ねえさんにはほぼ毎日いろいろあるのよね

ついさっき、ナナの里親のＳさんが車でお迎えにこられた。
わたしの事情もよく承知してくださっていて、
子供たちの引渡しが完了したことで引き取りにきてくださった。

ナナはもともと野良ちゃん。
Ｓさん宅の近くでナナの母親とともにその姿を確認されていて
いよいよ保健所が野良猫を処分しにくるという直前にＳさん家族が救いだした。
残念ながらナナの母親はすでに捕まったのかどこかに逃げたのか保護できなかったとか。
小さなナナを保護したものの、すでにお家には病気を持つお年寄りネコちゃんがいたので
Ｓさんがナナの里親を探してらしたときに私が手をあげたのだった。
それが２年半前。
「あの頃は年寄りネコもいてナナを飼える状況ではなかったから
　よく考えたらコナリタさんに一時預かりしてもらったようなものですね」と
Ｓさんは帰り際に言ってくださった。
Ｓさん宅の先住ネコちゃんは男の子２匹。
１匹はナナを保護していた少しの期間ナナのことをとっても可愛がっていた優しい仔。
もう１匹はナナの三男。
少し時間はかかっても仲良くやっていけるよね。


家の中にはネコたちの名残がまだまだいっぱいある。
どんなに掃除しても必ず衣服に付くネコたちの毛。
ごはんを食べていた器。
爪あとの残る柱。
砂にナナの足跡がうっすら付いたトイレ。
ネコ用のケージはまだ新しいから誰かに使ってもらおうか･･･
とにかく一段落ついた。
あとは関東に飛んでいよいよ本格的に新しい生活の準備に入るんだわ。
明日にでも関東入りして･･･と思っていたらなんとマサキが水疱瘡に。
ママの仕事の段取りがつくまで数日はベビーシッターかな。