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こもちくらげ編集日記

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[くらげ] カテゴリの記事

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お別れの会

……大学時代のもうひとりの恩師Ａ先生が急逝し、お別れの会に行く。直接の指導教官ではなかったが、大学で「担任」といっていた、１年～４年までの面倒を見てくれる担当の先生であり、また個人的にお慕い申し上げていた先生だったので、訃報をきいたときはすごく残念な気持ちになった。はじめて「海月」をお送りしたときは、大変喜んでお手紙をくださり、３号続いたら誉めてあげます。とのお言葉をいただいたんだよなあ……2000年から2001年にかけて第３号を出して以来、ちょうど育児のどたばたが始まり、ついに直接ほめていただく機会は訪れなかったのだが、４号まではお届けできてよかったよ。会場にあったお写真と対面したときは、見覚えのない白髪に、大好きだった煙草をくわえておられて……時はやはり経っていたのだなあ、と思ったことでした。……今年、大学の同級生と会う機会が多かったと前の記事に書きましたが、Ａ先生のお導きではなかったかと。合掌。

November 20, 2010

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恩師とランチ

……今年は大学時代の友人と旧交をあたためる機会が多く、ほぼ１０年ぶり？　に恩師とランチに出かけました。友人ノリコさんも一緒で、まさにくらげの盟友再会。私は会社を午後休し、恩師は急な会議をキャンセルして、丸ビルの和食で大人の会話を楽しむことができました♪街はすでにクリスマスの装い……１０年の時を軽々と超えた再会に感謝です。

November 16, 2010

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日曜日のこと

朝から快晴の日曜日。長女よよ（仮名）と、来春からの学童クラブ申込書を出しに児童館に行った。一応、父母の勤務証明書などもいるので、保育園の申込と同様に面倒なのだが、受付の職員さんに聞いてみたら、たいてい希望したところに入れるだろうとのこと。よかった。開設は５時までだが、希望すれば６時まで預かってくれる。ただ、１年生とはいえ、慣れるまではお迎えもいるようなので、４月はちょっと大変そうだ。ちび（仮名）の保育園と２か所のお迎えだし、遠いから困りものだよなあ。……その後、午後はくらげミニ忘年会。（海のくらげ舎公式ブログも参照。）メンバーみんな多忙な中の無理やり企画で、るますけ画伯とその愛嬢（２歳）、主筆紀子夫妻にお集まりいただき、楽しいひとときを過ごしました。紀子夫妻はほんとに「一瞬＝ひととき」。ご多用中ホントにすみませんでした。恒例のメニュー：築地のまぐろ刺身、おでん（聖護院大根、練り物、こんにゃく、たまご）、メカジキのオーブン焼。築地では照り焼きでと言われたメカジキだけど、実は私、ぶり以外は照り焼きの味が苦手。塩胡椒とローズマリーで洋風に焼いてみたが、あっさりしすぎてちょっと物足りなかった。ニンニクバターとかですかねフロレンさん？そのほか、柿の葉寿司、鶏唐揚げ、生ハム、生協のべったら漬けなどなど。子どものおにぎりは、早く着いたるますけさんに作ってもらったよ。爆それにしても皆様、新築なのに目のやり場に困るような汚いオープンキッチンで、誠にスミマセンでした。大汗我が家の子どもたち、特によよ（仮名）は、年下の女の子に大はしゃぎ。「ほら、これがたぬきだよー」（おもちゃ）「赤鼻のトナカイだよー」（音楽）「ほら、たまごだよー」（ごはん）「○○ちゃんママ～、○○ちゃんがトイレだって！！」……世話、焼きすぎだよ。汗私の知る、るますけJr.ちゃんは、とってもおとなしいのです。夏に江ノ島で会ったときは、ちび（仮名）だけだったので、ほとんど声を聞けずにいたのだが……今日は、♪ぐーぐーぐーがやってきたー♪怪しげな歌（るますけJr.ちゃんは知らない歌のはずだがなぜか歌っていた）を、３人で熱唱。すげー。爆ともかく、子どもたちも大変楽しかった様子で、お客様が帰ったあと、「かわいかったね！」「うん、リカちゃんのお母さん（リカちゃん本人のことです）みたいだった！」と、２人で会話していました。うちにあるリカちゃん人形の髪の毛がくるくるで、色も茶色っぽいところが似ていたのかな。笑そうそう、るますけさんからは、長崎で有名な「松翁軒」のカステラをお土産に頂き、さらに子どもたちに手作りくるみボタンのヘアゴムまでいただいてしまいました♪　いつもながら貴重な手作り品の数々、ありがとうございます。ていうか入れてあった袋までクリスマスハンコで可愛かった！！夕方到着の夫妻からは、新居祝に憧れのローゼンタールの大皿、スターバックスのクリスマスブレンド、子ども達にはチョコとみかん、沖縄で有名なブルーシールのアイスをいただきました！　お気遣いありがとうございました。アイス、食べたかったのに出せずじまいでごめんなさい。中締めのコーヒーに始まり、泡盛に至らない飲み会だったので、時間のあるときにまたゆっくり飲みに来てね～！！追記：飲み会終了後、ほろ酔い状態で行きましたよピラティス。爆この際なのでゲルマニウム温浴を初体験して、焼酎クサイ汗を大量に流し（笑）、無理やり酒を抜きました。何のためのスポーツクラブだか……。いや～さすがにきつかったぁ。終わったらへろへろで、泥のように寝ました。でも、いつも苦手な「アシステッドロールアップ」というワザでほめられたよ。嬉　

December 11, 2006

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いかん夜が明ける

山梨でちょっとしたヒントを得て、くらげの執筆中。この２か月あまり、「事実」記事を書いているので四苦八苦しています……くらげにはジャーナリストとして素晴らしい記事を書く者が揃って居るのだが、いかんせん時間がかかる。それはもう不器用なので膨大にかかるのよ。泣わたしの書斎で初めて夜を明かしてしまったようだ……。姉さん僕はしらふです。←誰しかし机以外の場所にも資料が散らかってるし。泣仮眠、できるか今から？今日はボスの仕事を手伝うはずだから、会社さぼれない！　ピンチ。

