オミクロン禍の本当のところって……。
東京都の30日時点の病床使用率が48,5%となり、緊急事態宣言の要請を検討する目安の50%に近づいています。すわ、緊急事態宣言かとメディアは浮足立っていますが、岸田総理は「現時点においては国としては検討していない」と述べたそうです。 まあ、岸田さんとしては、取り敢えずそう言っておいて、メディアや世の中の反応を窺い、批判の少ない方に決めるのでしょうね。「私の責任をもって、総合的に判断した」とかなんとか言って・・。 TVを見ている限り、「軽症者が多いと言っても、高齢者に感染が拡大しだすと、重症者が増える」「感染者が増えれば、確実に重症者の数は増える」「軽症と言っても、決して、そんなに軽くはない」と警鐘をならす発言ばかりで嫌になります。最近は、「いや、入院者の大半は軽症ですし・・」とおっしゃるお医者さんも出て来ていますが、そういう発言の後は必ず、専門家といわれる先生に、打ち消されている。 実際の「入院者」の実態、自宅にいる感染者の実態って、どうなんでしょTVの映像ですが、感染者が救急車で病院に運ばれるシーンで、70代ぐらいと思われるご夫婦が、二人共スタスタ歩いて乗り込んで、フツーに座って、病院に向かっていました。おそらく、PCR検査で陽性になった 高齢者だから入院だ~ という流れだったのでしょうが、テレビ見ながら「そういう患者さんも多いんじゃないの?」とちょっと思ってしまいましたよ。 病院側としては「急変して亡くなったりしたら、あれこれ言われる」から、ベッドが空いているなら、入院を勧めるでしょうし、感染者も万一のことを思えば、「じゃあ、入院しておこう」となるのではないか・・。 目下のオミクロン株の本当の実態を、知りたいものです。なぜか、テレビは、肝心なことに触れない。 ネットのコメントに面白いのを見つけました。 「一人暮らしの息子のバイト先では 1人、風邪の症状になってすぐにほとんどが風邪の症状。しかし誰もコロナではない。誰も病院行かないから」 思わず、笑ってしまった。でも、そういうケース、増えているんでしょうね。そしてこれが、オミクロンの実態じゃないか、って私は思ったりしてますが。