カテゴリ:└ 学び
先月受けた研修の中で、「感情労働」についてお話がありました。
研修は母親を対象としたものではなかったのですが、「母である私」にとっても、考えさせられる内容でした。 「感情労働」というと、一般的には医療職、介護職、対人援助職、サービス業、営業等が挙げられますが、母親も「感情労働」の側面あるよねーと思います。 研修で聞いて、あ、これこれ!と思った概念は、 ☆ 思いやりストレス 何とかしてあげたい、何とかしてあげなければ…。→救世主シンドローム ☆ 思いやり疲労 何もしてあげられない、何もできない…。→無力感、むなしさ、自責感、怒り、恥、二次的PTSD(代理受傷) どちらも、すごく馴染みのある感情…💦 また、表層演技・深層演技という概念も、なるほどと思いました。 簡単に説明すると、 表層演技〜喚起される本来の感情を相手に隠す。相手をだますが、自分自身をだますことにはならない。 深層演技〜自分の感情に直接働きかけることで、あるいは間接的な想像力の動員によって、相手だけでなく自分自身をもだます。 自分の感情を否定する「深層演技」をすると、深く傷つく! 【感情労働による燃えつきからの回復と予防のために】 ・周囲の問題に責任を持つのではなく、自分の健康と幸福に責任を持つ。 ・自分の境界を設定し、過剰な責任を引き受けない。 ・自分で変えられるものと、変えられないものとを見極める。 ・物事の優先順位をつける。 ・自分の意思を表明したり感情を表現する練習をする。 ・問題があれば話し合い、感情を分かち合う。 ・自分の価値は、周囲からの評価や称賛によるのではなく、ありのままの自分に価値があることを確認する。 ・リラックスする時間を確保する。 母として痛い経験をして学んだこと…いろいろあったなー でも学んだと思っても、また渦中になると忘れてしまったり💦 今度忘れそうになったら、このブログを読み返してみよう〜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.06 08:37:08
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