Vacances tout les temps

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• ☆いっしょに肩たたき？子供ってむずかしい☆

  就寝前、ママが腰をマッサージして欲しいと訴えた。お腹も随分張り出してきた。重心が前へ移動しており腰に負担がかかるようだ。うつぶせのママの背中をパパが指圧。ツボをつかむと気持ちいい。するとＫＯＭＩＭＩもおせっかいなことにパパの背中の肩叩きを始めた。まるで「大きなカブ」の図だ。これでは私は指圧にいまいち集中しきれないし、せっかくの肩たたきもそれほど気持ちよく味わえずになんだかもったいない。そこでＫＯＭＩＭＩを制止したところＫＯＭＩＭＩは突然泣いてしまった。おせっかい大好き、みんなで一緒が大好き、ちょっと勝気なＫＯＭＩＭＩだけにこれはまずかった。４人家族になったらこのあたりのコントロールも複雑化しそうだな。ＫＯＭＩＭＩはとても「いいやつ」なだけに。

  2004.09.22

• ☆ぶどう園の小さなリピーター☆

  「こんどはパパとママといきたいな」楽しかったぶどう狩り遠足のあとしきりにそう繰り返したＫＯＭＩＭＩ。これは連休中に３人で行かなきゃ、と私の予定に織り込んでいた。幼稚園からもらっていた日程表で場所を調べると、八郷町のかなりの奥地。手前の千代田町でも観光ぶどう狩りは盛んだが、どこか俗化していてせわしない。道に迷って、日本の原風景そのものの農村の細道を探し求めて辿り着いた。まるで昭和の始め頃から何一つ変わっていないような大きな農家だった。ＫＯＭＩＭＩの幼稚園の名前を言うと、おばさんもおじさんもおばあさんも歓待してくれた。ＫＯＭＩＭＩは大好きな巨峰をたべまくり。パパにとって殊の外嬉しかったのは、これまで親が連れて行きたい、見せたいところへ連れて行くことはあっても、ＫＯＭＩＭＩに連れられて素敵なところへ出かけられたのはこれが初めてだった点である。ＫＯＭＩＭＩは小さな、力強いぶどう園のリピーターとなった。

  2004.09.19

• ☆秋のカーペットしよう～公園の落葉をあつめて～☆

  ３連休だよ、どこへ行きたい？そう訊ねると「運動公園」という答え。パパとＫＯＭＩＭＩにとっての毎週末の定番コースではないか。ＫＯＭＩＭＩが求めているのは特別なことじゃなくて、楽しいいつもの時間なのだろう。リクエスト通りさっそく初日は運動公園へ。蒸し暑さのなかにも秋の風が吹き込んできて、木々からは黄色や赤の落葉が路面にはらはらと舞い降りている。初秋の気配がいっぱいだ。ＫＯＭＩＭＩは「カーペットしよう」といいながら綺麗な落ち葉を何枚もひろいあつめた。「ぐりとぐらの1ねんかん」という絵本に今はまっているＫＯＭＩＭＩ。その秋のページは落葉を集めて森のカーペットにする絵に覆われているのである。PS:帰りにＧＳで洗車（クルマシャワーと呼んでいる）。浅間山からの火山灰がここまで届いていたように思えた。

  2004.09.18

• ☆泣かせる絵本に即行帰宅☆

  忙しかった会議の連続も一段落、きのうときょうは研修の講師を務めた。２日間まるまる立ち仕事で声も嗄れ、体力的には疲れるが人にものを教えるというのは大変だが楽しい仕事である。ひさびさに早めに勤務先を出て書店に立ち寄った。ＫＯＭＩＭＩに絵本でも買って帰ろうか…そう思って児童書の書架を何冊か漁るうちにタイトルが「おとうさん」なる作品を発見。ＫＯＭＩＭＩくらいの女の子を原っぱや森へ連れてってくれるおとうさんとの心温まる親子の交流が繰り広げられ、なんだか親近感が沸いた。きょうはこの本を買ってってやろうか、と半分決めながら後半まで読み進むと「そ、そんな…」というくらいかわいそうな真実が…女の子とおとうさんが次に訪ねたのは「おかあさんのお墓」の前だった。この子と一緒にいてやれるのは唯一おとうさんしかいないという真実であった。悲しい顔を見せたりしたらおとうさんは自分よりもっと寂しがるだろうからと笑顔の女の子、健気だ。親子は二人で次に海辺に向かう。なんだか目頭があつくなった。こんなところで油を売っている場合じゃない。忙しかったのも一段落したのだから、一秒でも早く、ＫＯＭＩＭＩとママと３人の時間に突入するのが一番大事なことではないか．．．そう思った途端、その本を書架に戻した私は足早にＫＯＭＩＭＩの待つわが家へと急行したのであった。

  2004.09.17

• ☆ＮＹ免許事情、今昔物語☆

  昨晩は、ＮＹへ転勤がきまっている某君への送別会だった。小粋なビストロ風の小店を借切っての半立食ふうのいい感じ。ＮＹに１年ほど前までいた某氏がいろいろとおせっかい話をきかせてやっているところへ私も黙っていられずついつい余計な横槍をはさむ。いまはＮＹ州で運転免許を取るにも路上試験などかなりの負担を強いられるらしい。ひと昔以上まえの私の頃は、ゲーム機のような端末に向かってＹＥＳ／ＮＯの回答ボタンを５～６回押しただけで合格、日本の免許から書き換えが完了できたといった類のただの昔話。それだけで済ませればいいものを、「その後も国際免許も持っていると便利なんだよ。高速でスピードオーバーで制止された際に見せたらやさしく私はこういわれたんだ。『アメリカではね、５５マイルが上限なんだ。覚えて置くように。気をつけて、行ってよし！！』」これからのＮＹ生活に向けて期待と不安に答える場にしては、おちゃらけた話をしたもんだ。というわけで、仕事で忙しかったのは夕方までで、あとはこんな楽しい小宴だったのである。

  2004.09.16

• ☆『パパ、きょうははやく帰って…』☆

  『パパ、きょうははやくかえってきて！』甘えっ子ＫＯＭＩＭＩが朝起きるや開口一番、出勤の支度に慌しいパパに向かって言った。『あ、きょうまではムリだな』期待させてもいけないからはっきりそう言ってしまった。すると顔の相をみるみる崩してママのほうへしがみついて泣いてしまった。今週これまでずっとＫＯＭＩＭＩが寝静まってからの帰宅が続いている。大事な会議が続く忙しい時期はあるんだよ。ママに聞くと、ＫＯＭＩＭＩは昨晩オヤスミ前に「あしたの朝、パパに今日は早く帰ってきてとお願いしよう」と決めていたらしい。ともあれ、「今度は週末３連休だからたっぷり遊べるよ」そう言ったらすぐにけろりとしているＫＯＭＩＭＩなのであった。

