Vacances tout les temps

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• ☆絵本『はるをさがしに』～早春の汽車の旅～☆

  きのうの日記に書いた昨年の春のちょうど今頃、パパはバスで後から追いかけたがＫＯＭＩＭＩは一足先にママと一緒にはじめての〔のぞみ〕で関西へ向かっていた。大阪では私の父方の叔母にも会い、ＫＯＭＩＭＩは絵本を戴いた。「はるをさがしに」という絵が綺麗なほのぼのとしたものだ。動物や、食べるのが大好きなＫＯＭＩＭＩにそっくりの女の子が雪の町から春の町へとクラシックな客車列車で旅をする。真っ赤なワンピースがかわいらしい。大きな駅は無国籍風の絵だがどことなく中欧・東欧のようなムードに描かれている。ＫＯＭＩＭＩはおばあちゃんにもらった手編みの真っ赤なワンピースを着て帰路、東京行きの〔のぞみ〕に乗った。帰りはママだけでなくパパも一緒。「はるをさがしに」の女の子にそっくりなＫＯＭＩＭＩなのだった。今年もこの絵本を読んで聞かせてやるのにぴったりの季節になった。

  2005.03.15

• ☆ホワイトデーもミニ－ちゃん～去年の東名夜行バスも思い出す～☆

  ホワイトデー、去年は週末だった。ＫＯＭＩＭＩの入園を目前にしてママが里帰りをしていたから私は合流すべく金曜の晩に仕事の後一人で東名を西へ向かった。いちばん安上がりなルートをさがして、電車で舞浜まで行きＴＤＬから大阪梅田まで高速バスを使ってみた。バスは湾岸からレインボーブリッジで都心を横切って新宿でもお客を乗せる。都内走行の時点でもう乗り物酔いをしてしまった乗客の女性がいて、同行の彼氏が添乗員氏に酔い止め薬を積んでいないかと救いを求めたが用意されてはいなかった。かわりに添乗員氏はマイクをつかみ、「どなたか酔い止め薬をお持ちのお客様はおられませんか」と関西アクセントで乗客に呼びかけたがもれ聞こえてくるのは「持ってへんなあ」「せやなあ」なごやかだがみな持参してはいなかった。西新宿の街並みのなかに夜中も開いている薬店が車窓に見えたため結局そこへ下りていって薬を手に入れたように記憶している。そんな庶民的な車内模様を乗せた旅情あふれる夜行バスの旅だった。梅田に着いたら阪急と能勢電車でママの実家へ。ママ、KOMIMI、おばあちゃんの3人にホワイトデーのお菓子で挨拶をして揃って朝ごはんをご馳走になったのだった。さて今年のホワイトデーは月曜だから、日曜の朝、ママとKOMIMIにお菓子を手渡した。去年は手荷物が重くならいよう紙のパッケージに入ったものにしたが今年は、どうせ結構な値段がするならと、後日もランチボックスとして使えるしっかりとした容器のものにした。KOMIMIのには小さくミニーちゃんが描かれている。KOMIMIは受け取るやミニ－ちゃんにチュウ！をした。

  2005.03.14

• ☆ねずみの親子☆

  晴れた日曜日の午後、ＫＯＭＩＭＩの好きなグランドの芝生へKITTYちゃんのボールを持って出かけた。冬場はあまり来ていなかったからちょっと久々である。かなり花粉が飛んでおり二人ともマスク着用だ。私などは息苦しいし決して格好よくないからやむを得ず着用するがKOMIMIはマスクを結構おしゃれなアイテムだと思っているらしい。少々サイズが小さくなって耳から外れてしまうというのでドラッグストアへ行き大きめのものを探すことにした。「花粉症対策コーナー」が設けられており大盛況だ。他にもマスクを買い求める親子連れが群がっている。玩具メーカーから発売されている、ディズニーキャラがプリントされたシリーズもある。すかさずミニーちゃんの柄のを手にしてKOMIMIは大喜びだ。大きなマスクをした我々親子は、まるでねずみの親子のような風貌になった。

  2005.03.13

• ☆A型ベビーカーの対面運転はむずかしい☆

  KOHANAが３ヶ月になった。納戸から乳児向きの「A型」ベビーカーを引っ張り出してきて土曜日のショッピングセンターに家族みんなで揃って行ってみた。「何ヶ月ですか、ああやっぱり、３ヶ月ですね。」同じくらいの赤ちゃんを抱いたママから声がかかったり、「ママ、あかちゃん、かわいいよ、ほら」なんてすれ違い様に男の子に言われたり。そういえばKOMIMIにもこんな頃があったとあらためて思う。それにしてもA型は運転が少々むずかしい。はじめのうちは顔を見ながら走行すると親も子も互いに安心感が得られるため、ハンドルの取り付け位置を前後に反転しての「対面運転」ができる。だがその状態だと重心が進行方向側に遠ざかってしまうため重たく感じるのと、首のまわる車輪がパパママの足元側（手前がわ）にくるから舵取りが感覚的に異なってしまうのが原因だろう。帰りには回転すしに寄った。通路が広い店で、ベビーカーごとKOHANAを隣に止めてボックス席に陣取る。思えば4人で揃っての外食店というと実にこれがはじめてになるのだった。

  2005.03.12

• ☆本格的に飛散開始～レンコン効くかな～☆

  私の仕事は内勤ではあっても、どうしても棟から棟へ、敷地の果てから果てまで仕事で毎日、戸外を歩かねばならない。きのうの夕方５時頃、すっぴんで棟間を歩いてオフィスに戻ると途端にくしゃみの連続に見舞われた。さあ、今年も目薬、アイボン、マスクで装備しなくては。ラジオで言っていたが、一日の中でも飛散のピークは２回あるらしい。１回目は、気温が上がってきて十分に花粉の開く、お昼前。２回目は、気温が下がり、上空を浮遊していた花粉が冷えた空気にのって降下してくる１８時頃。参考にはなるが「花粉がすごいからもう少し待ってから歩こう」なんてわけにはいかないのがつらいところ。でも今年は一気に今週から来週にかけて飛散して、あとは収まっていくとの予報だから長引かないことだけは期待しよう。それから、レンコンは花粉症に効くと「あるある」か何かで言ってたそうな。霞ヶ浦名産のレンコン、私も買ってきました。

  2005.03.11

• ☆「パパ、きょう、いちごっ！」☆

  今週になってからＫＯＭＩＭＩには朝晩寝顔にしか会っていなかった。そこでパパを捉えようとしたのか、今朝はいつもより早く６時前にノコノコ起き出したＫＯＭＩＭＩが開口一番、こういう。「パパぁ、きょうぅ…いちごっ！」「え？ママにきょうのお弁当に入れてもらうの？」「ちがうよ。今うちには無いからね。パパ、きょう帰りにいちご、買ってきて」「う～ん、スーパーがあいている時間に帰るのは今週はムリかな、でもあいていたら買ってくるよ。じゃ、いってくるね。」かくしてきょうも会社を出たのは２２時。車を５分ばかり遠回りすれば２４時までやっているスーパーもあるにはある。この時間だから価格は若干割高だし鮮度も抜群とはいかないが、深夜に持ち帰れる貴重ないちごだ。２３時近く、ひとパックの栃木産「とちおとめ」を手にして帰るとそこには今夜も栃木産のＫＯＭＩＭＩの寝顔が。「パパが買ってきてくれた」としっかり云っといてくれるよう、ママに告げたのだった。忙しい日はもう少し続く。