October 27, 2006

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くらげ５号編集会議！

夏休み前なのにまたまた会社をサボリ、『海月』の編集会議に行って参りました。会場は盟友紀子さんのテリトリー・目白駅前。よしもとばなな氏やこもちくらげ愛読者♪こころ氏の行きつけである喫茶店が定休日とのことで、会場変更。瀟洒なイタリアンでデザートつきコースを食しつつ……という、一見優雅な会見になるはずだったが……大遅刻な私。泣どたばたと茄子を口に入れつつ、会議。もう昨年末になってしまったが、書き上げた長編（私にしては）を、思いの外評価してもらって安堵。無事に仕上がった紀子さんの作品も、初々しく甘美であり、今までとひと味違った路線。……そろそろ、声を大にして言おう。くらげ５号は、いよいよ今秋発行！！予定。今度こそ。どうぞお楽しみに……！宣伝ついでに、会議の成果をひとつ、ご紹介。なんと、海のくらげ舎公式ブログがついにスタート！！→こちらも更新中。海のなかま＠blog海のくらげ舎公式ウェブサイト管理人である紀子さんと、私こと夏目京が執筆します。今後の「くらげ５号情報」、くらげグッズ紹介などは、海のなかま＠blogをご覧くださいね★こもちくらげともども、どうぞよろしくお願いします。【本日までの読書】大江健三郎『芽むしり子撃ち』読了昭和３３年の作を今頃読んで言うのもなんですが、傑作！！すべてのエピソードがどのような意味でも文学的だ。文句無し。（脱走兵が喋った！……大江若いな。）加門七海『オワスレモノ』読了マイキ氏より課題図書？　のホラー。笑幸い、想像力に訴えかける話だったので、想像さえしなければ怖くない。よかった。追記このあと、石田衣良『下北サンデーズ』を読むのだけど、なんとカバーの文字が消しゴムハンコですよるますけさん！！画像はココぜひ、装丁者・正親篤さん（電通？）に作品をおくるべし！！　笑消しゴムはんこ、ひょっとしてブームきてる？

August 8, 2006

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円卓会議＆お迎え遅刻

難航している『海月』作業について、夕方退社後、神保町の某カフェにて、印刷会社Ｓ社の皆様と久々の進行打ち合わせ。（昨夜は酔っぱらって倒れるように寝てしまったのだが、奇跡的に午前３時に目が覚めて資料準備。しかし色々ダメダメである。）「……までに入稿となると、……あたりが打ち上げですね」「いや、その連休はデートがあるからちよっと……」等々（嘘です！）白熱した討議のあと、校正刷りの束を土産にいただいて外に出ると、さあっと夕立が。しかも、いつのまにか保育園閉園まで残り１５分！史上最悪の事態に、駅まで駆け戻る時間さえ惜しんでタクシーをつかまえることにする。しかし、急な雨のせいか、空車がこない。首都高下でシートを倒して休憩中の車の窓ガラスを叩いて、なんとか乗車。寝ているところを起こされたせいか、こちらが急いでいるのを知りつつ、ゆっくりシートを戻し、ナビを起動する運転手。発車までたっぷり１分くらい待たされる。おいおい。さらに、深川を知らないという運転手。嘘でしょ？？？　神田で乗ったタクシーでそんなこといわれたの初めてだよ？泣押し問答をしつつ、ようやく隅田川を渡る橋だけ了解して車は動き出したが、それほど若い運転手でもないのに機械信仰タイプなのか、ナビで行き先を細かく設定してから動きたがるのに閉口。信号待ちで目的地を表示させ、「このへんですか？　もう少し上？」などといつまでもやっているので、ついつい「近くまで行けばわかりますから行ってください！」と、温厚な私も声を荒げてしまったよ……。もちろん、タクシーのなかから保育園に電話。（ときどきお迎え代行を頼まれる友人シフォンさんにも電話したが、繋がらなかった。）「いま向かってますが遅れそうなんです！！」と必死の訴えをすると、どうやら了解してくれたようで、それ以上聞かずに「待ってます」と言ってくれる。閉園時間をオーバーするといったいどうなるのか……？　小さい頃から真面目な優等生で規則など破ったことのなかった私、こういうときはかなり小心者なのだ。笑結局、閉園時間を２分過ぎて、クルマは保育園前に到着。まだ園内には、我が子以外に２人がいて、帰り支度をしているところだった。やれやれ助かった……。合羽を着せて、自転車に乗る頃には雨も小止みに。おかげで大事な校正刷も濡れないですんだし、ラッキーだったかなぁ。