  2004.09.15

• ☆旅の絵本、ふしぎなえ～つくばで安野光雅展～☆

  こんなに幅広く多芸な画家だとは思っていなかった。ＮＨＫによく出演する、欧州のいなかの風景が得意な水彩画家としか思っていなかったのだ。だから彼の展覧会がつくば県立美術館に来ると知ったとき、絵本「ふしぎなえ」がデビュー作であったことを知って、点と線が不思議につながったような気分だった。ドイツのいなかの丘陵地帯の絵、スペインの田舎の村の結婚式、まるでそこを旅しているような気分にさせてくれる。ＫＯＭＩＭＩは、ふしぎなえは勿論、ＡＢＣのほん、そのほかの造形物であそんではしゃいでいた。ちょうど入園前のサークルで一緒だった友達の男の子も来ていてなかよくやっていた。その間にパパママは風景画の鑑賞である。管楽器２本編成の簡単なミュージアムコンサートもあった。これは用意された席で聴くよりも、ヨーロッパの絵を見ながらＢＧＭとして聴くのがよさそうなのだった。ＫＯＭＩＭＩに「ふしぎなえ」の絵本を買おう。

  2004.09.12

• ☆トノサマバッタの緑と茶色☆

  ぶどう狩り遠足はたのしかったらしい。KOMIMIはパパとこの夏お馴染みになった「せみのぬけがら」を集めたりもしたという。男の子の友達にはトンボを採る子もいた。「パパ、せみとりにまた行こうよ」と楽しそうに言う。「せみは夏がすぎたらもういないよ。声がしないでしょ。かわりに、バッタをとりにいこう」というわけでバッタが山ほど飛び交っているつくば市茎崎の高崎の森付近へ向かった。いるわいるわで大喜びだ。いつものことだがKOMIMIは昆虫をこわがりもせずに手づかみで網から取り出す。「バッタさん」「トンボさん」なんて話しかけている。ところでトノサマバッタの体の色には緑のものと茶色の２種類があるとされる。都市化するにつれ緑から茶色にシフトしていて、最近は緑色が減っているのだと教育TVで言っていた。幼児期を都市部で育った私がたまにみかけたのはもっぱら茶色だったがこの近辺では緑色もぶんぶん飛んでいる。茨城には自然のきれいな姿がだいぶ残っている。

  2004.09.11

• ☆夢か現実か、プロ野球と鉄道会社☆

  電車内にスター選手のポスターや試合日程が掲示され、勤め帰りの駅に下りると「わがチーム」の戦いぶりを確認できるスコアボードが更新されている…かつてファンと鉄道球団の一体感に満ちたそんな沿線風景があった。私も少なからずファンであった阪急ブレーブスがオリックスに売られたあのときの寂寥感を忘れないが、今回は近鉄ファンだけの問題でなく国民的な関心を呼ぶ。娯楽も豊富に多様化し、スタジアムまで応援にいくファンが減り経営は苦しいだろう。「鉄道球団」というスタイルにこだわる私のようなファンのただの夢とノスタルジーか。ロッテを吸収なんてしなくていいんだから堤さん、せめて「西武ライオンズ」を大事に守って下さい。

  2004.09.10

• ☆「茨城へ快適な旅を」～特急券、売れた～☆

  JRフレッシュひたちの特急回数券は４枚売り。正貨より４割もお得だからペアで往復するならまちがいなくお勧めだ。先日のKOMIMIとママの里帰りの際、ママの往復とパパの復路で都合３枚使用して１枚あまっていた。有効期限も迫った先週末、ヤフオクに出してみたら東京都内のかたに無事に引き取ってもらえた。それだけでも嬉しいのだが、メモを同封して「茨城へ快適なご旅行を祈ります」と添えたら、評価の記入で「出品者の人柄で心温まる」云々とおもはゆいコメントをいただいてしまった。こんな小さな出来事があるだけで、旅行代理店のセールスなんぞ少々やってみたいなと思ってしまうのであった。

  2004.09.09

• ☆なるほど暴風ピーク。ぶどうよ、しっかり☆

  深夜零時がこのあたりでは暴風のピークとの予報どおりここ１０分まえあたりからひときわ強まっている。すでにスヤスヤのKOMIMI。あすは幼稚園の「ぶどう狩り遠足」なのだ。大好きなぶどうをとりまくっている夢を見てるかな。行先は筑波山の向こうののどかな八郷町。ぶどう園でも吹き荒れているだろうがあすKOMIMIたちの口にはいるまで、しっかり台風に耐えてぶら下がっていてくれよ！

  2004.09.07

• ☆「英国鉄道時刻表」わが家に一冊とどく☆

  アガサ・クリスティー「ＡＢＣ殺人事件」のモチーフとなったイギリスの鉄道時刻表。このほど日本版が発売になった。「ヨーロッパ鉄道メールマガジン」の読者10名にプレゼントとあったのですかさず応募したら当選。1週間もせずに宅配で届いた。実は日曜の夕方ＮＨＫで放映しているアガサ・クリスティーのアニメはＫＯＭＩＭＩの最近のお気に入り。家族そろって楽しみに観ている。時刻表や鉄道ミステリーならパパは興味をそそるし、ママも欧州調のアニメとあってＴＶの前に来る。もっともＫＯＭＩＭＩの場合、名探偵ポワロの事務所で働いている女の子と彼女がいつもバスケットにいれて連れて行くあひるがカワイイというのが興味の中心なのだが。

  2004.09.05

• ☆わいわい、あやつり人形、そしてピノキオ☆

  ママのリクエストでイオン成田ＳＣへショッピングに。ちょうど「あそびの学校」なるイベントが幼児むけに開催されていてきょうは白木のあやつり人形にすきな色をあれこれ塗ってみようというもの。先着６０名ときき早めに昼ごはんをとってクルマをとばしたが難なく受付ＯＫ。身長２５cmくらいのマリオネットにカラフルなペン型のポスターカラーで好みの色をつけていく。KOMIMIの選択で顔はピンク、手はしろ、手足は青・赤・黄など…。目と鼻をブラウンで描いてちょっとした欧州製の玩具顔負けの出来映えになった。ひもをひっぱると手足をあげて「わい、わい、バンザイ」のポーズをとるあやつり人形。KOMIMIはひもを強く引っぱりすぎだ。SCの大きな本屋さんは絵本も豊富。ピノキオの絵本を買った。ぴったりすぎるかな。

  2004.09.04

• ☆おねえさん宣言か？それともこれは甘えっ子宣言？☆

  Ｋ『パパあのね、ママのおなかの中にあかちゃんがいるんだよ。』パパ『ああ、そうだよ。ＫＯＭＩＭＩの妹かな、弟かなあ』Ｋ『あかちゃんが来たら、ＫＯＭＩＭＩがお世話するんだ。　　ママはあかちゃんのお世話はしなくていい！』パパ『すごいや。ＫＯＭＩＭＩはおねえさんになれるね』Ｋ『もう、なったよ！』生まれるまだまだ前から、すごい張り切りぶりである。ゆうべパパ・ママ・ＫＯＭＩＭＩで川の字になって寝ようとしているとき、ＫＯＭＩＭＩが早くもこんなふうに高らかに宣言した。けさになってママに聞くと、昨日ママがきちんとした説明をしてやったらしい。新学期になったし、弟や妹がいる幼稚園のお友達とも毎日おしゃべりをするからだというのだが、それにしても一見力づよそうなこの宣言、よくよく考えてみると『ママに甘えるのはこのわたし』というふうに聞こえなくもない。

