伝えるという事
先日、近くの大型スーパーで、若い男の子とお母さんらしき女性を見かけました。レジで私の前に並んでいたので、見るともなしに目に入ってきた彼らの買い物は、キッチン用品の数々。フライパン。フライ返し。お玉。三角コーナー。などなど。うちの近くは多くの大学がある場所。彼も4月から一人暮らしを始める大学新入生なのでしょうか。とても初々しい後ろ姿に、私もお母さんの気持ちになってしまいました。頑張れ!一年生ところで、そんな一年生の皆さんの、お父さんお母さんに、聞いてほしいなぁと思う事があります。今、私の職場にも、新入生のお母さんからじゃんじゃん電話がかかってくるのですよ。入居した部屋の電気の具合が悪い。水道の具合が悪い。カーテンレールのサイズが知りたい。洗濯機置き場のサイズが知りたい。(そうです。私がいるのは不動産関連です。)勿論、当然の電話なのですよ。しっかり対応させていただいています。ただ、そうしたお電話、新入生ならまだわかりますけど、卒業するまでずっとママにかけてもらうっていうのはどうかなぁ…ここが壊れました。共用灯が切れました。退去する事になりました。そんな連絡を、自分でできないのは恥ずかしいなぁ。喜んで代わりにやってあげちゃうのも、それは愛情と違うよね。困った事が起きるのは幸せの種、と、この前書いたけど、困った事が起きたとき、誰にお願いするのか、どんなふうにお願いすれば、スムーズに気持ち良くいくのか、それはやっぱり経験するしかないのです。つっけんどんに頼んで、嫌な顔されちゃった、ああ失敗したなぁ、とか、笑顔で応対してくれたあのおじさん、感じ良かった、自分も見習おう、とか、そんな風に、色んな感情を経験するでしょう。そして、人に何かをお願いする事は、ちょっと勇気がいったりするけれど、これから大人になる若い人には、人に尋ねたりお願いしたりする経験が、絶対に必要です。お父さん、お母さん、その経験をする機会を奪ってはダメよ。外の電灯が切れちゃって困ってるんです、って自分で言うのよ。ママじゃなくて。入居も退去も両親まかせで、本人の声を一度も聞かず仕舞いだと、少し心配になるのです。こんな事で困ってる、って自分で伝えることが、とても苦痛、と感じる人もいるでしょう。苦手なことは誰にもあるものね。でも、だからって、ママがやってしまうのは、それは違うよ。誰も自分をわかってくれない、とかそんな事言う前に、伝えるレッスンをする機会は、どこにでもころがっているよ。で、大学卒業する頃には、近所の人とか、管理会社のおばちゃんとかと仲良くなってて、気軽に何でも困った事を相談できるようになってて、卒業おめでとう!あんた入った時は、心細い顔してた坊やだったけど、立派な社会人だね、って言われるような間柄になれていたらいいよね。伝える、ってことがどれだけ大事なのか、この映像も是非見てください。自分の口で、言葉で、伝えること、自分でできることが、どんなに有り難いことか。。。教えてくれたみっちょ♪さん、感謝です! 今の宮ぷーとかっこちゃん 宮ぷーとかっこちゃん、ドキュメンタリー映画の予告編こちらのHP、下の方に各地の上映会の日程があります 「1/4の奇跡~本当のことだから~」 「宇宙の約束~いのちが紡ぐ愛の詩~」 「光彩~ひかり~の奇跡」宮ぷーこころの架け橋ぷろじぇくと メルマガ登録はこちら