July 13, 2006

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くらげのような椅子

今回の引越において、衝動買いしたもののひとつに、バススツールがあります。（商品タグにバススツール、と書いてあったのでそういう名前だと思うのですが、つまり、お風呂のイスですね。笑）それは、こんなの。真っ白で、優美な曲線。シンプルだけど、モダンすぎない可愛さにひとめぼれでした。しかも、何かに似てるな……と思っていたら、くらげなんです。成体のくらげではなく、変遷する一生の中の「エフィラ」（または「メタフィラ」）によく似ているような……気がします。いや、私だけですね…………汗。ミズクラゲのライフサイクル、よく水族館などに展示がありますが（適当な図入りリンク先を探せなかった）、概略はこんな感じ。受精卵↓プラヌラ　　卵に、繊毛がついたような状態。浮遊してます。↓ポリプ　　　植物のように根をはやす。触覚をのばし、芽が出るような状態。↓ストラビラ　水温の変化で縦に伸びた茎にくびれができ、お皿を重ねたような状態。（ストラビラになることを、ストラビレーションとか言うらしい。語形変化かよ！　笑）↓エフィラ　　なんと、お皿が、上から一枚ずつ、剥がれて遊離していくらしい。（もちろん見たことなどないんですが、花びらみたいでさぞ綺麗なんだろうなあ。憧）↓メタフィラ　クラゲへ成長する中間のもの。（花びらを展開図とすれば、ちょうど椅子のように足ができる感じか。）↓成体受精し、最初に戻る。↓……実は、椅子を見て突然エフィラを思い出したのには、理由があります。2002年（？）、デザインコンペに出品されたというこんな作品があるのです。その名もメタフィラというらしい。その紹介文たるや、見ての通り、私たちクラゲストにはお馴染みのエフィラを素材にしたソファーですが、ただのソファーでは有りませんよ。エフィラの縁弁部分を内側に折り込めばメテフィラ型の椅子に早変わり！オマケに重ねて片付ければ、何とこれはストロビラじゃ有りませんか！(^^。と、かなりな熱弁ぶり。笑形態を決めない家具、というコンセプトはなかなかに魅力的です。当然、私もこの椅子が実用化されているなら手に入れたい！　と思い、2004年夏頃だったか、ここに載っている作者のアドレスにメールを出してみたことでしたが、残念ながらお返事はいただけず。しかし紹介されたサイトは存続＆更新もされているので、またいつか、管理者経由で問い合わせてみたいなあ、などと思っております。（今日のところは無断引用。大変恐縮です。）

June 8, 2006

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ナガノさんに逢う

東京出張にいらしたナガノさん（まま）から連絡をいただいたので、会社を抜けて銀座で初対面してきました～！まだ逢ったことないんだっけ？　というほど、メールやブログでお互いの環境を知り尽くしているせいか、お逢いした瞬間からなんだか懐かしい気分になりました。誰も知らない（いや、知る人ぞ知る）裏通りのとある店で待ち合わせ。銀座ってのは、『海月』２号にて特集をしたことがありますが、やはり面白い、そして奥深いまちであります。→指定したくせに道に迷ってゴメンなさい。笑ちょっとしたお買い物のあと、紅茶専門店「マリアージュフレール」にて有閑マダム風のランチ♪国籍不明なボーイさんの勧誘トークにしたがって選んだお茶は、大変飲みやすく、食事を引き立てる香りでした。私にとって、紅茶はちゃんとした会見に必須の飲み物（笑）という印象なのでこの店を選んだのですが、ナガノさんなら、たとえば神保町の古ぼけた珈琲屋さんでも、十分喜んでくれそうな気がしたことでした。（我が家で紅茶を出されたことのない方ごめんなさい。自分で淹れるのは下手なのですよ。）ナガノさん、貴重なお時間割いて頂き、新茶のお土産まで頂戴しまして有り難うございました。次の上京の際にはぜひ、時代劇専門書店に行って珈琲屋巡りをしましょうね～。

May 17, 2006

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年内最後の　その２

盟友紀子氏が神保町に出てきてくれたので、外でランチ♪すずらん通りの地下、ミルクティーの美味しい店である。（２軒あるが暗い方。笑）来年の予定、やるべきこと、等々相談。ストレートの黒髪がきれいで、さすがは２月の花嫁よ、と感嘆いたしました。（↑パーマをかけたばかりだがかかりにくい髪質らしくすぐにスタイルが壊れるので、またストレートもいいな…などと思ってしまう私であった。）夕方は、Ｓ社に出向いて、年内最後の入稿。ご多用中、いろいろお世話になりありがとうございました。来年も引き続き、よろしくお願いします！

December 27, 2005

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編集会議開催。

師走。月曜ではあるが、『海月』の編集会議を強引に開催。（ていうか前日は５時２０分に寝たので、もーアナタ眠すぎですよ。）自分で設定した締切を過ぎながらなお執筆中、と生き恥をさらした小説も無事脱稿にこぎ着け、これからは晴れて、鬼編集長として立ち上がるのだ！（あれ？　もう充分？）さて、会議では各方面から上がってきた新原稿を確認、割付等を相談（ご執筆の皆様、どうも有り難うございました）。編集部が抱え込んでいては埒が明かない部分があるので、残る企画記事を最終整理。仕事の一部を、信頼できる人物に預けていく方向で相談。２００５年も残すところあと２７日、なんとかうまくいきそうですよ！！盟友紀子さんからは昼食までも差し入れしていただいた。↓

December 5, 2005

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雨なのをいいことに

薪を割る音で目が覚める日曜日。今日は、町内会のもちつき大会。下町はさすがに年中行事がちゃんとしていて、アパート下の広場では前日から竈と杵と臼とが準備がされている。夏の大祭のときと同じく、青年部（といっても構成員は中年～初老。笑）がもちをつき、婦人会（ほぼ初老）がきな粉とあんこをからめてくれる。あたたかい豚汁とみかんのサービスもある。昨晩から『海月』が一部佳境に入っているので、朝食代わりに夫が子どもたちを連れて出かけてくれる。ほどなく、鼻とほっぺたを真っ赤にして帰ってきた娘達、みかんを抱えてにこにこにこにこ。「いや～外は寒いよ～」と夫。そうだね、いかにも冬の空だもの。昼からは雨が降り始めた。金曜日から、何を思ったか「プールに行きたい」と言い張っていた４歳児の相手は夫にお任せ（スポーツセンターの温水プールは、ほとんど貸切状態だったらしい）♪私は自宅で２歳児とおままごと（楽！笑）。このおままごと、ちび（仮名）はいつも、「おかあさんごっこしよ？」と誘ってくる。現実で十分です、と思いつつも、「じゃ、誰がおかあさん？」と聞くと、ちょっと考えて必ず「ちび。」と名乗りをあげる。「おかあさんは、おねえちゃんで、よよが、ちびね。」という、なんとも複雑な配役（笑）。（しかも今回よよは参加してないし。）よよ役はしょっちゅう転べばいいのだろうか（笑）？　今日のおままごとは、よよがいなかったので、ケンカにもならずまったり。時々テレビをつけてやり、その隙に『海月』作業も続行中。←ダメ親【本日の我が家の夕食】鯖みりん干し／きんぴら（残り）／麻婆豆腐：鶏肉、白菜、椎茸、豆腐と明らかに鍋の材料リメイクで、あさつきをトッピング。餃子の種もできそうだったんだけど、皮がなかったよ……／ほうれん草お吸い物