  2004.09.02

• ☆これって、ディズニーシー？？☆

  噴火の映像を見るやKOMIMIはこう訊く。浅間山のニュースがパパ帰宅の時すぐＴＶに映ったからだ。そういえばディズニーシーに行った時、ご機嫌なKOMIMIが唯一キライだと言っていたのが「お山の爆発、こわい～！」なのだった。今日は同じような反応をした子がきっと全国にいっぱいいるのではないかな。

  2004.09.01

• ☆台風一過、夏休み最終日☆

  約束は夏休み最終日になった。就園前によくあそんだ近所の男の子とママ友を転勤先の土浦に久々に訪ねる日だ。早朝から猛烈な台風の突風でパパはベランダの植木鉢やバケツを室内に取り込んだ。常磐線は取手-土浦間で遅れが出たと出勤時のラジオで聞いたが台風の足は速くて天候はすぐに回復。残暑の厳しい日になった。違う街に住む旧友どうし、夏休み最後の日をきっと楽しく過ごしたことだろう。あすから幼稚園の新学期だ。

  2004.08.31

• ☆蓬莱・スタバ・新大阪☆

  川西池田駅でおじいちゃんおばあちゃんとお別れ。KOMIMIは窓越しに涙。楽しかったね。JR宝塚-京都線から新大阪駅のコンコースへ上がるとそこには蓬莱がある。きのうあれほど食べまくったばかりなのに、ほかほかのシュウマイと豚まんを買い込んで乗ったのぞみで３人ぱくついた。スタバのアイスアメリカンもこれまた美味い。蓬莱は独特のニオイがまわりに漂うが、この楽しみはやめられないね。お土産のチルドを携えているだけでも明らかに漂うこのにおい。京浜東北やフレッシュひたちに乗り込んでもKOMIMI一家とともに大阪の余韻がくっついてきた。

  2004.08.29

• ☆くいだおれ・およばれ三昧☆

  朝の伊丹は日が差して蒸し暑かった。KOMIMI、ママ、おじいちゃんおばあちゃんがお迎えに来ていた。その足で川西阪急へ。おいしいケーキがたくさん。洋梨のタルトを購入。おばあちゃんはおいしい牛肉をたっぷり調達してくれてお昼はしゃぶしゃぶをいただいた。クルマを借りて午後から豊中へ私の大好きなおじおばの家を訪問。KOMIMIを待ちかねて歓待してくれた。晩ご飯はご自慢のロースとビーフをたんまりといただく。鱧（はも）まで用意してくれたのだがお肉ばっかりたらふくご馳走になってしまった。KOMIMIときたら「ぶどうの色が違う！」と正直に叫ぶもんだからちょっと恥ずかしかった。マスカット系は関東ではポピュラーではなく、普段わが家の食卓には上らないのである。関西の美味をおよばれ三昧。きょう一日で３人ともむっちり太ったようだ。

  2004.08.28

• ☆あすは伊丹へ～梨と巨峰とマープルと～☆

  準備は整った。帰省しているママ＆ＫＯＭＩＭＩのところへ朝のＪＡＬでいくよ！伊丹まで迎えにくるそうな。チケットはおととい成田で発券してもらったし、台風１６号もまだ運航への影響はなさそうだ。茨城のおいしい幸水梨と巨峰を鞄に加えて準備は万端だ！日曜の夜のＫＯＭＩＭＩの好きな『ポワロとマープル』を録画予約するのを忘れずにっと。当サイトの１万アクセス到達は、私の関西滞在中に出るのかな、それとも出発前に今晩か？？

  2004.08.27

• ☆ゆうがた成田へショートトリップ☆

  わが街から最寄の空港、それは羽田ではなくて成田だ。ノー残業デーのきょう、５時きっかりに会社を出て車を東へとばす快挙にでた。一般道を４５分でスイスイ成田市街に到着。イオン成田の広～い駐車場に置くのがミソだ。ネットで調べておいたＳＴＡＲＢＵＣＫＳ前のホテルバス乗り場は難なくみつけられた。アジア系の観光客らがすでにたむろしてバスを待っている待っている。彼ら彼女らに混じって１７：５０発のホテル行きにＯＮ　ＢＯＡＲＤ！空港周辺のホテルは、空港往復はもちろん、成田市街往復の無料バスを運行している。だからホテルをハブにして２本のバスを乗り継ぐと気軽に空港へ行ってこられるという勘定だ。複数のホテル同士で「共同運航」してるから同一ルートの本数だって結構ある。某ホテルで下車するとちょうど空港行き１８：０５発が出発するところで効率よく乗継ぎ成功。こちらの乗客は私ひとりだけ。検問所では気分満点に持参したパスポートを見せた（笑）。いかにもこれから出張か、あるいはお仕事に向かう添乗員風に見られたに違いない。会社帰りで持っていた黒のショルダーバッグがいかにもそれ風なのである。「航空会社どちらですか？」と運転手に聞かれたので「第2の南です！」と通ぶって答えた。１８：２０には第２ターミナルへとうちゃ～く。空港での用事は素早くすませられたので１００円インターネットに腰を下ろす。主に外国人が本国へメールするためのものらしくて日本語変換や￥のキーがないやつだった。到着階へ下りて再び逆コースで空港～ホテル～市内ＳＣへとバスの旅。露出度の高い夏のカジュアルウエアがセクシーなスタイルのいい外国人が多数乗り込んできた。投宿した外資系エアラインの乗務員たちが「アフター乗務」を楽しみにニホンの町へ出てみるのだろう。ＪＲ成田駅前の繁華街で下りて行ったから、外国人の多いＢＡＲなどに繰り出したのかな。成田は「港町」であるとともにそれ以前からの「門前町」だ。だから市街地にもえもいわれぬ日本情緒が漂っており、バスはそんな車窓も垣間見せてくれるので遠回りでもちいさな旅だと思えば得した気分になれる。ホテルから１人で乗車してきて文庫本を読んだり携帯をチェックしたりしていた上品な感じのＣＡ風の日本人女性がイオンで下車した。フードコートでお食事かな？と思ってみていると外国人女性のお友達とＳＴＡＲＢＵＣＫＳのバス停でばったり遭遇。“Hi! How are you!!”と盛り上がっていた。イオン成田のテナントでは「ＮＩＰＰＯＮ」といった「１枚売り」のＰＯＳＴＣＡＲＤを売っていたりもする。私はひとりハンドルをとってクルマを西のわが家へと走らせた。今週中に成田空港へ行くべき所用があったので実行してみた。思いのほか楽しい夕方のちいさな、それでいて結構満足度の高いひとり旅であった。

