カテゴリ:├ 父の入院
何でも好きなもの食べさせていいって
もう終わりってことないよね! 豪快に笑い放つ母、ここにあり 父の細き足首を 掴んで離さぬ、守り神 4月下旬以降、また体調を崩し、口からほとんど食べられなくなってしまった父。先週から再び、中心静脈への高カロリー輸液の点滴となりました。担当の先生に、家から何でも好きなものを持ってきて食べさせていいですよと言われた母…「もう終わりってことないよね!(笑)」と私に電話をかけてきました。 少し前のブログにも書きましたが、私は幼い頃からずっと、こういう母が少なからず苦手でした💦いわゆる超肝っ玉母さん…。 でも、この電話を受けた時には、その母が父の守り神(とってもパワフルな)に思えました。たとえ誰かがお迎えに来ようとしても、この母がいれば、けっして父には近付けまい! すぐに実家に行きたかったのですが、ちょうど我が家のワンコの具合が悪く、病院に連れて行ったところ、腸炎とのこと。注射+点滴+飲み薬で様子を見ることになりました。 母にメールで連絡したら、「大変だね。ちゃん、早く良くなりますように」と返信が来ました。不意を突かれて、ちょっとビックリ…。私の母ってこういう時、まずアドバイスとか、不注意を咎めるようなことを言う人じゃなかったっけー? 私の中の母への印象が、ちょっと変化〜長年、自分が思い込んでいる母の姿に一致する部分だけを、繰り返し敏感にキャッチしていたのかもしれないなぁ…。 そして、超肝っ玉母さんの奥にある顔…まだ見たことがありません…。 2日程でお腹の具合が治ったワンコ…ほっとしました。その後、家族にワンコのお世話をお願いし、実家に行きました。 入院中の父。こんなのはどうかなーと持って行った食べ物…ほんの一口二口ですが、口にしてくれました山田養蜂場の蜂蜜梅、本葛入りの抹茶ミルクとうふ、カゴメの冷製野菜ポタージュ…。 たわいもないことを話しながら、いつものように手と足の爪を切り、耳掃除をし、襟足だけ軽く散髪し、車椅子で病棟のフロアをゆーっくり散歩。腕も足も身体も、本当に痩せ細ってしまった父。でも不思議に、悲しいとか、かわいそうとかいう気持ちにはなりませんでした。 あっ、お腹の具合が悪かったワンコにも、これと一緒の気持ちがした…!ワンコ、一日に何度もピーしていた時も、目が合うと自然にシッポが動いちゃうんです…。お腹痛くてかわいそうに、とはもちろん思うけれど、もっと違う気持ちも。 多分、これが「いとおしい」という気持ち…。 実家の庭。2週間前にはツボミだったアマリリスと孔雀サボテンが、大きな花を咲かせていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.30 18:45:14
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