December 4, 2005

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日本近代文学会に３００人！？……そこは若手研究者の真剣勝負場でした

さて秋晴れの日曜日。帰国早々の夫に留守番を頼み（家族３人ぐうぐう寝ていた様子だが……）、日本近代文学会の秋季大会があり、４年ぶり（？）に出席してきました。これでも私、もと近代文学専攻。とはいえ、学生時代はバイトに明け暮れ、学会など出席したような記憶もない（笑）。でも、仕事で顔を出すようになったほかの学会に比べると、なんとなく古巣に帰ったような安心感がある。『海月』の盟友紀子氏と待ち合わせて、一緒に会場に乗り込んだことが大きかったかもしれない。紀子氏には感謝。加えて、本日の眼目は、やはり同級生で、今は名古屋の大学にて教鞭をとっている小松史生子さんの発表、「心理描写か心理分析か―「変態」の言説化と文学ジャンルの形成」↑おい（その昔、漱石門下生の手になる『変態心理』という雑誌があったのだそうで、それをめぐる数名のパネル発表だったのである。ご心配なく…笑）……を聞くことだったというのも、「古巣」感を大きくさせたかもしれない。同級生もいまや第一線で活躍する若手研究者……というわけだ。感慨深いなあ。近年の文学研究はサブカルチャー発掘、もしくはこれまで顧みられなかった作家・雑誌の再評価に熱心だ（と感じている）が、いくつかの会場に分かれた分科会形式の学会において、小松さんの発表する会場は空前の人だかり。詰めても詰めても人が押し掛けて、立ち見まで出ている様子。機材（パワーポイント等）を使う発表のため、使える教室が限定されたこともあるのだろうが、立ち見とはすごい。正直に言って、こんな状況はちょっと想像しがたい（笑）。若い人（正確には同年代だが…笑）の多さと、熱のこもった発表態度にも圧倒され、まだまだ文学も人を呼べるのだな、と改めて感動。……ところで、名古屋に赴任してしまった小松さんに会うのは２年ぶりくらい。積もる話もあり、『海月』で寄稿をお願いしている（が、まだ原稿が得られていない）という事情もあり、今日が多忙な日だと知りつつ私、編集者根性丸出しでぴったり彼女をマークする（笑）。数日前から、紀子さんの奔走で、発表を終えた彼女と昼食の約束を取り付けていたが、昼食時間になっても質問者が引きも切らず、ついに彼女の資料入りのスーツケースを拉致して昼食会場に向かう、という展開にまでなった（笑）。有名研究者等、予期せぬ同行者もあって、『海月』の督促は不可能。せっかくなので、不勉強な私はこっそり、同級生仲間に学会動向を教えてもらう。「Ａ先生はどんな研究をされている方？」「えーっと、確かこっくりさんとか？」（ええっ）「じゃあ、Ｂ先生はどんな研究をされている方？」「えーっと、いろいろだけど、最近では盆踊りかな」（……おい）大丈夫なのか近代文学？？？……そして午後、ようやく小松さんと２人でお茶を飲む機会を見つけ、『海月』の約束を取り付けることが出来ました♪期待してます、小松さん。

October 23, 2005

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いよいよ組版が始動？

お世話になっているＳ社様で、『海月』組版が秘かに始まっている様子。なぜわかるかというと、それは簡単。私のテキトウかつ意味不明な指定にツッコミのメールが届くからである（笑）。今回も、単純な文字組ばかりだったのにもかかわらず、24字×25字×2段とか……本業で使ってる方のフォントで指定書いちゃうとか……わーん。てなわけで、実は『海月』の美しい誌面はすべて、組版担当の方のセンスにお任せなのです。いっそ何も書かずに「これ、美しくまとめて。」とか、お願いした方がいいのだろうか……もちろんだめよね（笑）。はああ。【トレーニング費用返済編】本日の昼食、手作りお弁当～♪　おかずは塩鮭、卵焼き、ポテトサラダ、御飯の上に京都のしば漬、葉唐辛子を載せた７０年代テイスト（違）。返済1000円也、残り金額、ついに474円。よおし！【本日の我が家の夕食】１日早く冷蔵庫が空っぽに……（汗）。豚肉と茄子の味噌炒め：余ったシメジ、長葱も入れて、ごま油で炒めて味噌・みりん・酒で味付けしました。／ワンタンスープ：市販の海老ワンタン、椎茸、小葱のスープ。

