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矢野顕子さんの「さとがえるコンサート」に行ってきた。
ドラムとベースギターのトリオで2時間たっぷり楽しませてくれた。 あっこさんて1955年生まれだからもう51才なんだよね。 後半は1曲歌うごとにはずんだ息でMCしたりしてたけど それも彼女らしいご愛嬌になってる。 なにより、初めて生で聞いた矢野顕子ワールドは意外なほどパワフルだった。 あの独特の澄んだ高い声だけでなく身体全体でシャウトするように歌う場面もあった。 今まで好きでも嫌いでもなかった彼女のことを私はほんの一部しか知らなかったのだ。 すっかり魅せられてしまったのだな~。 3歳からピアノを弾いていて一度たりともピアノを弾きたくないと思ったことはないんだって。 鍵盤楽器を一切弾けないわたしでも(手が小さくてオクターブ届かないのだ) 「あ~~~ピアノ弾いてみたいな~~~~」と思うと同時に 「もしも弾けたとしてもあっこさんみたいに歌うようには弾けないな~~」とも思う。 きっと彼女は無理をせずしかし手を抜かず自分をピアノと歌で表現しているのだなぁ。 坂本龍一さんと糸井重里さんが「天才」と呼んでいるのもわかる気がする。 憧れは憧れとしておいといて、わたしがわたしらしさを表現できることってなんだろう。 焦らず無理をせず、でも手を抜かずに何かを探していこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 27, 2006 06:26:45 PM
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