  2005.03.10

• ☆ファイト、一発、多発中☆

  今週は大事な会議の準備があるうえにいろいろ重なって忙しい。夜１０時まで仕事して、翌朝は５時半おきで家でしっかり朝ごはん。会社に入るのが６時半。栄養ドリンクで気合いをいれる。これ、本当に効くもんだ。１０分もしないうちにシャキッと感じる。２０分もすれば尿が「ドリンク色」にかわる。いかに即効性かを物語る。今週はこのパターンで毎朝ファイト一発を「多発」している。さあ、もうひと頑張りだ！ＰＳ：どうでもいいけど『ふぁいと～』『いっぱぁ～つ』のＣＭは　　もう終了しちゃったらしい。あのイメージは脳裏に焼きついて抜けない！

  2005.03.09

• ☆『見学のできる工場』も旅の素☆

  わが家の壁にはいろいろな地図のポスターが張ってある。筑波の「地図と測量の科学館」でもらってきたものの中にこんなタイトルのものもある。たとえば銚子や野田の醤油工場など、見学させてもらえる工場の場所を関東の地図にプロットしたもの。ちいさな旅心をくすぐられる。埼玉の地球儀を制作している会社なんていうのも載っているが「こうじょう」というより「こうば」と読むのが似つかわしいのもある。近場では取手のキリンビール工場、龍ヶ崎のクリスタル工場にはわが家も家族連れででかけた事がある。年に一度や二度は特別に一般開放される日があるからそういう機会を狙っていけば気兼ねもいらないし、試食や試飲の催し物もあっていっそう楽しめる。日本を訪れる外国からの観光客を誘致しようという、国をあげての"Visit Japan"キャンペーンがにわかに叫ばれだした。「産業を立派な観光資源として生かしていけるはず」とＪＲ東海の須田会長が述べているという。トヨタを訪れる人が引きも切らないという地元の事情をみてのことらしい。つくばエクスプレスも「学園都市の研究所めぐり」で売り込もうという構想をもつと新聞の地方面にはそんな記事も載っている。親子で社会見学、理科の勉強にもなるかな。

  2005.03.08

• ☆事業と、金と、ビジョンの関係☆

  あらかじめ断っておくがニュースネタを評論口調で日記に書くのは私は趣味でない。自分とのかかわりで日々の事柄を書いていくことが好きだ。それが基本スタンスだとしても、どうしても書きたくなる日もある。ここ数日のニュースは金まみれの経営者の姿が際立つ。今朝の新聞のコラムは明快に述べていた。逮捕された西武の総帥一族と引合いに出されることでは定番の阪急の逸翁。歌劇の台本や演出まで手がけ、文化的なビジョンを持っていたとされる。「事業は金が目的ではない、事業を通じたビジョンのために金はあるのだ」と部下たちに説いていたらしい。西武にも社会的なビジョンは少なからずあったはずだと私は思う。土地経営は本領だろうが100%金儲けだけを追及したわけじゃなかろうと信じたい。だがこうなってしまっては、根本が違っていたのは否定のしようもない。私もコクド系のスキー場へは若い頃何ヶ所か行ったものだ。一定に洗練された清潔感と安心感の中で、誰もが気軽にスポーツに接して楽しい時間をすごせる仕掛けがある。事業の結果としてスポーツ・レジャーの振興に果たしてきた文化的な貢献は小さくない。それだけに、あの設備が御一族にとっては独占的な金儲けの仕掛けとしての意義が先に立ったものなのか、スキー場で過ごした楽しい時間は騙された時間だったのか。そんなふうに思ってしまうとなんとも残念でならない。経営者の姿も、我々にわかスキーヤーたちも哀れに情けなく映ってしまう。

  2005.03.07

• ☆山芋すって、いか、桜えび…☆

  これで２週連続、寒い日曜の恒例になったメニューは…パパが芋をすり、ママがキャベツを刻み、ＫＯＭＩＭＩが小麦粉をまぜる。茨城県内産の山芋がおいしい。いかも桜えびもいい味出す。ホットプレートを囲んでふうふう、お好み焼きだ。向こうでＫＯＨＡＮＡがさびしそうに泣く。テーブルを四方から囲めるのは何年後かな。ハイ＆ローチェアを出して仲間にいれてやればいいのだろうね。ちなみに、マヨネーズは邪道。由緒正しい大阪の伝統的なお好み焼きはかつおぶしをたっぷりふって、ソースと青海苔でいただくものとわが家では大阪生まれの親からキビシク教わったのである。

  2005.03.06

• ☆雪だるま５つ！～弟をほしがるKOMIMI～☆

  雪だるまづくりを待ち焦がれていたKOMIMIと、土曜日の朝、雪が解けないうちに「お山の公園」へシャベルを持って繰り出した。５センチほどの雪がありうまい具合にできた。「KOMIMIとパパだよ」と言ってふたりの雪だるまを並べたら、「もっと作ってよ、ママとKOHANAちゃんもね」さらに調子にのって「５つ作ろうよ、弟もほしいよ」ときた。「お雛様とお内裏様だから２つだよ」結局そういってその場は納得させたのだが、「弟も欲しい」とこのごろふたこと目に言うのである。ふたりきょうだいになる際、パパママを独り占めできなくなるのを寂しがっていた事などどこ吹く風、いまでは「早くKOHANAと一緒にあそびたい」と、姉妹つるんで遊べるまでに育つ日が楽しみで仕方ない。すっかり姉貴気分だ。そればかりか「弟もほしいな。そうしたら、男の子のあそびだってうちでいっしょにできるよ。トーマスとか、ブロックあそびとかいっしょにね。パパだってそうなったらもっと楽しいでしょ？」とまでいうようになった。パパとしては軽く聞き捨てていいものかどうか。まじめに考えてやったほうがいいのでは、と迷うところだ。パパもママも若くないし、５人で暮らせるような住まいなんてすぐには手が届かない。贅沢はできないまでもみんなで揃って旅行にいくお金は確保したい。そうしてこそこの子たちにも「ゆーろ★家ならではの経験」を味わわせてやれるのだとパパは信じているわけだ。一方KOMIMIくらいの年齢だと、遠く未知の土地に出かけることに想像は及ばず、パパママと妹や弟をしたがえて近所でわいわい雪遊びなどをする、そういうことに幸せを感じたいのだろう。それはごく自然な事だし、大切な幸せである。この子の可能性・適性にはそういう志向性が合っているということも考えられる。ただ一因として、幼稚園のなかよしの友達にお兄さんがいて、自宅で仲良くあそんでいる話をいつもうらやましく聞いているという背景がある。来月にはクラス替えになるから友達が変わり、環境が変わることで希望も変わっていくかもしれない。両方のすべての幸せを満たすことはできないから二者択一は避けられない。つらい賭けだがママとも相談してウチに合った方向を選択していくことになるだろう。