October 11, 2005

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秋は学会シーズンだとか

今日、『海月』の盟友ノリコ氏から丁重なメールをいただいた。それによると、これから２か月ばかりは嫌でも学究の徒にならねばならず、目前に迫った小説執筆の締切には間に合いそうもない、とのこと。ううむ。そうか。そうだよな。しかし、それに続いて、１１月末～１２月あたりには必ずや仕上げるという旨が書かれていたので、希望の灯が見えました♪……かくいう私も、まだ執筆中。頭の中では傑作が９割方仕上がっているのだけど、文章化されたのは全体の７割くらい？　つまり、いつもこのへんで緊張に耐えきれず雑な仕上げをしてしまうので、まあ、ここからがほんとの正念場なのです。来週は夫が出張で、早朝トレーニングも休まざるを得ないので、最後の最後まで投げ出さず、頑張ってみようと思います……。今日はいい本も読んだし、少しはいいものが書けるかな？【本日の読書】梨木香歩『家守綺譚』読了――僕の友だちも湖で行方不明になりましたが、気の向いたときに還ってくる。と、云った。ダァリヤはちょっと、泣きそうな風に顔をしかめたが、――ええ、そう、そういう土地柄なのですね。と呟き、明々と提燈の燈る通夜の席に戻っていった。亡友との距離が、近いようでなんと決定的に遠いことか！　わーん高堂。落涙しました。【第５回トレーニング】AM6:05～隅田川テラス（江東区側）きっちり2.5キロは走れるようになりました。１キロ過ぎると少し楽になったり。よし、慣れてきたぞ♪【費用返済編】本日の昼食、シャノアールにてタマゴトーストとブレンド珈琲530円。珈琲激しく酸っぱい（やや怒）。返済470円也。残り金額、5,560円。なかなか先が見えませんなあ。カレー食べたいな（涙）【本日の我が家の夕食】……帰りの電車で本を読んでたらやめられなくなり、手抜きになってしまった（笑）。冷凍春巻き（揚げるだけ）／きのこソテー：舞茸、エリンギをガーリックバターで炒め、醤油で味付けしました。ベビーリーフとレモンを添えて。／中華スープ：小松菜、溶き卵

September 14, 2005

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くらげ芸術大賞！？

ようやくようやく出社しました。机の上に山積みになった郵便物（著者校の戻り分）と未見の校正刷の束。未読メールの束（いや、束は見えないが）。……うんざりしてフロアを抜け出そうとしたとき（笑）、我が社にバイトに来ている書家・現代美術家のＨ氏に遭遇。「くらげできたよ～」重厚な作風と全く違う（笑）、ほんわか笑顔で手を振っている。そうだ、昨晩彼からメールをもらっていたのだった。もう１年半くらいになるのか、『海月』４号が出来た頃に、ほとんど立ち話で依頼をした、くらげモチーフの作品である。これは凄いことになりそうだぞ！ぎらぎらして、無機質で、でも存在感があるくらげ。大きさはＢ５くらい（笑）。わー。迫力ありますなあ。作品のタイトルを訊くと、ないというので２人で悩む。ただよいとか……発生とか……？誕生とか……黎明とか？？？自由が丘で個展をやってたとき、漢字一文字をテーマにしていたけど、今回もそういうのはどうかな？　　　浮。　　　揺。……なんかハイフンで～tionみたいな英単語が要るね！むむむムズカシイ（笑）。ていうかアートな人々は、タイトル考えないモノなのね（そういえばいつも『海月』表紙絵を描いてくださるおがわまきこ画伯もたいていの作品は「無題」だ）。小説の場合、タイトル付けたら７割は出来た気がするくらいなんですけど（笑）ってそれは私だけか？？？いろいろ相談した結果、仮タイトルのまま、夕方速攻でＳ社に現物を持ち込んでしまいました。ふんふん。うまく印刷物にできる方法がありますかねえ？？？皆様『海月』５号をお楽しみにね！！……盟友、事後承諾恐縮。委細、またご相談しますね。

August 19, 2005

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くらげ納涼会！

夏休みも早くも後半、今日は午後から私のフリータイム。海のくらげ舎恒例行事のひとつ、夏のビアガーデンに行くのである。……とはいえ、皆様すでにお盆を過ぎて猛然と働いていらっしゃるので、開始は午後７時。それまでの時間をどうするか？　迷わず「スター・ウォーズ　エピソード３」を観に行くことに決めた（笑）。自慢ではないが、映画館に行くことは滅多にない。家の近所のヨーカドーに流行のシネコンなるものができてから、豊川悦司・江角マキコの「命」（柳美里原作）を観に行って以来かもしれない（笑）。しかも、子どもがいない頃から、人に誘われていくほかはあまり観ない方だったので、昨今の座席の予約方法など全然ワカラナイ。←おばさんかい。そこで、開始時間だけネットで調べて、１時間ほど前に家を出るが、ビアガーデンの割引券を忘れた。取りに戻ったのが悪かったのか、チケット発売窓口に並んでいたら目の前で３時の回が売り切れる。おいおい。みんなもう観てるんじゃないのかい（涙）？　「マダガスカル」日本語版も売り切れていたから、当日席数が少ないのかも。しまった！！　慌てて、錦糸町に移動。でんでら竜さんに笑われそうだが、めざせ老舗映画館「楽天地」！！数日前、ネットで調べたときは開始時間４時となっていたので余裕だと思ったが、着いてみるとなんと３時スタート、既に上映中である。しかしたったの１０分だし、ここまできて観ない手はない！！　ええい、と窓口に駆け込むとレディースデーで1,000円。ラッキー。しかも、「座れます」と書いてある！　急げ！ドアを蹴とばさんばかりに駆け込むと、既にスクリーン一杯に戦闘機が飛び交っている。えええ。もう（笑）！？　エレベータに乗り込む懐かしのオビ＝ワンと、やや長い前髪を垂らしたアナキン。いやー、アナキン、カッコイイじゃん！！　会社同僚がつい彼のポスターを買ってしまったと言っていたが、わからなくもないかも（笑）。「エピソード２」の欲望ぎらぎら時代よりはずっと落ち着いて（２倍の力をつけていたし）好みになったよ♪　……しかし内面は全く変わっていなくて単純無知でしたとさ（笑）。……という調子で、のめり込みました（笑）。いやー面白かった。相変わらず、ツッコミどころ満載の映画である。映画館を出ると、すでに夕暮れ。少しだけマルイを覗くが、「秋の新作」を前に、夏物の服はもうただの安っぽい布きれに見える（笑）。百貨店は２か月くらい時が違って当たり前とはいえ、もうそんな季節なんだ……と少しショック。秋風に追い立てられるように退散。水道橋へ。東京ドームシティにある「風と緑のビアガーデン」での『海月』納涼会も、もう３回目を数える。スペシャルゲストとして、第２回くらげ文学賞受賞者を招聘し、授賞式を兼ねることになっていたのだが、なんたる失態か、私の招聘メールで開始時間を間違えてしまい、１時間も待ちぼうけを食らわせてしまった。大反省。冷や汗をかきながら授賞式を終えた。いやーいつにも増して楽しい飲み会でした。過ぎゆく夏を惜しみ、『海月』の益々の発展に乾杯！！……ハイテンション、酩酊、懸念、各位いろいろごめんなさい。