  2004.08.25

• ☆ニンプママのかしこい選択、のぞみ自由席で作戦勝ち☆

  作り置きしてってくれたカレーと赤ワインでひとりくつろいでいるところ、ママ＆ＫＯＭＩＭＩの電話があった。きょう帰省したママの実家の兵庫からだ。そもそもママはニンプだから飛行機は却下。３才から航空運賃をとられるから３～６才の園児世代を連れて帰省するならＪＲがいい。それもビジネスマンで満席になる指定席をあえてとらずに今回は自由席を選択。ママのきっぷ１枚でＫＯＭＩＭＩとの２席分、Ｄ席＆Ｅ席をしっかりキープしたまま新大阪まで余裕の旅だったそうな。これは見事な作戦勝ちであった。

  2004.08.23

• ☆手持ちの花火を空に向け☆

  幼稚園のお祭りで花火セットをもらったが１ヶ月以上未使用で気になっていた。「花火やろう、今晩花火」といい続けていたＫＯＭＩＭＩのリクエストにようやく答える宵が巡ってきた。するとＫＯＭＩＭＩときたら、点火して手渡してやった手持ちの花火を空に向けて持つではないか。あげくに「これが終わったら『花火』しようよ」とダメ押し。打ち上げ花火しか見たことがなかったのだから無理もない。おかげで大人だけ大笑いだ。マンションの駐車場に降りていくと同じような手合いも期せずして登場。４才の女の子のいるグループと合流して楽しんだ。さいごに線香花火で締め。初めて会うご近所と一緒に、こういう花火も情緒があっていい。ＫＯＭＩＭＩも「いろんな花火があるもんだ」ときっと分かったことだろう。

  2004.08.21

• ☆安全運転ＳＤカードはもっと使える☆

  安全運転ドライバーの証明となるＳＤカード。通勤の安全啓蒙促進のため、会社が申請してくれるので今年も手元に届いた。今回から私はゴールドカードだ。大洗水族館、笠間日動美術館など、ＳＤカードの提示で優待割引が受けられる施設もある。対象施設を一覧にした冊子が同封されてくるのはいいが、この冊子、発行地の県内しか網羅していない。おかげで住所県内でしか優待がないものと勘違いしている人がまわりになんと多いことか。冊子のさいごにある「全国の優待施設はこちら。http://www.jsdc.or.jp/」という表示に私は今回はじめて気づいてしまった。早速他県を検索してみた。たとえば大好きな栃木県。日光アストリアホテル（奥日光光徳にあり閑静ななかなかいい感じ。東武鉄道系）に３割引で泊まれてしまったりするではないか。安全運転ドライバーにとってこれはもっと使える存在なのである。ドライブ計画時にはまめに検索したい。※ここでいうＳＤカードはＳＤメモリーカードとは全く別モノです。詳しくは→http://www.jsdc.or.jp/

  2004.08.20

• ☆車窓の魅力は減退したのか～日経コラムに反論～☆

  お盆のあける昨晩、こんなコラムが日経夕刊１面の下の帯に載った。車窓を眺める楽しみを今の子供は感じなくなったのではないか、というのだ。トンネル主体の暗闇や都市部の防音壁の中を走る区間が増えたこと、どこの町並みも特徴を失って全国的に均一化したことなどを絶対的な理由に挙げている。相対的には車中に持ち込むゲーム類のほうがおもしろくなってしまったのだともいう。確かに私がKOMIMIくらいの頃は、靴を脱いで座席に上がって外を見るのは皆がやっていた。もう少し身長が伸びると運転席のうしろに立って前方を眺めるのも楽しかった。実行している子供は今もいなくはないが、「電車でGO!」などのシミュレーションで味わってしまうのだろう。このコラム、私としては論旨をそのまま全面的に認めたくはない。TVの「世界の車窓から」を想像して欲しい。眺めるべき対象は窓の内側にだってある。乗っては下りて行く乗客たち。地元の人もいるし、さまざまな目的で長旅をする人々もいる。そんな人々の様子を観察したり、方言での話し振りに耳をそばだてたりするのも実に楽しいものだ。こうした旅情を味わえるのは在来線の、それも特急よりはローカル列車ということになる。帰省の移動手段としての新幹線・特急あるいは高速道で味わうのが難しくなってきたのは事実であろう。私などは、本や雑誌を車中に持ち込んでも、いきおい窓の外に目が行ってしまう。町並みが均一化したといっても、新しいビル、店舗ができたりしてはいないか、見慣れたようでも見落としていた面白いものがまだあるのではないか、そんな好奇心は絶えることはないし、子供なら生まれながらにして持っているはずなのだが。

  2004.08.17

• ☆まぎれもない日光湯元温泉の香り☆

  夏の恒例、奥日光の旅の締めくくりは奥日光のいちばん奥、山懐の湯ノ湖畔に湧く日光湯元温泉。ひとめでわかるような硫黄のにおいが独特で気分満点だ。けさ出社してみるとあれれ？あのにおいがするではないか？温泉に浸かったのは先週半ばのことだ。なぜ？よくよく考えると今日着ている下着のシャツは温泉の帰りに身につけて帰ったもの。洗濯してもまだあのにおいがしみついていたのだ。暑い中オフィスに着いて、噴き出した汗で温泉の香りが湧き上がったのだった。夕方、帰宅してもまだ持続する。「おんぶして」とひっついてきたＫＯＭＩＭＩにも「ほぉら、おっきいおふろのにおいだよ」と言うと、うんうん、と肯いた。さあ、一週間が長いなあ。

  2004.08.16

• ☆オリンピックごっこ～柔道・水泳・金メダル～☆

  ３才のKOMIMIにとってこれは初めてのオリンピックだ。「わたし、オリンピック、出たい～」などと無邪気にのたまいながらＴＶ観戦を愉しんでいる。せっかくだから、わが家の数十匹のぬいぐるみたちを出場選手に例えて、オリンピックの何たるかを説明してやった。まずは柔道。ひとしきり試合を演じた後、表彰式だ。３番目に強かった「犬のおまわりさん」は胴メダルがもらえる。２番だった「ピチュ－」は銀メダル、そしていちばん強かった「ミミ」は金メダルを獲得。女の子篇もあって、金メダルは「ミニーちゃん」である。泳ぎ方にもいろいろあるね、バタフライ、平泳ぎ、背泳ぎ、いろいろあるね…ぬいぐるみの「ミッキー」を裏返し、手足をうごかして説明すると、楽しそうに納得している。この際、『世界には国というものがあって、あらゆる国の強い人がオリンピックに集まって来ているのだ』という説明もする。カンガルーの「メグちゃん」はオーストラリアから来てるんだよ、オーストラリアはここだよ、そう言って地球儀の豪州を指差してやった。オリンピックを題材にして、たのしく多方面に知識を広げられるちょうどいい機会である。ふたたびパパと一緒にTV観戦。ソフトボールの説明はちょっと難しいかなあ。

