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カテゴリ:本の周辺
* sora *さんとこ から、ブックバトンを受け取りました。
わたしは無類の本好きで、一度手に入れた本は決して手放しません。一度だけ古本屋にダンボール一箱持ち込んだことがありますが、その金額と本たちを比べたら、その格差に驚いて、それ以来本を売るのはやめにしました。書店でぶらぶらは、しょっちゅうのことで、思わぬ時間を過してしまいます。すぐに別世界へとワープしてしまうのですね。 大きな書店に入ると便意をもよおしてしまうのはなぜでしょう? じっくり腰を入れて本を眺めたいということへの身体の条件反射かなぁ? そんな訳で、ブックバトンにはぴったりかも知れませんが、ところがどっこい、絞れない…。考えた挙句、わたしの妙案でバトンを振ってみたいと思います。 素敵な詩を書く、詩的な* sora *さんからのバトンなので、先ずは、詩的バージョンで振ってみようと思います。 1.持っている本の冊数 たぶん、1000冊~2000冊の間だと思います。自分の書斎は、狭い中に本棚が迷路のようになっていて、そこに1000冊位かな。昔の本は実家に預けていて、その他3ヶ所置かせていただいているスペースがあります。…実は、ちゃんと数えたことがないのです。 2.読みかけの本 または 読もうと思っている本 読みかけ:『人は食べなくても生きられる』 山田鷹夫、三五館 ☆ これは今無食実験を試みておられる光のkimiさんの後追いです。 『古事記(ビギナーズ・クラッシック)』 角川ソフィア文庫 『図説 日本の神々を知る 神道 』 武光 誠、青春出版社 ☆ 今、少し日本の神々に興味を持っています。 読みたい:『バッテリー』 あさのあつこ、角川文庫 ☆ この夏の小説はこれ。旅に持って行きます。 『共感覚者の驚くべき日常』 R.E.シトーウィック、山下篤子訳、草思社 ☆ 未知の世界や科学的興味は、尽きません。 3.最後に買った本(既読または未読問わず) 『外的世界と内的世界』 湯川秀樹、岩波書店 古本です。楽天で買いました。 4.特別な思い入れのある本 ここからが、詩的バージョンです。詩集や試論から選びました。 『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』 谷川俊太郎、青土社 ☆ この即興的な軽さが心地良かった。実際に即興詩もあります。 いろんな方(奥さんや著名な作家や友人や)への話しことばが好い。 手紙やはがきの通信が、詩になれることを教えてくれたのはこの作家でした。 『春と修羅』 宮沢賢治、筑摩書房(全集第二巻) ☆ 「わたくしといふ現象は…」で始まる序は、あまりにも有名です。 しかし、やはりその文章がいちばん好い。 ちゃんと全編は読んでいないけれど、序文が全てを示してくれているように思います。 『ブレイク詩集』 W.ブレイク、土屋光知訳、平凡社ライブラリー ☆ 箱入りの大判が、今手元にありません。たぶん、実家にあると思います。 今は文庫が出ていて手頃です。角川文庫のものはカラーの原画付きです。 若い頃『天国と地獄との結婚』の中の、「地獄の格言」に魅せられたものです。 『結ぼれ』 R.D.レイン、村上光彦訳、みすず書房 ☆ レインは著名な精神分析医、いや、反精神分析医です。 60年代の精神医学の主流を批判して反精神医学を唱え、患者達と仲良くしていた。 そんな中から出てきた、こんがらがった言葉たちの縺れようは、しかし、詩的です。 『詩法』 ロジェ・カイヨワ、佐藤東洋麿訳、国文社 ☆ カイヨワは、文学の批評家であり、フランスの思想家でもありました。 詩論の本なのでしょうが、本文は1~23までの短い散文詩で出来ています。 それに、詳しい注釈が10倍の量で付けられています。 5.次に回す人5人 わたしへわたします。わたしの分身5人へ。 それは、…哲学君、科学ボーイ、フィクションさん、アートちゃん、トンデモくん…???…たちかなぁ? …ということで、わたしはまた、機を見て続けるつもりですが…、 やっていただける方は、受け取ってください、☆ブックバトン☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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