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カテゴリ:└ 将棋
3月2日、将棋順位戦A級最終日。
三浦弘行九段がA級に残留されました! おめでとうございます✨ 藤井聡太六段(あっという間に六段!)の大活躍で将棋界が脚光を浴びる直前、 三浦九段のスマホカンニング冤罪がありました。 その影響で、A級最下位の立場となってしまった今期。 3勝5敗となりながらも、残り2局を連勝。 理不尽なことが身に降りかかった時、 それをどう受け止め、どう対処するか。 三浦九段の精神力、本当に素晴らしい…! 以下、今日のネット記事「スマホカンニング冤罪の三浦弘行九段「名誉回復」果たす執念の残留」より引用させていただきます。 ******* (前略) 「スマホカンニング冤罪事件」から早1年 一昨年秋、三浦九段は第29期竜王戦(読売新聞社主催)で渡辺竜王(当時)への挑戦を決めていながら、ソフトを対局中に利用したと疑われた「スマホカンニング冤罪事件」により挑戦権をはく奪(七番勝負は丸山忠久九段が繰り上げ出場)された。その後も出場停止で順位戦も不戦局扱いとなってしまい今期A級は不本意ながら張り出し扱いの最下位、11位の圧倒的に不利な状況(同星は順位上位者が残留)でスタートした。 コンピュータソフトを将棋の研究に用いることは若手を中心にトップ棋士間では一般的になってきたが、2013年にA級棋士として初めて、世界コンピュータ将棋選手権優勝の「GPS将棋」と対局した三浦九段は早くからその優秀性に気づき、ソフトの手から学んでいた。当然研究手はソフトに似てくるはずで、現在公式戦で生まれる新手や新定跡も多くは「ソフト発」、時代を先取りしていたにすぎない。 一昨年末に第三者委員会から「不正行為は一切なく潔白」の発表があり昨年春に日本将棋連盟との和解が成立したあとでも、ネットなどでは「疑われるほうが悪い」、「対局中にソフトを使えなければきっと弱くなる」など心無い中傷が続けられていたのを三浦九段はどのような気持ちで受け止めたのであろうか。 これは筆者の推測だが「勝ってA級に残留すればそうした雑音はいずれ聞かれなくなる」と信じていたのかもしれない。 三浦九段は今年1月の8回戦を終えた時点で3勝5敗と残り2局を勝つよりない状況だったが、2月1日の9回戦で当時挑戦権レース首位を走っていた豊島八段に執念の逆転勝ち。そして今回渡辺棋王と残留を懸けた直接対決。三浦九段は負ければ即陥落、渡辺棋王は負けても深浦九段が久保王将に敗れると同じ4勝6敗でも順位の差で残留という状況だった。 (中略) 誰の助けも借りられぬ盤上において自力で「名誉回復」を果たした三浦九段の頑張りは多くのファンに勇気を与えただろう。 ******* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.03.06 08:17:12
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