  2005.03.05

• ☆絵本『しんせつなともだち』と『ゆきのひ』☆

  予報通り、雪は朝の出勤時間帯を前後して半日以上にわたって降り続いた。ＫＯＭＩＭＩの幼稚園は臨時休園。そうもいかないパパはいつもより早い時間帯になんとかクルマで出勤した。雪が深かったら、駅まで歩いて電車やバスを乗り継ぐことも検討したがさいわいそれには及ばずにすんだ。こんな日になると思い出すのが幼い日にふれた２冊の絵本だ。●『しんせつなともだち』…森に住んでいる野うさぎと、なかまたちのあいだで、深い雪でたべものがないだろうと互いに思いやる物語だ。これは私に子供が生まれたらぜひ読ませたいと、ＫＯＭＩＭＩの誕生前からわが家に用意していた我が家の「必読書」。もちろんＫＯＭＩＭＩも大好きで、主人公そっくりの野うさぎのぬいぐるみミミちゃんとともにお気に入りだ。●もう一冊はやはり同じ福音館書店から出ている加古里子さんの『ゆきのひ』。まさに雪が降った日の鉄道の運行を維持するために活躍する人々と、町の人々の暮らしを綴っている。なんとも活きた社会の学習教材なのだった。これは私の場合父が好きで私に与えてよく読んでくれた覚えがある。そろそろこの本もＫＯＭＩＭＩたちに与える年齢に達してきたようだから書店をさがしてみよう。父が私にしてくれて嬉しかったことを、自分が父親の立場になってみると自然と同じようにしているのに気付くのである。

  2005.03.04

• ☆どちらが本当？気まぐれな健康診断☆

  勤務先で毎年恒例の集団健康診断を受けた。血圧や血液・尿検査などは概ね信頼できると思っているが今年は歯科検診で不信感を抱いてしまった。まずは「治療を要するむし歯はなし」と診断された。２年ほど前に徹底的に通院して治療しまくったからこれが正解かもしれない。実は１年前の健診では年配の歯科医が担当で丹念に診られた。その時の結果のプリントアウトを歯科助手風の人が参照する。「先生、昨年は軽いむし歯のなりかけ(C0,C1)が３本あったんですよ。この一年、治療には行かれていないそうなんですけど。」と告げると若い歯科医は気まずそうな顔をしながら再度口内を覗き込んで「昨年と同じです」と、訂正した。果たしてどちらの診断を信じたらいいのだろうか。集団健診の結果が会社から生命保険会社へ渡されていることを考えたらどんな診療科目も結果が「良い目」に出されるほうがいい。だがそれでは本来の目的である病気の早期発見を大きく期待することができない。時間も労力も掛けて毎年受けるのだから、信頼に値する内容であってほしい。

  2005.03.03

• ☆３月２日は『お内裏様の日』！？☆

  「きょうは、おだいりさまの日だよ」早朝から起き出したＫＯＭＩＭＩがなにやらうるさい。「え？ＫＯＭＩＭＩ、１日早くない？ひな祭りはあしただよ」「あしたはおひなさまの日、きょうはおだいりさまの日だよ」「そんな日はないよ～」「だってほら、見て」そういってＫＯＭＩＭＩは冷蔵庫のほうへ駆け寄っていく。冷蔵庫にマグネットで貼り付けてあるのは、幼稚園の給食の献立表。（ＫＯＭＩＭＩの通う幼稚園は、給食の出る日とお弁当持参の日が半々。）３月のカレンダーの日々の枠のなかにその日のメニューを書いてある。それだけでは味気ないからと、季節にちなんだイラストがちりばめてある。３月３日の表示の左右には、おだいりさまとおひなさまのイラストが出ているがおだいりさまは左側に大きくはみだして、完全に「２日」の枠のなかにいる。このせいでＫＯＭＩＭＩは２日をお内裏様の日と決め付けてかかってしまいどう説明したってなかなか納得しないのだ。子供は純粋なだけにいいかげんな作りが思わぬ思い込みの元になる。与えたり目にふれたりする全てのものに注意しなくては。

  2005.03.02

• ☆旅が美しい季節はいつ～私には３月～☆

  ３月になった。私は３月の旅が好きだ。３月に旅して感じる森羅万象が美しい。きのう書いた韓国への旅も、シベリアから欧州への大横断も、３月だった。マヨルカやアンダルシアヘ行ったのもイースターの休暇だった。３月は日本では学年の変わり目だし欧米ではイースターで休みを取り易いから、たまたま３月の旅が多かったという「結果論」的な面もあるにはあるのだがとにかく私は心から３月の旅が好きなのだ。その理由を分析してみると、(1)　北半球では春の訪れにあたる。 　　あすはもっと明るいとの希望を風景も人々も湛えている。(2)　学年・年度のはざまにあり、自分自身が解き放たれて「つなぎ目」のような 　　心理状態にある。(3)　何と言っても「旅立ち」の季節。 　　日本の乗り物では新たな生活へ向かう人と乗り合わせる。ことのほか強調したいのは、(3)である。春、３月には前に向かっていく人の美しい姿・心を感じながらの旅が出来る。今月中にこの話題で続編を書いてみたい。

  2005.03.01

• ☆それは壮大な『北半球環状線』の第一歩だった～「あさかぜ」最後の日によせて・まだ夢は続く～☆

  別れを惜しみつめかけた人々を背に東京駅を最後の出発をする様子がニュースになった。私はその寝台特急「あさかぜ」に乗ったことが一度だけある。大学１年が終わった春休み、手始めに韓国への旅に向かう時だった。手始め、といってもお手軽だったからではない。私には大計画があった。当時から陸路で欧州まで行ってみたいとあこがれていた。「深夜特急」の影響も多分に受けていた。だからまずは、日本海を越えるにも飛行機でなく海陸路で韓国へ渡ろうとこだわった。船が発着する下関までの国内移動も新幹線でなく「下関ゆき」にこだわってあさかぜを選択した。関釜フェリーに乗ってもう一晩、韓国・プサン港へ上陸したのは東京を出た晩から２日後である。さらに慶州、扶余などユースを泊まりながら韓国をゆっくりと北上した。牧歌的な風景が広がっていた。列車でソウルに着いたのは約１週間後だった。当時の韓国にはまだ「民間防空訓練」があった。その旅ではソウルからのバスツアーを使って板門店を訪ねた。アメリカ軍のゲストという立場をとった。その２年後の春、まだソ連だったシベリア鉄道を経由して欧州へ向かい、陸路パリまで行った。さらに２年後の夏、会社に入り赴任していたNYからAMTRAKを乗り継いでLAへ、そのまま北上しシアトルまで到達した。「北半球環状線」は、概略を辿って一周目がこうして形になった。さらに数年後、友人の結婚式で「受付」を務めたときのことだった。新婦側の受付を務めた女性とは妙に感覚の一致があり、何かぴたりと合うものがあった。数ヵ月後に再会、彼女にもAMTRAKでの米国横断の経験があることがわかり話は果てしなくはずんだ。彼女のルートは西から東へ、大きくアメリカ南部をも大回りするルートだった。旅好きの二人はほどなく結婚し、欧州へ赴任した。ロングドライブや飛行機も使ったが、列車の旅はベルゲンやシチリア、アンダルシアやマヨルカ島にまで及んだ。日本に戻って、まだまだ旅をして、そしてKOMIMI、KOHANAが生まれた。いま時代は移り、韓国のドラマが日本を席捲し、寝台特急「あさかぜ」はその使命を終える。だが板門店から北側はいまだにレールが分断されたままだ。私の「北半球環状線」の完乗は、いつの日か韓国のTGVがピョンヤンを突っ切っていく平和が訪れたとき、めでたく迎えられるのだろうとの夢をひそかに抱き続けている。そして未踏のポルトガルやアラスカも目指そう、きれいな環状線を埋め描いて…。そのとき、KOMIMIやKOHANAはどのくらいまで大きく育っているのだろう、一緒に旅について来るだろうか。まだまだ、私の夢紀行は、旅の道半ばである。