  2004.08.15

• ☆選手も手に手にマイビデオ～アテネ五輪開会式～☆

  たっぷりあそびまくりの夏やすみ、寒暖差からか、けさのKOMIMIはちょっと鼻水くしゅん。アテネ五輪の開会式をＴＶで観ることにした。いつの頃からか選手も手に手にビデオカメラを持って思い思いに観客席へカメラを向けたりしている。メディアがすっかりパーソナルな存在になった今日、ひとりひとりの選手の視点・視線でとらえた開会式というのも記録されるものへと変わった。あとで選手どうし、宿舎で観て歓談するもよし、客席にいる家族や大事な人にテープをプレゼントして「俺の視点で撮ったぞ、ほら、客席に母さんがいる」なんていうのもいいもんだろう。日本選手団の旗手は父と娘の和気あいあいが報道されてる浜口京子さん。旗を手にマイビデオは回せないが、そんなやりとりが似合いそうだ。わが家も「父と娘」でＴＶの前にならんで観る朝だった。

  2004.08.14

• ☆奥日光、わが家の定番２日め・桃色のパンプス手に入れて☆

  霧降高原のペンションに不意に投宿し、朝方は大笹牧場までドライブ。５年前にAccord最初のドライブで訪れた峠を再訪。当時ゼロ同然だった走行距離がいまは６万キロを超えている。時間がゆったり流れている日光界隈ではあるが１年ぶりに気づいた変化が２点。（１）日光市街地一のスーパーがレベルアップした。屋号も「ライオンドー」改め「Lion d'Or(ﾘｵﾝﾄﾞｰﾙ)」と仏語読みに洒落たものに変えた。ここで昼食の寿司折りを調達してきょうもいろは坂を上がる。（２）上りのいろは坂は２車線あるが、「左車線はバスタクシー、右車線が一般車両」という区別が今年はなくなっていた。あいかわらずサルはいるいる。わが家の奥日光の過ごし方には定番コースがある。１日めは大使館通りを真っ先に目指してたっぷりと涼しさに体を浸すのは言うまでもないが、２日めとしては、戦場ヶ原の奥にある光徳牧場の木陰のベンチで昼ごはん。光徳沼まで散策。今日のKOMIMIは、先行してい歩いてた親子連れのおねえちゃんを真似て笹舟あそびに熱中した。そして、再び木陰で牧場特製のアイスクリームをほおばる。ここから車で10分もしないで湯元温泉。旅館で日帰り入浴ができる。但し今回ママは妊婦ゆえ新しくできたての「足湯」のみに留めてパパ＆KOMIMIで温泉にどっぷりつかった。群馬のＩ温泉の騒動などまったく無縁の懇々と湧くいいお湯なのだ。そしてクルマを中禅寺湖畔の大使館通りの入り口にある駐車場へ走らせて夕暮れを望み、涼しい奥日光に別れを告げる。一気にいろは坂と高速を宇都宮まで駆け降りると、行きつけだった百貨店が９時まで営業している。白いパンプスが窮屈で履けなくなっていたKOMIMIにちょうどいい18ｃｍの桃色のものを見つけた。ELLE PLANETEという専門店で見つけるや、KOMIMIはもう自分のものにしてしまった。ショッピングモール併設の和風レストランがちょっとしたお座敷になっていてこれまたわが家の行きつけだ。百貨店の閉店後ここで遅めの夕食をとればお風呂も済んでいるからなんだか旅館気分。歩いて昔のわが家に帰ってしまいたくなるが、車でもうひとっ走り、日付の変わる少し前には茨城の暑～いわが家に到着とあいなるのであった。桃色のパンプスは来シーズンもKOMIMIのお気に入りアイテムになることだろう。この靴でどこを歩いていくのだろうか。その頃KOMIMIは立派なおねえさんになっていてくれるはずなのである。

  2004.08.12

• ☆今年も「大使館通り」へ涼もとめて☆

  イギリス、イタリア、ベルギー…かつてはフランスも加え西欧４ヶ国の大使館別荘が軒を連ねていた。勿論いまもイギリス、ベルギー大使館の別荘は現役だ。ここは明治時代、国際的な避暑地のはしりとして毎年夏になると外交が東京から引っ越して来るといわれる華やいだ一角だったのだ。西欧は夏でも日本ほど暑苦しくはならないし、湿度が低いから冷房も必需品ではないほどの涼しさだ。その西欧から明治の日本に駐在してきた外交官たち。フィッシング、各種アウトドアを通じて洗練された夏の社交がここに展開されたのだという。日光中禅寺湖の南岸。ここにそのことが十分に納得できてしまう爽やかな通りがある。俗に「大使館通り」と呼ばれるこの南岸が大きなポイントなのである。普通、奥日光といえば修学旅行などでいろは坂を上がりはしても華厳の滝から北岸を竜頭の滝へ、はたまた少々「通」な方でも戦場ヶ原や小田代が原をめざしてしまわれるのではないだろうか。南岸こそ、明治の西欧外交官たちが愛して止まなかった、そして今もなおその息吹がつづくすばらしく冷涼で湿気が少なくて爽快な森と湖岸の散歩道があるのである。ゆーろ★夫妻が宇都宮時代魅せられ、栃木を離れてもなお毎年夏の盛りになると一度は訪れないといられない。今年もまたここを訪ねてきてしまった。きょうの最高気温は宇都宮３３℃、奥日光２４℃と地元のラジオは言うが、大使館通りの釣りの小宿に掛かっている温度計はさらに涼しい２１．５℃。ここに取り付けられたこの温度計の運命として、これ以上の温度を示す役割は、与えられる事皆無なのではないかと思えてくる。ＫＯＭＩＭＩもママも駐車場から湖畔の道を１時間、のんびりと分け入ってついてきた。長袖を羽織って、湖岸の浜辺でおにぎりを戴いた。むろん周囲に人影もない。男体山が湖ごしの正面に鮮やかな姿態を現す。時折周回するボートの音意外、一切の物音はしない。赤とんぼが遊び戯れ、私たちの体にとまって動かない。そうそこいらにはない、私のお気に入りの素晴らしい場所。ここでしか得られない、静かなひとときなのである。

  2004.08.11

• ☆『ＫＯＭＩＭＩの記念切手』　ポストマンから届く☆

  今年の始めに井村屋の肉まんのキャンペーンに応募してＫＯＭＩＭＩのおやつ写真が同社のＨＰに掲載されたのだがその懸賞で「自分の写真を切手にしてくれる」というのに当たった。掲載分とはまた別に写真を６月までに選んで郵政公社へ送れば切手を作成してもらえる、というものであった。きょうはわが家の夏休み恒例行事「大掃除」。大汗かきかき興じているさなか、呼び鈴が鳴った。ＫＯＭＩＭＩと印鑑もってポストマンのオジサンから受け取った封をあけるとそこには、園服で登園姿のＫＯＭＩＭＩが満面の笑顔で８０円切手が１０枚のシートになって入っている入っている！瞬時のメールが席捲する時代になんとも気の長いキャンペーンだが心待ちにしていても忘れたころに届く、そしてしっかりカタチにのこる、そんな「手紙」のもつ魅力をあらためて思い返してみたりもする。『ＫＯＭＩＭＩの記念切手』は簡単には使えそうもないが、おじいちゃんおばあちゃんあたりに送るのに貼ったらきっと大事にしてくれるだろう。