August 17, 2005

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執筆再開

締切をはるか昔に超過してぼんやりしていたが、夏の申し子３３歳、ついに今朝から休筆していた『海月』第５号掲載小説の執筆を再開しました。折しも、松山の写真家マリさんからのメールも受信。彼女もこの夏のイベントが一段落したところのようで、今後の打ち合わせ等々、ということで仕切直しのメール送信。励みになります。新たに決めた締切は、マリさん……９月２０日（火）一応連休明けを提案。未確認ですが。そして私を含む小説の執筆陣は、９月２５日（日）厳守！ということに決定しました。今回私は、下町に住む初老の寡婦を主人公に、嫁や近所の子どもたちとの日常を綴っているところです。今までとはひと味違ったリアリズム？　を目指しますよ。ご期待下さい。そして盟友、この記事にはぜひコメントくれたまえ（笑）。

August 9, 2005

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くらげ進展中

【メールマガジン『海月通信』応援企画】夏のおもてなし料理大募集！実施中です。こちらからふるってご参加ください。････････････････････････････････････････････････････････････････････正確には、昨日の夕方になるのだが、故郷のＩ先生にお願いした原稿がついに届いた。予定より少し遅くなったのは、郵便の宛先を書き損じたからで、丁重なお詫びのお電話までいただいて大変恐縮する次第。我が母校内に移築された藩校跡について書いていただいたのだが、享保１７年の飢饉から書き起こした小さな松山藩の歴史は、何というか、予想外の内容で面白い。うーん、当たり前だが我々では絶対に書けないアプローチですよ…。しかし当初、先生にご原稿いただけたらもう巻頭、と思っていましたが、何となくイメージとしては中盤、ほかの記事と組み合わせてがっちり使いたい感じがします。さらに、写真家マリさんとのメール交渉も堂々進展中。長々とまとまらないメールを送ると、夜中の２時なんて時間に返信をいただいたりして恐縮してしまう（笑）。こちらは、写真提供だけでなく、文章もお願いしようということになって盛り上がっている。期待の大型新人！　あ～楽しみだ。ところで、メールマガジン『海月通信』にご執筆予定の方、締切がまもなくです！　どうぞよろしく。【本日の我が家の夕食】冬瓜のそぼろあんかけ：冬瓜、鶏挽肉、生姜、葉葱。夏素材研究中（笑）。／サーモンマリネ風サラダ：サーモン、胡瓜、玉葱スライス。お吸い物は省略。【本日の読書】柳美里『雨と夢のあとに』読了少女はつぎに起こることに全身で身構えていた。それは予感よりも確かなものだった。揺るぎのない哀しみだった。………………不覚にも泣いてしまう。そう、少女ネタに弱いもので。種明かしを冒頭に置いて、しかも相変わらず過剰にガチガチ書き込んであるのに、緊張感を持続させるのはさすが。しかしろくな大人が出てこないな（笑）！！　痛々しいなあ。

July 7, 2005

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雑司が谷邸訪問～今日はくらげ編集会議！

さて６月の最終日。突然会社をサボり、盟友ノリコ氏の新居を急襲することになった。新居の偵察、『海月』５号の打ち合わせ、配信が来月にせまったメールマガジン『海月通信』の相談など、議題はさまざま。しかも、新妻が心づくしの昼餐を振る舞ってくださるとのことなので、朝のうちから浮き浮きと銀座に繰り出し、お気に入りの店でお菓子などを見繕ってから、雑司が谷に向かう。ノリコ氏の案内で霊園を抜ける頃には、朝からの雨も小止みで、緑の匂いに圧倒されながら歩く。この時期の樹木ときたら、風景も変わるほどだとか。母校に近いせいか、町の感じや風景が、なんとなく大学時代を思い出させる。この辺りに来たことはなかったのだが、なぜか懐かしいような。そして、それはノリコさんの雰囲気にもしっくり合っているな、と思った。友よ、いいところを見つけたねえ！明治の文豪、夏目漱石の墓所もやすやすと見つかる。せっかくなので墓参。まだまだ偉人も眠っているようだが、足元も悪いので今日のところは割愛し、無事に新居に到着。ご両親ほか、ご家族以外で足を踏み入れたのは私が初めてだったろうか？　こんなに早く訪れることができるとは思わなかったので、光栄の至りである。一歩足を踏み入れて、ここもノリコさんの雰囲気のままだな、と思った。いや～全然変わらないよ。「私が使っていた家具ばかりだから」と彼女は控えめに言うが、濃いブラウンのダイニング・テーブルは新居のために設えられた家具で、それが既に何というか、落ち着いていて彼女の支配下にある感じ。僅かに書棚のラインナップが「夫」の存在を彷彿とさせる（笑）のだが、それでも見事なまでに新婚初期の違和感？　がない。つきあいの長さですか？　いや、やはり生活空間というものが妻主導でつくられるものだからかな。付言するなら、期待していた１００箱の段ボールは既に綺麗に片付いていて片鱗もなく、鉄筋の立派なマンションなので床が抜ける心配もありませんよ（笑）。昼餐は夏のおもてなしメニュー！愛媛産の鰻に、青紫蘇と茗荷と錦糸卵の薬味を載せて「ひつまぶし」風にいただきました。涼しげなガラスボウルに御飯を盛りつけるセンスはさすが。そのほか、お手製の胡瓜の浅漬け（昆布は北海道直送だとか）もずく酢水菜のサラダ（チーズ味のドレッシングが風味豊か）お豆腐の味噌汁（お味噌はほのかに郷里の味）どれも、美味しくいただいて、あやうく仕事を忘れそうになりました。美味しいものの前では、人は無能になるものですね。おがわ画伯から届いたばかりの素晴らしい作品の数々、王子が送って下さった資料写真、松山で奇跡のように巡り会った写真家マリさんからいただいたメールなどを資料に、いろいろ相談。なんとなく、ゆる～くではあるが方向が決まる感じ。よーし、そのセンでやってみようね、とやること満載で帰宅。頑張らねば。【本日の我が家の夕食】夫が飲み会にて夕食不要。連日である。素麺（今シーズン初！）／枝豆／スモークチーズ／ちくわなどなどおつまみ満載。もちろん私は芋焼酎を少々。