  2005.02.28

• ☆熱いお風呂でカゼ治る・ぬるいお風呂では？？☆

  日曜の夕方、パパとひさびさにお風呂に入ったＫＯＭＩＭＩ。長くつづいてなかなか抜けきらない今年のカゼ。この週末も用心のため外出を避けて部屋でＤＶＤを観て過ごした。カゼでお風呂をパスしてかれこれ１０日近い。子供だから見た目にそうは見えないが髪がかゆいといいだす始末だった。お風呂で真っ赤に温まり髪もサラサラ。さっぱり爽やかな顔つきになったＫＯＭＩＭＩ。これでカゼの最後の一息を吹き飛ばして完治できそうだ。ところでカゼとお風呂の関係には各国で諸説さまざまあると聞いたことがある。アメリカの家庭医学では、カゼのひきはじめにぬるいお風呂で撃退するのだと読んだような遠いうろ覚えの記憶。アメリカ人のご家庭では本当にそんなことをするのだろうか。そして効能のほどは？

  2005.02.27

• ☆香味焙煎がとどいたら～思い出すのはドイツの旅の朝～☆

  「日本人はうるさい」という浄瑠璃人形風のＣＭで、味や香りに世界一うるさい日本人向けの「日本限定」と銘打って発売された新しいインスタント珈琲『香味焙煎』。ネスレのメルマガで「３０万人に進呈」とあったので申し込んでいたら昨日とどいた。ネスレの日本本社は意外にも霞ヶ浦に面した茨城県桜川村というところにある。あの欽ちゃんの野球チームの本拠地もあるところだ。来月下旬に合併で「稲敷市」となるのだが。ともあれネスレさんにはそんなこともあってちょっと親しみがある。３０グラム入りの群青色の小さな瓶は見た目にちょっと洒落ている。小さな字で「作法」なる表示がラベルに書いてある。「器に２ｇ（スプーン１～２杯）の香味焙煎を入れて、沸騰したばかりの湯１４０ｃｃをひと呼吸おいて注ぐこと。余計なものは一切加えず、ブラックで味わうこと」とある。なにやら「にほんごであそぼ」的な雰囲気を醸し出す。それでは、ＴＶ朝日「ぽかぽか地球家族」でも観ながら土曜の夕方にうやうやしくいただいてみよう、ということになった。（わかる方にはおわかりですね）作法どおりに、ちょっといい「器」に注いで淹れてみた。結果は…やはりインスタントの域は出ないようであった。それにしてもわが家の場合（いや、パパとママの場合）珈琲のいい香りというといつも忘れられないのがドイツを度々旅したときの小さなお宿での朝御飯である。どのお宿も清潔なダイニングで、山盛りの朝御飯を選び放題食べ放題が多かった。ゆでたまごやら、サラダやら、くるみ入りの重量感のあるパンにハム・チーズを乗せて…その気配がただようのが、コーヒーの香り。うるさい日本人向けのコーヒーよりもあの香りがなんともなつかしいのであった。

  2005.02.26

• ☆おしゃべりへの第一歩～ＫＯＨＡＮＡのコミュニケーション～☆

  腕をくるっと回したりする"体操"をさせ始めてから、毎晩パパの帰宅時にも習慣化、抱っこしてもらうと毎回やるものだとＫＯＨＡＮＡは感じているらしく、パパを見ると腕をふりまわしたりするようになった。「パパとおしゃべりしよう、やあＫＯＨＡＮＡちゃん、おしゃべりしたいこと言ってごらん」そういうと嬉しそうな表情で「ああ～、うう～」と語り返してくるようにもなった。感情のやりとり、会話によるコミュニケーションを取ろうとし始めているようである。

  2005.02.25

• ☆WE　NEED　"ＫＩＳＳ"☆

  カメラの新製品のサイトを開いてみて噴き出しそうになった。「EOS　KISS digital N」の「ＫＩＳＳ」のロゴになんと懐かしいロックバンド"ＫＩＳＳ"のロゴを起用しているのだ！「世界一軽い、デジタルイチガン。」というコピーもKISSのヒット曲「ラブ・ガン」をきっと意識したものだろう、頬が緩む。ＫＩＳＳに扮したメイクの子どもが出演するTVCMがまもなく始まるという。さっそく同僚と昼食時にその話をしたところ、20才代の後輩はＫＩＳＳを知らなかった。彼らには「聖飢魔II」を媒介に出して説明した。ターゲットが30～40才代のつもりならこの宣伝、訴求力のあるいいところを憑いている。こういう宣伝だとママに買替えの相談だって、笑って切り出せて楽しいのだ。小型のデジカメを持っていても、チョコマカと動きの激しい子供のシャッターチャンスを逃さないようにと旧式のEOS　KISS（フィルム式の一眼）もやっぱり併用して持ち歩いている私のようなパパママは多いのではないだろうか。約15％も軽量化が進んだようだし、早いシャッターの「DIGITALイチガン」がそろそろ欲しい。WE　NEED　"ＫＩＳＳ" だ。ついでにＫＩＳＳのＣＤまで聴きたくなってきた。

  2005.02.24

• ☆「オーストラリアはここだよ」～地理への親しみ育てよう～☆

  「オーストラリアはここだよ」地球儀のビニール風船であそびながら正しく豪州の位置を指差して得意そうにKOMIMIがママにそう云った。そういえば、「オーストラリアってどこ？」と訊ねるからパパが地球儀で教えたことがあった。それを覚えていてママに示したわけだ。一昨年、３人で行ったケアンズのコアラの写真が部屋に飾ってあるからいつもオーストラリアを意識しているのだろう。きょうの新聞で、イラクの位置を知らない大学生の率を引合いに出して地理の学習をもっと強化する必要を説いている。海外旅行への親しみは今の若い人達は豊富なはずだから行ったことのある国の位置ならわかるのだろうがイラクといわれてイランやアフガニスタンを指差してしまうような人は結構いそうだ。私などは地理や地図が好きでスキでたまらなかった。どんな教科より楽しみだった。妻もそうだったという。旅好きな者どうしだから当然である。KOMIMIやKOHANAはこの調子ならきっとそのようになっていくに違いない。パパはそれが今から楽しみである。

  2005.02.23

• ☆的中！早耳ママ友の噂～シンデレラには夢でも再会～☆

  そんな情報どうやって知るのかと思うほど「情報通のママ」というのがどこのクラスのママ達の中にもひとりくらいいるものである。過半数割れした参観日にあるママがみんなに触れ回っていた。「来週の火、水、木曜、このクラスは学級閉鎖が決まってるらしいよ」と。月曜日はプロの人形劇団が幼稚園にやって来る「人形劇」の行事が以前から決まっておりこの日は何があろうと開園なのだという「情報のおまけ」もついていた。月曜の朝、風邪が少しぶり返したＫＯＭＩＭＩは３７．２℃。人形劇はどうしても見たいというのでママはＫＯＭＩＭＩを登園させた。帰宅しても３７．４℃。でもとっても楽しんで過ごしてきたそうだ。案の定火曜から３日間、今シーズン２度目の学級閉鎖とのお知らせメールがまわってきた。欠席はひとりふえて１７名に達したそうだ。学級閉鎖の噂を聞いてきたとママにも伝えてあったから、多少ムリしてでも月曜は登園を許した。どうせ３日間静養することになるとの読みができたためだ。噂もここまでピタリと的中するとありがたみがあるというものである。抜け目なく楽しむところはしっかりはずさないＫＯＭＩＭＩは、人形劇で見たシンデレラ姫にその日の晩の夢で再会したといって喜んでいる。それはまた「長い３日間」のはじまりであった。