  2004.08.10

• ☆クマの社会とヒトの社会～ブラザー・ベア～☆

  はっきりいってこんなに深いとは思っていなかった。興行的にはディズニーの他作品に比べて地味な感じだったからだろう。良い作品というのは決して動員数やヒット云々とは正比例ではないとあらためて思わされる。ＫＯＭＩＭＩはかなり感受性が高いほう。キナイが熊からヒトの姿に戻り、ヒト、熊両方の弟たちと抱擁する感動の場面からずっと涙。観客席を出たのは我が家が最後となった。この映画、フィルコリンズがストーリーに感銘して総力参加しているというだけある。文化風習の違いから敵視しあう西洋対東洋・アラブ、あるいは過去の戦争からの先入観で敵視しがちな東アジア、そんな現代の世界の人々に訴えかけるものが大きい。ＫＯＭＩＭＩ世代には愛と勇気を訴えるし、大人にも上記のような大きなテーマに発展形で訴求する。夏休みの企画として、近くの市民ホールで「ブラザー・ベア」の上映会があったので、暑いなかを朝から足を運んだところ思わぬ収穫となったのだった。P.S. この映画にはエンディングクレジットの後にP.Sがついている。「この映画は野生動物保護にもとづいて、魚を一匹も傷つけていません」とクマの子コーダがいう。この日のKOMIMIの行動もP.S.付き。昨日、こまがわで獲った魚、一晩いっしょに過ごした後、この映画から帰って、午後から近くの「せせらぎの里」へ行って放してやった。決して綺麗でない平野部の水だが元気に泳いで行くのをKOMIMIと見送る午後だった。------------------------------------------------------------------■7日（土）の日記を当初ここに誤って記入していた際、　戴いた５件の日記コメントも下欄にありますがどうかご了承ください。

  2004.08.08

• ☆自然の多くを満喫のＢＢＱ（＠こまがわ）☆ (5)

  ママの学生時代の友人が嫁いで一家で暮らす埼玉県日高市。秩父連山にもほど近い。近くに川遊びのできる好い川原がありＢＢＱするからおいで、というのが今回のお誘い。３人で外環→関越道で素っ飛んで行った。ColemanのＢＢＱ用機材をまめに買い足して揃えている。転勤族のわが家と違い永住型ライフのため、ここで一生使えるというのだ。パエリアやスペアリブなど、ほぼ完成に近いところまで下ごしらえしておいてくれた。ママさんも大変だった事だろう。KOMIMIは同い年の男の子とさっそく仲良く川遊びに熱中。水の流れは勿論、底の深さも変わるし生き物もいるし、もうきゃはきゃは、プールでは味わえないものがいっぱいだ。ご主人は釣りを私にもやらせてくれた。結構入れ食いですぐさま６センチくらいのうぐいが掛かって楽しいのだった。山沿いだけに天気には要注意だ。打たせ湯のように突然降り注ぐ雷雨は山の天気に近い。途中２度も驟雨の襲撃に逢ったがコンロの火は保たれ、小休止をはさんでＢＢＱ再開。そんなこんなもすべて含めて自然をたっぷり満喫できたＢＢＱの一日。いちばん欠かせないのは一緒に楽しめる同世代の家族ぐるみで、ということかもしれない。昨晩は帰宅すると心地よく「バタンＱ」。一晩うちで一緒にすごした水槽のうぐいは、茨城の川に還しに行きます。-------------------------------------------------------------------■7日（土）の日記を当初に誤って8日（日）に記入していた際、戴いた５件の日記コメントは8日（日）欄にあります。どうかご了承ください。

  2004.08.07

• ☆あすはＢＢＱデビュー☆

  いよいよパパもあすからなつやすみ。さっそくお呼ばれ。それも男の子２人兄弟のいる埼玉西部のママのお友達一家のところでＢＢＱである。ＫＯＭＩＭＩはすっかりはりきって今日はもうすやすや。野外で食べるのは楽しいからこれまでもやりたいとは思ってはいたＢＢＱだが火を使うと小さいうちはどんな危険があるやも知れず、敬遠していた。それだけにあすは今後のＢＢＱライフの行方を占う大事な一戦となるのである。

  2004.08.06

• ☆絵本３冊～『リサのいもうと』～☆

  本に親しませようと始めた、就寝前の「絵本３冊」よみきかせの時間。すっかり定着していてパパもしばしば担当している。KOMIMIはかなり楽しみにしており、自分で選んだ本をもってきて膝のうえにすわる。お気に入りの本、マイブームの本などは連日繰り返すことになるがそれも容認。お互い飽きるわけでもないのだ。きょう仕事から帰宅してみると、図書館で借りてきたといって新顔を数冊とりだして見せた。KOMIMIが自分でセレクトしてきたというのだが、そのなかに『リサのいもうと』なる本がある。パリを舞台に、こどもの日常の喜怒哀楽をつづった「リサ」シリーズは油彩の絵もきれいだしKOMIMIもパパママも好きなシリーズだ。「いいのがあったね、図書館にもこれ、置いてあるんだね」そういいつつ中身をみると…今回のは、「リサ」のママがおなかが大きくなるところから始まって、あまりかまってもらえなくなる。やがて妹が生まれるが、やきもちをやく。でも結局、自分の妹をかわいがるようになる、というストーリーが他愛無いタッチで展開する。「この本、自分でえらんだんだ、ぴったりの本だねえ。」KOMIMIのこれからが反映されているようでもある。妹か弟かはまだわからないが、やがてやきもちをやいてみたりそしておせっかいやいたりするようになるのだろう。

  2004.08.02

• ☆今年もボンネットバス☆

  この町恒例の「かっぱまつり」。今年もバスの愛好団体によって保存されているクラシックなボンネットバスにのって町をひとめぐりする呼び物がやってきた。昨年、KOMIMIといっしょに乗ってなかなかいい感じだったのだ。KOMIMI世代は、珍しいのりものでおなじみの町を走るのが楽しいし、パパママ世代は昭和の気分も併せて楽しめる。バスを降りると同じ団体がボランティアで駄菓子やふうの玩具をプレゼントしてくれるコーナーも。このボランティアの人たち、暑い中一日ホント頭がさがります。僕ら親子連れに今年も楽しい思い出を作ってくれてありがとう。　

  2004.08.01

• ☆捕虫あみ、せみとKOMIMIをつかまえた☆

  今週末は近場ですごす。未就園児時代にKOMIMIをよく連れてきた線路脇の公園に行ってみる。顔ぶれはKOMIMIよりちっちゃな子中心に世代交代している。気がつくと蝉の声のにぎやかなこと。おじいちゃんに教えられて虫籠いっぱいつかまえているちょっと年長の男の子がいた。そうだ！とばかりにパパは小学生以来の虫とり網をすぐ近くのお店でさっそく調達。昨年夏に、せみが沢山鳴いていたいちばん近所の公園へその足でKOMIMIをさそった。面白いように取れる取れる！大きな籠がどんどん賑やかに。KOMIMIには少々難しいから代わりに「せみのぬけがら」を集めさせる。「もっとつかまえて！」KOMIMIもすっかり夢中になっていた。