June 30, 2005

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神保町デート２★★★～映画に誘われちゃったんですけど

朝から、しとしと雨。編集日記と銘打ったのに、この頃さっぱり編集の話が出てこなかったので、そろそろ『海月』をやらねば、と思い立って、今朝は５時起き。自宅パソコンに向かうと、これは以心伝心か、『海月』専属ブックデザイナー氏からのメールを着信。なんと！　今日入稿予定だった記事に使うロゴが届いている！　しかも！！　手描きオンリーだった彼女が、画像添付（もちろん作品は手描きだが、スキャナー導入なのだ）。わー。ついに電子化だあ……←うっとり。というわけで、本日の入稿は２件。・連載『風琴工房見聞録』完結編。堂々の２段組１７ページ。写真後送。さすがにこの分量、絵がないとキツイので、王子が書斎を発掘してくださるらしい。といっても内容からいって、写真２点は前半に集中する模様（笑）。・連載『くらげコレクション』イラスト入り２ページ。連載初の依頼原稿が大成功！　ロゴもリニューアルして、すっきりした誌面になりそうで楽しみ楽しみ。『海月』をお願いしている印刷所Ｓ社さんは、私の勤務先のご近所なので、指定紙等々持って昼休みに押しかける。お昼時で閑散としたＳ社では、美（微？）青年Arithmatix氏がにこやかに迎えてくれる。さらに、超シゴト人マイキ氏も在社していて、衝立で仕切られた応接スペースに通していただく。お気楽飲み会のときと違い、びしっとスーツ姿のイケメン２人組を前に、なんだか緊張（笑）。いやべつにラフなスタイルも好きですけど。しかも通りかかったけろ氏から麦茶のご接待までいただいて、大変恐縮してしまう。えっと、もんたま氏はどこ？すみません皆様、お昼休みなのに・・・。無事、原稿をお渡ししてちょこっと雑談。マイキ氏がコーヒーを淹れてくださると言うのを有り難く辞退して、大反響を呼んだ（笑）６月１６日の日記のカフェでひとりランチ。ごめんなさいね皆さん、この店にはちょっと男性（もちろん子どもも！）を連れて行くわけにはいかないの！　おほほほほ……　←誰も行くって言ってないけど……っというわけで定番のサンドウィッチを頼み（また野菜ネタで軽く彼と言葉を交わし♪）、さて席に着くのだが、フロアの真ん中の２人掛けしか空いていない。迷った末、カウンターを背にして座る。だってひとりだし、いくらなんでも明るい窓の方に向かって座らないと不自然だよね……？？？　今度はけろさんを誘って正面に座ろうっと（笑）。さて本日は、カフェではなくＳ社のイケメンズから、来月は映画（スター・ウォーズ★）に行かないかとのお誘いをいただいたのですが、うーん行っちゃってもいいですか、夫？【本日の我が家の夕食】新オーブンレンジ・デビュー！鶏肉のホイル包焼：鶏ムネ肉に酒、生姜、醤油で下味をつけ、胡麻、味噌、味醂、砂糖を加えたタレをかけました。一緒にシメジを包んで完成。レンジの取説に出てたレシピです。４歳児「あーっ焼いてる！！」大いにウケました（笑）。／ポテトサラダ：玉葱、サンチュ入／吸物：小松菜、麩

June 22, 2005

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２４時間未満の帰省、そして収穫

さて家を空けて３日目。昨夜、瀬戸大橋を渡って無事に故郷に帰ってきたわけですが、なにしろひとりで帰省するなんて結婚以来初めてのことです。普段の帰省なら、両親は孫の相手に大わらわ、のんびり話をする暇もないのですが、今回は純粋な「娘」を満喫！　ぴかぴかに磨かれた部屋に、母の心づくしの手料理。のんびり手足を伸ばして入るお風呂、ふかふかのお布団、そしてロイヤルコペンハーゲンのカップでいただく紅茶。それはもう、自宅では考えられない大人の時間（ちなみにその頃、留守宅では夫の同僚の独身男性群が集って、こちらも楽しい宴会が催されていた様子ですが…）。すっかりリフレッシュしたところで、いよいよ『海月』の取材に出かけますか。小特集「松山」ではハプニングが相次ぎ、盟友が担当した陶芸家の窯元取材が進行しているほか、実はいまだに内容構成さえ定まっていない状態。机に向かっていろいろ考えていても始まらないから、まずは候補地の数々を軒並み回ってみることにした。ま、各記事のつながりなどは後でこじつければ（笑）何とかなるか。……というわけで、父に車を出してもらい市内を回る。三番町、一番町、ロープウェイ街ときて、道後に向かう車の中で、父が候補地リストにないところを提案してくれる。「最近、道後に若い人が集まって面白いことしよるとこに連れて行っちゃるけん」。そこは道後温泉本館のすぐ裏手にある小さな坂道だ。もとの色町で、「ネオン坂」という名前が付いている。坂道を上りきったところには「一遍上人生誕の地」という寺が出現するという、不思議な取り合わせ。しかし、以前来たときは、人影もなかったと思ったのだが、今日は様子が違う。駐車場程度の小スペースに、松山在住の若者たちが集まってフリーマーケットのようなものが開催されている（小規模ながらバンドの生演奏までついている）。一巡りしたところで、洗濯紐に洗濯バサミでとめられたポストカードが目に付いた。可愛らしい水彩画と並んで、モノクロの静かな写真が異彩を放っている。じっと見ていると、スタッフが「23歳の女の子の作品ですよ」と教えてくれた。ネオン坂の入口を撮った写真を発見して、３枚を購入。実は、数分前に、私も手持ちのデジカメで同じ坂の入口を撮影してみたのだった。でも、何かが足りない。どの街にもあるつまらない路地の写真にしかならなかった。彼女の写真では、あの坂道のもつ寂寥感（＝さびれ具合？）がすんなり体得できる感じで、ああ、この人はちゃんと見ているんだなあ、と思った。幸運なことに、写真を撮った本人も近くにいてお話することができたので、『海月』にはその収穫をご紹介することができると思います。どうぞお楽しみに！色里や　十歩はなれて秋の風　　子規ちょっと季節は違いますが、「十歩はなれて」というスタンスが彼らしい？【本日の我が家の夕食】夕食前になんとか帰京。いろいろかき集めて夕食。ホゴの煮付（昨晩の残りをもらってきた）／焼き鳥（近所で買ってきた）／つぶ貝刺身／胡瓜のタタキ（夫の作品！）／吸物：豆腐、葉葱