  2005.02.22

• ☆順調に６キロ。はとポッポ体操してみたKOHANA☆

  ２８００グラムで生まれたＫＯＨＡＮＡは、母乳だけを飲み続けて２ヶ月半、体重はダブルを超えて６キロに達した。ママ、パパ、おねえちゃんが風邪ひいてもＫＯＨＡＮＡは平然としている。ママの母乳が天然の予防接種として抗体をがっちり形成してくれているからに違いない。発育はひとまず順調だから、太らないように運動をさせなくちゃ、というわけでパパが面白半分で抱っこしたＫＯＨＡＮＡに「はとぽっぽたいそう」の振り付けをさせてみたら結構ご機嫌だ。ＫＯＭＩＭＩもけらけら笑いながら一緒にそろって体操。しっかり丈夫なからだをつくろうね。

  2005.02.21

• ☆さよなら哀愁のＤＶＤレンタル店☆

  土曜日、トトロの返却にいったレンタル店に大きな張り紙が出ていた。「2月20日（日）をもちまして…」大物作品がリリースされるという宣伝であってほしいと何度も目を凝らしてしまったが、どう見ても店を閉鎖するとの告知である。このお店、国道沿いではあるが徒歩のお客がふらりと来るような立地ではない。近くに駅も住宅地も学校もないからレンタルには不利な立地だったかもしれない。それでもクルマでならわが家から5分。最寄の徒歩2分の店を通り越してよく通った。週100円の旧作が魅力的で手軽に利用したが儲けはあがっていなかったのだろう。景気の底の頃、この街でも電器店や回転すし屋などが淘汰され、幾つかの親しみある店が街角から姿を消していった。だが、レンタル店との別れは何かそれ以上に寂しさを伴うのだ。なぜだろうか。手ごろな値段でいつでも自分の家と行き来できるソフトたち。店内を見ていると、「これはあのころ借りて観たなあ」とか「今度、機会があったらこれも借りていきたいなあ」、とか思いを巡らせる。つまり「自宅との精神的な距離が近い空間」とでもいったらいいのだろうか。冗談半分でＫＯＭＩＭＩと応募したガーフィールドの巨大人形もいずこへか引取られていった。お店の見慣れたオバサンが、空の展示用ケースを拭いて店じまいの用意を進めていた。さよならガーフィールド、さよならｔｗｅｅｔｙ、さよならトトロ…、さよならレンタル店。

  2005.02.20

• ☆過半数割れでの参観日！気力で復活して登園☆

  朝、ＫＯＭＩＭＩは爽やかな顔つきでけろりと起きてきた。計ると３６．５℃！やるき満々だ。なんという気力であろうか。雨がそぼふり寒い日である。ママはＫＯＨＡＮＡの授乳のために今回は家にのこり、パパがビデオやらカメラやら両手に抱え、ＫＯＭＩＭＩと一緒にいざ幼稚園に向かった。張り切っていくと教室はまだがらんとしていて２番乗り。「きょうはすきな席にすわってね。」と先生。いつもは３島あるテーブルだがきょうは２島しか用意していない。時間がきても、お友達は揃わない。すさまじい欠席率だ。「きょうは、いるひとだけ名前をよびます。」３０人中、出席はわずか１４名。「おやすみ、１６名です！カゼやインフルエンザがとってもはやっています。」先生も父母たちも、寒気と苦笑いが思わず漏れる。人数は少ないがこじんまりと、和やかな雰囲気で参観日は続けられた。色画用紙を切り貼りし、好きな色のマーカーで顔を書き入れて、お雛様とお内裏様の壁飾りを制作した。こういうのは園児それぞれの個性がよくあらわれる。ＫＯＭＩＭＩは作戦タイムをじっくり練った後、さくさく作業していち早く仕上げるタイプ。精密ではないが、自分らしい個性をたっぷりこめた力作が出来上がった。ＫＯＭＩＭＩ、ほんとによくがんばった。帰りに病院でクスリを貰い帰宅すると案の定熱がぶり返したが、この子の気力は褒めてやりたい。

  2005.02.19

• ☆参観前日、ＫＯＭＩＭＩ、３９℃に上昇☆

  「ＫＯＭＩＭＩは３９．２度。座薬打ってねています…」パパの仕事場に昼ごろママからメールだ。「おだいじにね」と返信したがあす土曜の参観日、これでは十中八九、欠席の公算である。２１時頃、帰宅してみると真っ赤な顔したＫＯＭＩＭＩが目をさましたりうなされたりしている。３８℃台まで下りてきているというが解熱剤の座薬も手元はこれで使い切った。「あしたの参観日、いきたいよ。パパ、ママ、きてね。」となんともＫＯＭＩＭＩらしくやる気のほうだけが先行しているが、なんといっても体あっての参観日。ムリしてふらふらの状態を観に行ったとて喜ばしいものでは決してない。観たいのは元気者のＫＯＭＩＭＩのいつもの姿のはずである。あすの行き先は幼稚園ではなくて病院になりそうだとママと話し合いつつ床に就いた。

  2005.02.18

• ☆次々に風邪うつしあい☆

  病み上がりの出社２日め、この間溜まっていた仕事にも取り組んで２１時過ぎに帰宅すると電気の消えた茶の間には白いクスリの袋。ああ、ＫＯＭＩＭＩの名前が！ママ、パパの順で風邪をうつしあい、ＫＯＭＩＭＩもここ数日同じような咳をしながらも元気満々で頑張っていた。パパはそろそろあぶないのでは、と気がかりだったのが的中した。３８．５℃だそうだ。赤い顔をしてすでにぐったりと布団で眠っている。週末には３学期の参観日が控えているのだが…。

  2005.02.17

• ☆早朝震度５-、シャンペングラスが損壊☆

  雪の予報を警戒して早起きを決めていたがそれより早い４時４０分、とうとう来たかと思わせる地震で起こされた。布団のなかでＫＯＭＩＭＩも「怖いよぉ！」とママにしがみついた。ママは阪神大震災を兵庫の実家にいて経験しているだけに、あのクラスのが茨城にも来てしまったと思ったそうだ。それでも身動きできるものではなく、避難経路などを頭に描いていたという。飾り棚のなかでシャンパングラスが１ヶ転倒して割れてしまった。買ったばかりのワイングラスや欧州で買ったブランド品は無事だったのが幸い。それにしても家中、棚からモノが落ちており、そのさまは地震直後のコンビニ店のＴＶ映像に少々迫っていた。私にとってはこれまでの人生で地震で持ち物を損壊したのはこれが初めてだ。避難グッズ、真剣に用意しよう。