  2004.07.31

• ☆かわいい子牛に感動と親しみ。小岩井農場は美味しい☆

  16年7月22日生、16年7月19日生…札が掛かった部屋ごとに1頭ずつ子牛が住んでいる。「生まれたばかりなのにこんなに大きいのね。子供っていいなあ」と妊婦ママは感動。「ママとは部屋が離れているんだね」両親の名前も同じボードに銘記されている。子牛専用牛舎で甘えっ子KOMIMIは子牛に親しみを持ったようだ。牛乳搾り体験、シープ＆ドッグショーといった遊園地的な箇所は夏休みらしく朝からなかなかの盛況でワイワイ楽しんだわけだが、わずか１本、道を隔ててたたずむ正真正銘の文化財としての小岩井農場まで足を運ぶ人影は少ない。展示館の門を叩く。これがまた情趣が深い。わが家の独占状態で見て回った。十年ほど前まで、農場内に小学校が併設されてあったのだという。これを保存する品々が飾られていてなんとも昭和のにおいにあふれている。パパママが目を凝らしたのがその小学校で使われていたオルガン。薄い薄い灰色の、高さ１Mくらいの小ぶりなやつ。どこの教室にも１台ずつあった見覚えのあるやつなのだ。ふたをあけて鍵盤を出してみると自然に足はペダルを踏んでいた。KOMIMIの幼稚園の園歌を奏でて３人で大声でうたって満喫してしまった。誰も見ていないとはいえ、なんてノリのいいわが家！そこでの給食は牛乳はもちろん絞りたての小岩井牛乳だし、卵、バターなど多くの食材が自家製で供せられたらしい。じつは昨晩の食事は一足先にここの併設のSLホテルにあるレストランで摂ったのだが自慢のビーフシチュウのおいしかったこと！シェフの腕も本格的に違いないが、食材へのこだわりが随所に光っていた。きょうのお昼も園内でオムライスを食べたのだが、卵やバターがもうそこいらへんのとはわけが違うおいしさだ。はっきりいって小岩井農場はおいしい。「きのう食べたシチューって、こんな小さな子牛が使われてたのかしら」ママが牛舎でふとそんなことをつぶやいたもんだから「いくらなんでももうちょっと大きくなったやつを使うんだよ」とフォローはしたが、内心は「そんな気もするなあ。でもホントにおいしかったよなあ。だからいいんだよな。」との思いを胸に、３日間の楽しい旅は牛乳工場の見学で牛乳の試飲を最後に帰途の新幹線へと向かいつつあったのである。

  2004.07.27

• ☆わが家むき４拍子・十和田湖早朝クルーズ☆

  就航３日め、大型の船に乗客はゆーろ★一家を含めてわずか約１０名！ホテルに着いて一風呂浴びたあと、KOMIMIとママを待ってぶらりとフロントにゆくとチラシが…あまりにわが家むきの初モノ発見。女湯から出てきた２人に勧めるや即刻翌朝一番の行動計画追加がまとまる。6:15出航。早起きはわが家の十八番。昼間の運行便にないワンドリンク付き。大人にはホット珈琲、子供にはりんごジュースというメニューもこの上なく好みに合致。団体客のいない余裕綽々のクルーズを満喫できてジャスト千円（子供五百円）と昼間の３割引というサービスぶり。というわけで「早起き・珈琲・りんごジュース・お買い得」とわが家の嗜好を４拍子満たすすばらしい企画商品に小躍りしたのであった。ほんのり朝もやがだんだんと晴れ、沖合いへ出る船上をところ狭しと前後左右へ躍り出て景色を満喫、記念写真とりまくりなのであった。半島がにょっきり張り出したところなんかは我が家のお気に入りの中禅寺湖にも似た趣きだがここのはスケールがなかなかに大きいのだ。パパは写真撮影に夢中のあまり、斜めの窓枠においた珈琲の紙カップを倒してしまった。「もうしわけないです、床をよごしてしまいまして…」というと乗員はモップをもって来てくれた。乗員の数も４～５人いたようだし、これはある意味贅沢千番のセミ貸切り状態のクルーズなのだった。奥入瀬渓流…スローなシャッタースピードで水流をふんわりとらえた写真があまりに有名だが本物はなかなか感動的で、何箇所もクルマをとめて滝やら激流やらをみて回ると時のたつのが早かった。というわけで遅めの昼ごはんは東北道十和田IC近くのショッピングセンターのフードコートみたいなところで、おしゃべりに興じる地元の高校生に混じって済ませるというご愛嬌になった。一気に盛岡ICまで南下して雫石へ。夕立の稲光が激しく「こわいよお」とKOMIMI。山懐ににょっきりと、めざすホテルに無事チェックインした。

  2004.07.26

• ☆生まれた街を窓越しに東北へ～八幡平歩く。麓で珍品に☆

  「うつのみや」KOMIMIはこの言葉には敏感だ。新幹線Maxやまびこの窓越しに、生まれた病院と赤ちゃんの頃生後１ヶ月まで住んでいた建物をしっかり確認する。指定席は１階席だったから宇都宮前後だけ２階席にお邪魔した。盛岡のレンタカー屋のオニイチャンいわく「異例の暑さ」。車内販売のお弁当で昼食を済まてせておいたからさっさと涼しい八幡平へクルマを走らす。山頂までハイキング。「えらいねえ」なんてオジサンオバサンたちに励まされながらKOMIMIもよくがんばった。少し年長のおねえさんのいる家族連れと相前後して歩けたのがKOMIMIには好都合だった。さて、今夜の宿のある十和田湖までもうひとっ走り。途中の麓にあるLAWSONで飲料を買い込む。そこで珍品に遭遇したのであった。普段よく買うビールに見慣れないオマケがついている。「沖縄物産展」なるフィギュアで、直径２CMに盛られたゴーヤーチャンプルーの模型。箸と箸置きまでついている。これが娘には大うけ。ままごとグッズのつもりなのだ。東北で、不意に沖縄の登場に沸いたのでありました。

  2004.07.25

• ☆あすから避暑に☆

  ささやかながら、私の夏休み第一弾、家族３人で３日間、あすから岩手～秋田方面へ行ってきます。新幹線・宿・レンタカーのセットものだからお気楽です。関東平野の炎暑を脱出して、少しは避暑になることを期待しているのですが、予報では盛岡市や青森市で３０℃に達しそうな勢い。山の上でははたしてどうでありますことやら。…旅行の前にときょうの午後床屋にいくとさすがにすいてました。さて、荷物の用意もほぼ万端。ママ＆KOMIMIも既に隣室でいい夢見ているようです。