June 5, 2005

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慶賀の至り

今朝は、待っていた便りが届きました。高校時代の恩師Ｉ先生は、国語担当。小さな身体に似合わぬ張りのある声を教室中に響き渡らせ、進学校のエイゴや数学の予習に疲れてぐったりしている生徒を一気に授業に向かわせる、不思議な人物。直接授業を受け持って貰ったのはたった１年でしたが、先生の価値を知るには充分でした。高校に入ってよかった！　と心底思いました。「芥川はね、…」と語りだし、「私は何も親戚や知人ではない。名のある文学者だから私ごときが呼び捨てに出来る、そういう意味で芥川は、といいます」と注釈をつける、律儀な先生でした。その先生に、このブログを開設するすこし前、我らが『海月』への寄稿をお願いするお手紙を出したのです。待っていた返信に曰く、二人のお子様達とともに「海月」もすくすくとお育ちのご様子、慶賀の至りに存じます。草稿、承知しました。ご原稿が届くのは、今月末頃になるでしょうか。次号の小特集では、私たちの故郷「松山」を取り上げます。皆様、お楽しみに～！！

June 1, 2005

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「海のくらげ舎と申します！」

さて気を取り直して、１日遅れで私の平日がスタートです。週末に出産以来初めての京都出張（学会出席と書籍販売）を控えているので、午前中は準備で慌ただしく過ごす。やはりサボったツケは大きいよ（泣）しかしそれでも、昼休みには、会社の近所の老舗ハンコ屋さん（昭和１２年創業）に発注していた「海のくらげ舎」ゴム印を受け取りに行くことができた。これは２号のときくらいからだったか、雑誌を発送するとき、封筒にいちいちこちらの名前を書かなくてすむよう考案したゴム印で、スタンプ台にわざわざ紫色を用いて「海」の感じを出しているものだ。今回は、「ウェブデザイン室」の住所変更（盟友の新居である）を反映したものを発注した。「海のくらげ舎と申します！」と名乗るのは滅多にないことだが、それなりに快感（笑）利益を上げて、原稿料を出せれば、「海のくらげ舎」を名乗る機会はおそらくもっと増えるのだろう。仕事とプライベートをわけようとしても、今はなかなかうまくいかない。名のある詩人とのつきあいやら、印刷所様のご厚意やら、所属している会社の名前に支えられているな、と思うことも実はしばしばである。でも、利益度外視の「遊び」だからこそできることもある。商売じゃないから楽しい、というか。贅沢なんだよなあ。海のくらげ舎。【本日の我が家の夕食】豚汁：豚バラ肉、大根、人参、牛蒡、葉葱、枝豆（昨晩の残り物）を入れました。蒟蒻があれば完璧だったけど。／塩鮭、えのきオロシ添／おにぎり：残り御飯がたくさんあったので、ひじきふりかけと胡麻を入れておにぎりにしました。

May 31, 2005

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コモチクラゲとは？

皆様、初日からたくさんのご声援ありがとうございます。ところで、この日記のタイトルになった「コモチクラゲ」ですが、そういう種類のくらげは実在します。小学館「日本大百科全書」によると学名Eucheilota paradoxica腔腸動物門ヒドロ虫鋼ヒドロイド目コモチクラゲ科に属する海産動物。傘はほぼ半球状で高さ４～５ミリで、寒天質は比較的厚い。（中略）未成熟の個体では放射管上の生殖腺の生ずる位置から数個のクラゲの芽が無性的に生じることが多く、そのためにコモチクラゲの名がある。このクラゲのポリプはまだ知られていない。（後略）ということで、未成熟なのに４歳児と２歳児の母である私としては、非常に親近感のもてる生物なわけですね。【本日の我が家の夕食】銚子産イワシ丸干、大根オロシ添：朝食ではありません。我が家では干物も立派なディナーなのだ（笑）／マカロニサラダ：胡瓜、トマト、カニかま、を入れたマヨネーズ風味。お子さま向けですね。／吸物：豆腐、葉葱、おぼろ昆布入り。【本日の読書】大江健三郎『万延元年のフットボール』より「おれが長兄の時代を生きたとしたら、これはおれ自身が書いた日記かもしれないじゃないか」くーっカッコイイねえ鷹！ひょっとして１０ページ／１日くらいしか進んでいない？なんてことは気にしないでね。

May 27, 2005

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