テーマ:愛犬のいる生活(77258)
カテゴリ:├ ワンコ
今日は『ワンワン♪シニアDAY』というセミナーに参加しました。
「シニアを迎える前に」というテーマで、 前半は「飼い主ができること、してあげられること」、 後半は「『老い』に対する心構え」という内容で、とても参考になりました。 特に後半のお話に強く心を打たれました。 是非、内容をシェアしたく、 以下、配布されたプリントより後半部分を転記させていただきます。 (一部、表記を変えてあります) ******* 1. 『病気になる』=『可哀想』ではない 治らない病気(高齢疾患)が見つかっても、可哀想と思わないであげてほしい。 『長く生きていれば、病気になるのは当たり前!』くらいの気持ちで…。 悲しむより「QOL(生活の質)を維持するために、どうしたらいいか?」に力を注ごう! 「病気がたくさん見つかる」=それだけ飼い主が、日々注意深く見て触ってあげているという 愛情の証。 自然な変化として、穏やかな気持ちで受け入れてあげる。 年を取ったり、病気になるのは、悪いことばかりではない。 [例]音響シャイのコが、耳が聞こえなくなることで長年のストレスから解放されるメリットも。 病気を通じ、飼い主との絆がより深まる。 老化現象には徐々に順応していってくれるので、あまり心配し過ぎない。 補助してあげることで「成功体験」を増やして、一緒に喜んであげよう。 2. 不安定な時期もあれば、安定の時期も 6~8歳くらい…アダルト〜シニアに変化していく時期。 心身共に不安定になることも。 そこを越えると『シニアの安定期』がやってくることも多い。 「原因不明」に、こだわり過ぎない。 人よりできる検査も少なく、動物には「原因不明」も多い。 『様子見も、大事な治療過程のひとつ』という場合もある。 よく先生と相談を。 3. 『長生きが全て』ではない 「どれだけ長く生きたか」よりも「どんな一生を送ったか」。 『犬らしく過ごせる時間』を、できるだけ長くしてあげることを目標に! お誕生日は「またひとつ年取っちゃった…」より「また一年、一緒に過ごせた!」ことを 純粋に喜んであげよう。 もし理想より短かったとしても、そのコとの時間、精一杯できることを全てやって 楽しく過ごせたなら、それでヨシ! 飼い主もポジティブに、シニア生活を楽しもう。 4. ウチのコは幸せだったのかな…? ワンコの幸せは、飼い主だけから与えられるものではなく、 周りの人たちから受けた愛情も、たくさんあったはず! 『ワンコ自身が幸せだったかどうか?』という視点も大事だけれど、 『一緒に過ごした時間が、自分も含めて幸せだったかどうか』と視野を広げて、 ワンコが楽しそうだった様子を、たくさん思い出してあげてほしい。 よその家と比べない。 できる範囲は、人それぞれだから…。 5. 最後にアドバイス その時その時で、できることをできる範囲で、全てやる! 飼い主の心の余裕=ワンコの安心感に繋がる大事なもの。 できるだけ『記録』を。 記録は一生の宝! 大事件も、時間が経つと忘れてしまうもの。 飼い主自身の記録にもなり、他の誰かの役に立つ日も来るはず。 後悔→重いペットロスに繋がってしまうことも…。 そんなとき、『愛犬と一緒に頑張った記録を読み返す』ことで 「あの時、これだけ真剣に向き合い、できるだけのことをやったんだ!」と実感し、 前向きな気持ちを取り戻すキッカケに。 ******* ワンコの老いについてですが、人の老いと共通する部分も多いですね! 私自身、一昨年に父を見送り、やはり後悔する気持ちもありますが、 当時書き綴ったブログを読み返すと、確かに前向きな気持ちを取り戻せます。 我が家のワンコは、まだ4歳で、正直今までシニア期のことは考えたことがなかったのですが、 今日のお話を聞いて、シニアになることが怖くなくなったというか、 「また一年、一緒に過ごせた!」と純粋に喜べるお誕生日を、このまま重ねていきたいなぁと 素直に思いました。 温かいセミナーでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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