カテゴリ:├ リエゾン支援
リエゾン支援のイメージが浮かびやすいよう、私が受けた支援を具体的に挙げてみます。
・私は同席せず、学校で先生方と面談してもらう ・適宜、学校と電話で連絡を取ってもらう ・先生との面談の場に同席してもらう このように、リエゾン支援は一般的なカウンセリング等より踏み込んだ支援となります。リエゾン支援を行っている機関が少ない中、ご紹介することに意味があるのか迷いましたが、学校との関わり方など学んだことを書きたいと思います。 私の場合、子どもが不登校になった当初から学校と何度か話し合いの場を持ちました。親身になって話を聞いてくださる先生にも恵まれました。ですが、ある段階から学校を信頼することが難しくなり…。 表面的には対立してはいませんでしたが、私の心の中は学校への不信感でいっぱいでした。 子どもが転校を望まない中、どうすればよいか全くわからなくなっていました。 そんな時に、あるNPO法人代表のA先生に出会い、まず言われたことは ・原因は誰か他の人が作ったかもしれない。けれど、それをどう捉え、どう向き合うかは自分達自身の問題である ・親と学校がやり合っていては、子どもはますます学校に行きづらくなる ・何度も同じボールを投げても仕方ない ・関係する周囲の人を信じようとしなければ、道は拓けていかない ・まず親がトンネルから抜け出すこと ・回復には、苦しんだ時間の倍の時間がかかる 等でした。 その他、学んだことは ・何が本当に子どものためになるのか常に考える ・親だけで問題を抱え込まず、回りに援助を求めることの大切さ ・親には、子どもに近すぎて見えなくなっていることもある ・第三者の意見を聞く耳を持つことの大切さ ・言葉遣いは心遣い ・自己主張するだけでは、相互理解は生まれない ・話し合いの前に事の次第を整理しておき、感情を交えず、事実だけを話す ・焦らず一歩一歩 等です(まだまだ、たくさんありますが) 。 これらの中には、言われた当初は意味がわからなかったり、受け入れられないと思ったこともありました。今でも完全には腑に落ちていないこともあるかもしれません。 ですがリエゾン支援や面談等を通じて、自分の視野の狭さに直面したり、自分では予想できなかった展開になり、あぁそうか…と思ったことも多々ありました。 引き続き、振り返りながら個々の内容について書いていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.04.26 13:38:24
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