  2004.07.24

• ☆ゲームコーナーのおじさんになった日☆

  きょうは年に一度の「納涼祭」。勤務先の事業所が従業員と地域への厚生の一環として敷地内を開放して行うお祭りだ。今年私は「遊具コーナー」のおじさんになった。KOMIMI世代の子供たちが巨大黒ひげゲームやかえるぴょんぴょんゲームをするのを取り仕切るのだ。うまくいってもいかなくても賞品のおかしをあげる。結構こんな役割も好きだったりする私。おかしが品切れになってもまだ列を作ってあそぶ子供たち。「おじさんの時計でいいからちょうだいよ」なんていう女の子もいたりして…。

  2004.07.23

• ☆宝塚から腹帯、盛夏の月読参り☆

  「水天宮は混み合っていた」という日記を見かけた。KOMIMIの発熱で日記が１日遅れになったが戌の日の一昨日、わが家でもママが「腹帯」を巻いた。うちのは関西で有名な宝塚は「中山寺」の腹帯。ママの実家の傍なのでおばあちゃんが入手してくれたものだ。つくばへ向かう途上にある「月読神社」。（1月●日の日記参照）間宮林蔵誕生のいわくのあるこの神社へわが家では今年になって３回目のお参りである.。わが家に旅行や探検が好きな勇敢な男の子が生まれて来ますように！KOMIMIがおねえさんになれますように、と。（神仏両方に祈るのはご愛嬌です。みなさまお許しを。）

  2004.07.21

• ☆プールでプール熱。炎暑のなか受診して☆

  体温は３８．６℃。えぇい、気温よりゃ低いやい！とばかりにKOMIMIは投薬後難なく元気回復。ちなみに『観測史上最高の』暑さとなったこの日、東京で３９℃を超えた。　炎暑のなかママに連れられて小児科の門を叩くと「いわゆる夏かぜ、プールねつ。幼稚園いってると写るね」とのことだ。寝込んでいるかと心配で仕事から戻ると、あの絶叫が復活していた。この娘元気だよなあ。

  2004.07.20

• ☆あんまり調子にのりすぎて。赤チャン本舗で燃料切れ☆

  「きょうもグランドへいこうよ」いったいどこまでこの娘は元気者なんだ！親のほうが疲れて午前中から午睡。気を取り直して午後、つくばのJTBに指定券をとりにいく。グランドの代わりだ付いて来いとばかりにKOMIMIとママも同行。JTBは夏休みの準備をする客で大賑わい。KOMIMIは待ち時間をオモチャスペースですごす。大好きなミニーのぬいぐるみもあった。近くまで来たついでにとLALA　GARDEN（SC）にも立ち寄る。KOMIMIの目当ては赤チャン本舗。おもちゃのウインドーショッピングだ。しかしついにここで燃料が尽きた。連休３日め、あそびすぎてKOMIMIは熱をだした。冷房の効いた部屋でKOMIMIを寝かして、隣の部屋でパパママだけで汗をかきかき鉄板焼きの晩御飯だった。

  2004.07.19

• ☆ピンクのくじら、プールで絶叫☆

  すっかり水あそびに入れ込み状態となったKOMIMI、連休２日めもいい天気。近所のグランドにあるプールは市民無料開放日。あさからパパといってみた。これがすっかり気に入ってしまい「５時のおしまいまで帰らないよ」ときた。しかたがないので「お昼たべに帰って午後からまた来よう」ということになって午後はママも連れ出して３人で再びプールへ。興奮、絶叫しまくりのKOMIMI。ホントに５時までいてしまった。ピンクのくじらの描いてあるうきわを肩に通して駐車場まで歩くさまがなんとも満足げなのであった。

  2004.07.18

• ☆鎌倉ドライブ、海は愉しいね、滑川で感涙☆

  KOMIMIと七里ガ浜であそんだ。行きのクルマでは、海にいけるぞと大はしゃぎ。現地では、波を見るなり一瞬「こわいよ～」ときた。とりあえず浜辺で江ノ島を背に砂遊び。パパのだっこで海に入ってみる。数メートル歩けば一転して水面も穏やか。「もっと（沖まで）いこうよ～」ときた。しめた。こうして数十分でみるみる海になじんでいったKOMIMI。おいしいお鮨もたべてすっかりご機嫌になって、帰りのクルマでは「海はとても愉しいところ」になっていた。朝比奈ICに向かうべく、逗子葉山の夜景がきれいな由比ガ浜の車窓に別れをつげると、KOMIMIの両目にはいっぱいの涙が。「あれ、おとなしいね」とパパママが言うや、滑川を左折して鳥居があるころには涙のすじがほほを伝っていたのであった。

  2004.07.17

• ☆絶句した訃報☆

  それは社内サイトにある「訃報」。欧州で勤務していたころに一緒だった技術系のやさしいKさんご本人の訃報。享年５４才。たしか３人の子供のいいパパだ。信じられない思いだったが名前と勤務地から間違いないとみて本社にいる当時の同僚にすぐメール。ほどなく返信。半年ほど療養していたがついに病気のため亡くなったのだと。本社のみんなも言葉を失っていると。1998年9月、私の帰国後半年位してこの方もパリから日本に戻ってきた。その際に私を気遣ってやさしいメールを個人的にいただいた。その遺品は私のメールソフトにいまも大事にしまってある。私はきょうそれを開いてやさしかったKさんの思い出にひたった。

  2004.07.14

• ☆メリットあり、JRプッシュホン指定席予約☆

  ネット、ケータイの時代にどっこい生きてるとは！サイバーステーションやえきねっとだと予約後購入しないとキャンセル料をとられるようだけど、そこいくとプッシュホン予約はなんかあったときもそのまま予約を切れるからお気楽だ。こんどのツアーは上野駅で集散となるからそこまでの往復のフレッシュひたちをなんとなく気安く予約してしまった。

  2004.07.13

• ☆気が付けば文字のサイズ『大』☆

  こりゃ思いのほか快適だ！パパママの真似してKOMIMIも横からキーボードをがちゃがちゃいじる。その結果、たいてい何かしらPCの設定が変わっている。入力モードがカナ入力になってたりすることが多いのだがきのうのは、これ。でも、これって思いのほか使いやすいのだ。なんたって文字が大きいと読みやすいし、クリックしたいリンクの面積が広いからカーソルを合わせるにも目的物がでっかいとこんなにもやりやすいのか…というわけでしばらくは設定このままで使ってみようっと。

  2004.07.12

• ☆ガチャピンのおみこし担ぐ☆

  午後から不安定な予報を見事に撃退し、幼稚園のお祭りは予定通りしっかり行われた。園児の両親が集まると、園庭はかなりのにぎわい。祖父祖母まで一緒の子もいて相当な人波である。KOMIMIはクラスで作ったガチャピンのおみこしを担いで園庭を一周、おお張り切りだ。お化け屋敷へはお友達やパパママ同伴で入ってめる。「ほんとのお化けじゃなくてこれはおばけごっこなんだよ」と説明するがこわごわ。一転して、焼きそばや唐揚に揃ってかぶりつくや、花火で締め。天気に恵まれてすっきり実行されて本当によかった。～ASA800のDPEの出来上りが楽しみである～

  2004.07.10

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