飛ばないボール開発
来シーズン、ホームラン数は、激減することになるだろうか。プロ野球各球団は、来シーズンから、飛ばないボールの採用を決めたそうだ。公認規則の範囲内で、飛距離にそんなに差が出るものかと思うが、ミズノの実験によると、約110メートル級の打球で、約6.4メートルの差が出たという。そこで、ゴム芯の素材を見直して反発力を下げ、飛ばないボールを開発したという。同じ条件で約2.1メートル飛距離が落ちるという。国際試合で使用されるボールは、飛ばないボールのメーカーの物で、ミズノ製よりウールの量が10%少ないので、反発力が小さい。また、縫い糸が麻ではなく綿を使っている、そのため、ヤマが高く、抵抗が大きい。そこで、ミズノは縫い糸についても見直すようだ。メーカーによってばらつきがあるのは仕方ないが、これからは野球も国際化の時代であるし、統一した物であってほしい。