  2005.02.16

• ☆ドイツ・オランダ・フランスそれぞれの外国人～寝床で読書～☆

  きょうも風邪が治らない。頭痛のうえにクスリで頭もぼ～っとして何がなにやら。一日の大半を睡眠で過ごした。こんなに集中的に眠ったのも久方ぶりだ。少々マシになってきたところでなかなか普段は読めない本を読むことにした。図書館で借りていた岩波新書2004年8月刊「ヨーロッパとイスラーム～共存は可能か～」。特色も個性的な欧州の３カ国の移民政策、外国人政策の違いを、ムスリム、具体的にはトルコ系移民の各国での待遇や国民感情などの違いを題材に著しているのだが、これを通じて３カ国の特色がなかなか見事に押さえられている。東西統一や旧ナチの記憶と反省が背景のドイツ、自由を尊重し複数の価値の柱を立てるオランダ、契約で同意したら誰もがフランス人になりえるが努力も厳しく問うフランス…私はオランダには２年、フランスには１年住んだしドイツは２時間のドライブで隣国として身近な存在だった。私も短い間ではあるが外国人だったわけだし、そのとき感じたあれこれに思いあたるフシも見出される一冊であった。きょうは布団にころがって、３カ国比較の旅をしたのだった。

  2005.02.15

• ☆おてがみマイブーム・発展編～そういえばバレンタイン～☆

  パパも風邪でダウン。ここ数日咳き込んでいたのがひどくなり、頭痛も。不覚にもバレンタインデーに仕事を休む羽目に。でもママとＫＯＭＩＭＩからは既に連休入りの日にミッキー柄のトランクスのおまけまでついた手作りチョコを受け取っているし、会社でもわが職場はドライで毎年ノーチョコ・ノーホワイトデーが徹底しているので、もらいはぐれるような話ではない。半年ほど前☆おてがみマイブーム☆という日記を書いたのはいつだったか日記を遡っていったら９月３０日のことだった。あの頃からＫＯＭＩＭＩは絵を書きたがりはじめたのだった。あれから半年で成長したものである。絵から字のおてがみへ！さいきんのＫＯＭＩＭＩはまさにおてがみマイブームの第２期。ひらがなのよみは完全マスターし、自分の名前は書ける。意思を伝える文章まであと一歩。まだまだ達筆なのである。それでも毎日書きまくっては周囲のみんなに「はい、お手紙」と配ってまわる。パパ、ママはもとより、幼稚園のお友達、先生、さらには園バスの先生にまであげているらしくほうぼうから「ＫＯＭＩＭＩちゃんおてがみありがとう」というお返事をたんまりもらって帰ってくる。「ＫＯＭＩＭＩちゃん、きょうはばれんたいんでー。だれにちょこれーとあげるのかな。せんせいはね、おとうさんにあげるんだよ。」園バスの先生からこんなお返事を携えてきょうは帰宅してきたのだった。思えば去年のバレンタインデーは、ＫＯＭＩＭＩとママがラジオに出演してパパにメッセージを放送してくれるというビッグなものだった。今年は布団に籠もっての一日だったが、来年はもうちょっとましな日にしなくっちゃね。

  2005.02.14

• ☆トトロはトロールだったんですね☆

  ママが風邪気味だった３連休前半、ＫＯＭＩＭＩを担当して寒風の中グランドに出たパパも後半風邪ひいてしまった。返却日のＤＶＤを返しにいきがてら、帰りは手ぶらでは不安になり（何か借りておけば万一風邪でダウンした際に子守に使えるだろうとの目論見もあり）そうだ、ディズニーもワーナーもかなり見尽くしたから今回はジブリでいこう！と相成った。『となりのトトロ』。昭和３０年代って感じだろうか。もっと前かな、電話機がより一層古い。総タイル張りのお風呂や白熱電球の電気スタンドなどの小道具は昭和の香りがいっぱい。４才のメイちゃんを重ねあわせながら元気者のＫＯＭＩＭＩと並んで観た。お父さんの声は糸井重里さん。昨今は「ほぼ日刊1101新聞」というサイトだそうだがＮＨＫ教育ＴＶの「ＹＯＵ」を思い出してしまうパパなのだった。パパも風邪で腰や背中が痛いからＫＯＭＩＭＩひとりで観てくれ、というとべそかいたのでパパも付き合って観る。内容的にぐいぐい引き寄せられていった次第であった。トトロって何だろう、ずっと謎だったのだが「森の精、トロール」だ。ノルウェーのベルゲンを旅した時のことを思い出した（cf:夢紀行ギャラリー）。

  2005.02.13

• ☆横浜にうれしい同級生誕生の知らせ☆

  パパの同い年の横浜に住む従弟の家族は小学校高学年のおねえちゃんの一人っ子だった。もうひとりほしいほしいと願っていたがもう諦めたように聞いていた。「２月９日、女の子誕生！」連休２日め、パパとＫＯＭＩＭＩがグランドに遊びに出ていたらママに叔母から突然の知らせが入ったという。いやあ、本当にめでたい。ましてＫＯＨＡＮＡの同級生である。親戚に同級生、これは嬉しい。きっと、ＫＯＭＩＭＩが仕切ってしまうんじゃないかな。「ＫＯＨＡＮＡちゃん、銀座にお買い物にいこうよ。横浜の○○ちゃんたちに声かけて！」なんて誘い合わせる姿は十年以上先だろうが…。

  2005.02.12

• ☆今度はＫＦＣのパディントングッズ☆

  わが家はパディントンがだいすきだ。ＴＶの上にはカナダで買ったＥＤＥＮ社のぬいぐるみが鎮座し、壁にはＬＡＷＳＯＮの２００５年パディントンカレンダーを掛けてある。けさの折込広告で、ＫＦＣの指定のフライドチキンセットでパディントンおでかけグッズがもらえるキャンペーンを察知したＫＯＭＩＭＩを連れて、連休初日の１１時半、わが町のケンタッキーへ急いだ。道すがらには吉野家の前を通るが、時ならぬ駐車場の行列を起こしている。事故でも起きたのか警察の姿まであった。大阪では大事故になったというお店が午後のニュースに映り、「あ、近所のお店か」と一瞬青ざめたが全国的にきょうは一日限定の牛丼復活で賑わっていたのだと知った。パディントングッズは全部で６種類ある。きょう選んだ品はトートバッグとペンケース。ＫＯＭＩＭＩはすっかり自分のものにして持ち物を詰め合わせている。あすのお昼ごはんもチキンになりそうだ！

  2005.02.11

• ☆ビデオに収めたベビーバス～ＫＯＨＡＮＡ２ヶ月に～☆

  ひとりめとふたりめの子ではどちらが得なのだろうか。それぞれありとあらゆる論拠がありそうだ。親のほうははじめての子のときのような緊張感に乏しく、２人目にはわかりきったような余裕があるから、小さなことにはあわてもせずのびのびと育ててやれる。その反面、たとえば写真の枚数などは上の子の半分程度にしか満たない。おそらくたいていの家庭でも同様ではないだろうか。気がつけばきょうでＫＯＨＡＮＡは２ヶ月だがＫＯＭＩＭＩのときほどにはあまり写真を撮っていない。そのかわり、反省もこめてではあるがビデオはこまめに撮って残してやろうじゃないかとの方針をママと相談した。ＫＯＭＩＭＩが生まれた頃にはわが家になかったデジタルビデオやＰＣの機材がＫＯＨＡＮＡにとっては生まれたときからあるわけだし。というわけで、先週末にママにベビーバスにいれてもらう気持ちよさそうなＫＯＨＡＮＡをビデオに収録した。おねえさんＫＯＭＩＭＩもちゃんと脇でポーズをとっている。はてさて、兄弟姉妹の上と下、どちらが得なんだろうか。

