットがやっとであるが、膝のお皿の上の腿をたたくと大腿筋が痙性を起こして膝が伸びる、そして足首も踏み込むようになり痙性が出てきてカクカクするが、それを利用して5セット~10セットをこなせるようになる、最初は痙性だけだったが、いずれ意識して伸ばす事が出来るようになってくる。とにかく常に刺激をしていないと、身体は楽を覚えてしまう、そうすると自分の意志に答えてくれない。 photo by<>