  2005.02.10

• ☆ディスプレイから脱がせてゲット～例のセーター～☆

  ４日の日記に書いたあのレンガ色のセーター。もう４度目だろうか、仕事の帰りにまた売場に行ってみると、ああ、やられたか！棚から２着とも姿を消しているではないか！だが２着もいっぺんに売れるだろうかとあきらめきれず売場をうろつくと、発見できた。１着はディスプレイに使われたのである。あとの１着は本当に売れたようだ。店員さんにディスプレイからはずしてもらい、買ってきました。おかげで帰宅したらサッカー（06WCアジア予選VS北朝鮮）はもう後半残り僅かなのだった。ＫＯＭＩＭＩとほぼおそろいのペアルックで連休中にお出かけしてみよう。実はママもパパの執念を理解していたようで、「あのセーター買ってもいいよ」というメールが夕方仕事場に届いていたのであった。

  2005.02.09

• ☆波佐見焼の記事～父のこだわりの旅程～☆

  日経に「波佐見焼」の元気な新商品が紹介されている。ペーパーフィルターのいらない陶器製のユニークなコーヒードリップである。穴の開いた２層の陶器を透過してコーヒーが淹れられる。こうした新技術とアイデアで新分野を開拓しているという。私の本籍のある「あの」佐賀にあって、波佐見焼というと華麗な有田や唐津に比べても地味な存在といってよいだろう。正確には波佐見町はたしか長崎県にあるのだが。私が高校生の頃、一回だけ家族揃って佐賀を訪ねて西九州の旅行に行った。父は旅程に長崎、雲仙、島原、有田、武雄のほかに波佐見焼の生産を営む民宿を組み入れた。この年齢にして、私にも父はあのとき滋味というものを教えてくれたような気がしてならない。私の子供たちにもこだわりのメッセージのある旅を今後授けてやりたいものである。

  2005.02.08

• ☆席替えしたクルマで走る～人生ゲームの心地～☆

  きのうのＫＯＨＡＮＡの休日ドライブ・デビューに伴って後部座席にベビー用チャイルドシートが復活、ＫＯＭＩＭＩの「おねえさんシート」がこれまで空席だった助手席に進出し、文字通り「４人家族」仕様の座席配置を整えた我が家のクルマ。私はウイークデイの通勤にもこのクルマを使う。ひとりで行き帰りを運転するわけだが、この席替え後の車室内を見るにつけ、４人家族で走っていくのだという実感とともにハンドルを握る。人生ゲームのコマに４本のピンがささった心地なのである。

  2005.02.07

• ☆ようやく飛行船、KOHANA初ドライブ☆

  あさ10時に間に合うよう、KOMIMIと陸上自衛隊基地をめざした。ＪＲの駅から基地までは臨時のバスで行く。早めのバスに乗れたから座って車窓を眺めながら行く。陸橋を走ると筑波山が良く見えた。「あ、筑波山が見えるよ。あ、トイザらスだ」などと上機嫌なＫＯＭＩＭＩの声が車内で目立ってしまった。乗客の全員がイベントへ向かう人達だからご愛嬌で許してもらおう。バスはゲートを通過して「霞ケ浦駐屯地」内へ進入。思えば自国の防衛施設の中に入るのは初めてのように思う。小学校の遠足か何かで横須賀の基地に行ったことがあったようなおぼろげな記憶はあるのだがはっきりしない。ここは陸上自衛隊だが管制塔や滑走路がありちょっとした空港である。軍事施設が好きでたまらないといった趣向ありありの入場者も散見されるがもちろん、ＫＯＭＩＭＩ世代のお子ちゃま連れもいっぱい。女の子も結構いるいる。飛行船ツェッペリンNT号は南西の方向から飛来してきた。霞ケ浦から荒川沖の上空を旋回して基地の周辺を行ったり来たりする。係留して見物するものと聞いていたが飛行状態のものを見物するのだった。昼時に帰宅するとママも見にいきたいという。暖かいからＫＯＨＡＮＡも乗せて初ドライブをしよう、ということになった。納戸からチャイルドシート取り出し、ベビー仕様で取り付けて、ＫＯＭＩＭＩのおねえさん用シートは助手席に移動だ。基地のすぐそばのドラッグストアの広い駐車場に入ってクルマをとめた。ＫＯＨＡＮＡは暖かな午後の車内で気持ちよさそうに寝ている。窓の外をふんわりぷかぷかと、白い大きな飛行船が何度も通りかかった。※ツェッペリンＮＴ号の土浦来航のいわくについては2004-11-23 の日記参照。

  2005.02.06

• ☆強風とTWEETY～ツェッペリン号なお未到着～☆

  きょう、土浦に到着するドイツの飛行船の歓迎行事が霞ケ浦の総合公園で行われている。きれいな青空が広がり、北風の吹く中をKOMIMIと行ってみたら肝心の飛行船は来ていない。強風でけさの離陸が遅れているためだという。ステージで「愛・地球博」のキャラクターの着ぐるみが踊っているのみ。大勢の観客に混じって町おこしの「カレー」を手にしたものの、野外で食べるには寒すぎて、クルマに戻ってKOMIMIと食べた。あっという間にぬるいカレーになっていたが車内の暖かさを心地よく感じた。会場を後にして、「DVDやさんに寄ろう」というKOMIMIのお目当てはTWEETYだ。レンタル屋さんにおいている短編集は３枚とも既に観てしまったので、今日は長編を借りた。題して『TWEETYの80日間世界一周』。イギリスを振り出しに、ヨーロッパからアジア、アメリカと世界を80日で飛んで回るTWEETYのロードムービーになっている。現実の飛行船はまだ来ていないが、TWEETYは軽々とTVの中で世界をとびまわった。

  2005.02.05

• ☆バーゲン・ウォッチングはつづく☆

  駅前にある大規模店舗は関西資本だけあってバーゲンになると大胆に値引きをする。関東資本のハトのマークのお店などでは到底考えられない根性なのである。この店の棚にある冬物衣料はまだまだいいアイテムがあるのだ。メンズ売り場で発見したのがKOMIMIに先日買ったのとそっくりのレンガ色のセーター。思いがけず「親子ペア」にできそうなやつだ。いま２枚が棚にあるから１枚だけになるまで少々「待ち」だろうか。もう1～2段階の価格下げもあり得るので全く目が離せない。何度も売り場に通ってしまいそうだ。

  2005.02.04

• ☆恵方巻より豆撒き☆

  ここ数年で全国的に広まった「恵方巻き」。大阪には親戚が多いがそんな風習は聞いた事もないと口を揃える。巻寿司はキライではないけれど、節分に食したという経験はない。恵方巻きをめぐっては「営業戦略の成功例」のように報道されている。海苔や寿司の業界で販促アイデアとして商品化されていったという。だがまだまだ風情を感じるような、定着した季節の行事とは思われない。俳句の「季語」には果たしてもう載っているのだろうか。節分には豆まきこそ似つかわしく風情がある。わが家ではKOMIMIの撒いた豆が畳の上にころがっている。３日間も家でぬくぬく暖まったKOMIMIの顔が福福しい。鬼のようなかぜ、インフルエンザよ、こっちへ来るな！あすはようやく幼稚園のクラスが再開される。※お寿司屋さん各位、他意はありません。

  2005.02.03

• ☆学級閉鎖２日めのあさごはん～パパはどこいくの！？～☆

  ただでさえＫＯＨＡＮＡの授乳などで昼も夜も大忙しのママにとって３日間ものＫＯＭＩＭＩの学級閉鎖は災難だと憤慨している。このごろの子はちょっとのことで風邪をひきやすい！１０人もお休みだなんて、と。どうにかこうにか１日めは家でおとなしく過ごしたらしい。「おかあさんといっしょ」を朝も夕方も観て、ママといっしょにフルーツゼリーを作ってたべたりしているうちに１日が経った。ほっ。学級閉鎖２日めの朝を迎えた。幼稚園や外で遊べず体力を持て余し気味のＫＯＭＩＭＩがパパと同時に６時にのこのこ起きて来ていっしょに朝ごはんだ。「パパどこいくの？！」との珍問。自分がお休みのときは世の中も休日だとの大真面目な思い込みだ。「パパは会社だよ。きょうお休みなのはＫＯＭＩＭＩのクラスだけなんだよ。いってきま～す」

  2005.02.02

• ☆まさかの学級閉鎖☆

  「３回（３日間のこと）お休みだよ」ＫＯＭＩＭＩの幼稚園で風邪とインフルエンザが猛威をふるいだし、月曜はクラスの３０人中１０人が欠席したというのだ。２月１日～３日はＫＯＭＩＭＩのクラスが閉鎖と決定された。３日に予定されていた行事「豆まき」のために工作していた、鬼のお面や豆をいれる枡のかわりのケースなどを持ち帰ってきた。「どうかご自宅で一緒に豆まきをしてください」という園からのプリントを添えて。不意に、思いもよらず、元気満々のＫＯＭＩＭＩを３日間も家に抱えて過ごす３日間の始まりとなった。

  2005.02.01

• ☆気がつけばグランドの梅が咲いて☆

  週末よく出かける近くのグランド。ＫＯＭＩＭＩは走り幅跳びの砂場で泥団子を作るのが好きなのであるが、きのうの日曜は冬の青空の下、球音が響き全面賑わっていた。そんなわけで運動公園をとりまく遊歩道をぐるっと散歩してまわった。気がつくと梅が咲き始めている。紅梅、白梅それぞれにきれいだ。２月に入ってややすると水戸の偕楽園をはじめ筑波山の梅林などは年間随一の観光シーズンを迎えるわけだ。北風は冷たいが春は着実に近づいている。

  2005.01.31

• ☆ワンちゃん！ワンちゃん！まるで昭和の子☆

  「お山の公園」で芝すべり。もう午後もだいぶ周ったが陽が長くなってきて青空はまだまだ明るい。この公園には寒い中でも愛犬を散歩させるひとたちがひきもきらずに立ち寄っては一呼吸入れていく。「ワンちゃん、ワンちゃん、ワンちゃん！」などと声を上げながら犬と主人のまわりを駆け回るＫＯＭＩＭＩ。「おねえちゃん寒いのによく遊んでるねえ、なぜなぜしていいよ。おとなしいからね。」などと、飼い主のほうからも声がかかる。確かにいまどきこんなに人懐っこくて元気なこどもをあまり見かけなくなった。だから我が家ではこんなＫＯＭＩＭＩを「昭和の子」と呼んでいる。そんな素直さを大事にしてやりたいものだと願いながら。

  2005.01.30

• ☆赤坂見附から欧州へ～鉄道旅行説明会～☆

  「ヨーロッパ鉄道旅行特別説明会」と聞いては居てもたってもいられない。メルマガを見て即答で申込んだら、私のメルアドが"eurostar"なのが奏効したか高倍率を突破して案内状をゲット、いよいよきょうがその当日だ。ママとＫＯＨＡＮＡを家に残し、ＫＯＭＩＭＩを従えて赤坂見附までお出ましである。少々こだわりと高級感のある旅行会社の主催ではあるが、講師は「鉄道専門家」なる親しみの持てるお方。ネットでの有名人との事だ。現地ツアーオペレーターの出身で欧州各国の国鉄とのコネクションが太いという頼もしさ。参加してみると案の定、楽しい！詳しい！ムード満点！すばらしい情報がいっぱいだ。KOMIMIがうろちょろするがひざに抱えて必死でメモをとる私。スイス氷河急行の食堂車が今年限りだとか、イタリアのETRの車種を時刻表から判別する方法、eurostarは年内に全車の内装を一新するとの情報も得た。私自身も、気分はすっかり昂揚していた。さしあたり帰りの銀座線はMETRO、フレッシュひたちがeurostarの代わりなのだった。わが家の食卓では今、きょう配られた「ヨーロッパ鉄道旅行卓上カレンダー」のクライネシャイデックの雪山をゆく登山電車の写真が踊っている。

  2005.01.29

• ☆関東平野に降る雪☆

  平日の朝は６時に起きる。まだ外は暗いのでカーテンを開けることもなく数十分を着替え、朝シャワー、朝ごはんとせわしく過ごす。さあて、クルマのフロントガラスは凍結してるかな、ペットボトルにお湯を詰める必要、あるかな、そう思いながら朝刊を取りがてら扉をあけると、あれれ、雪！～これは１月２６日のことでした。「過去の天気」で検索したらようやく確認できたけど、意外と載っていないものですね。～なんとかクルマの屋根やボンネットを除雪して出勤。そのまま凍結や積雪になると帰宅時に車を乗り出せないかと思われたが、心配をよそに昼ごろには青空の下キレイに地面が現れたのだった。関東平野のどまんなかに降る雪はたいていはこんな感じだが、油断は禁物との心得だけは忘れるまい。

  2005.01.28

• ☆ＪＡＺＺ　ＢＡＲ遥か☆

  米国系某エアラインのツアー会社からメルマガがよく届く。サッカーワールドカップや甲子園のトトカルチョを開催したりする楽しいサイトなのだ。きょう届いたメルマガのコラムにはＪＡＺＺ　ＢＡＲが出てきて、なんだか不意に旅心をソソられた。文中に出てくるのは東京の店のようなのだが、ＮＹで昔行ったライブハウスなどを仕事中に思い出してしまった。このメルマガ、内緒だが自宅と職場の両方のＰＣに届くので…。低コストにしてムードで仕掛けるＮＷ航空さん、したたかなもんだ。

  2005.01.27

• ☆きけんなカニスキ☆

  帰宅してみると平日なのに珍しく食卓に鍋が。ＫＯＨＡＮＡの産前産後に大活躍してくれた「ママのママ・パパ」からカニが届いたのだ。城崎温泉にいっていい骨休めをしてきたので我が家にもカニのおすそ分けをおくってくれたというわけだ。ＫＯＭＩＭＩとママは既に夕食を済ませており、だしを暖めなおしてパパの晩ご飯だ。ひとりで鍋では少々さみしいが、ＫＯＭＩＭＩがつきまとっている。手づかみであつあつのカニを取り出すと、あっちっち。だしのしぶきがＫＯＭＩＭＩの顔面に飛んだ。あぶなっかしいったらないのである。

  2005.01.26

• ☆あれ？もう２月のおはなし会のスタンプが☆

  ＫＯＭＩＭＩが散らかした部屋を親子でよってたかって片付けていたら、先日、図書館とはしごで行った書店のおはなし会の出席カードがちょろりと出てきた。あれれ？１月からはじめて行ったばかりなのに、２つ目のスタンプが「２月」の欄にももう押してある。そんなはずないよなあ。よくよく見ると、２月の欄に押されているのはアンパンマンの顔と「たいへんよくできました」の文字。あ、これはうちにあるスタンプ。ＫＯＭＩＭＩが自分で押したんだな。まったくお茶目なＫＯＭＩＭＩめ。

  2005.01.25

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