|
カテゴリ:うた・唄・歌
昨夜のこと。 深夜3時に目が覚めて、気が付いたらコンサート会場で大勢の人の前で唄っていた。 唄いながら興奮して目が覚めた。 まあ、夢なのであるが、それはこんな内容。 --------------------------------------------------------------------------- 芝生のような観客席で、コンサートを楽しんでいる。 それはロックフェスティバルか何かで、次々に色んなアーティスト達が自分の持ち歌を披露していく。 会場はにぎやかで、ロックでギンギンに盛り上がっている。 わたしは遅れて来たようなのだが、なんとか場の雰囲気に溶け込もうと身体を揺さぶっている。 リズムに乗って、なんだかイイ感じで、徐々に乗って来る。 そこでふと、MCのタモリさんがわたしを指差して、「次はあなた!」と紹介される。 「えっ僕!?」と、びっくりするが、手持ちの楽譜をめくり始める。 「あれが唄いたいな~」と目当ての曲を探すが見当たらない。 「あれっ、あれっ!?」と、慌てふためくが見つからない。 かなり会場を待たせてしまったので、仕方なく、次善の曲に決める。 ステージに立って唄い始めるが、楽譜のコードが見にくく、しかもページが捲れたりして、足で直したりしている。 その間も歌い続けていて、幾つかコードを間違えたりする。 でも、会場は手拍子のリズムがしっかりしていて、コードの間違いもあんまり気にならない。 わたしはしっかりと唄っている。 --------------------------------------------------------------------------- という所で目が覚めたのだが、実際に声に出して寝言(寝歌)を唄っていたかどうかは分からない。 しかし、わたしの頭の中ではしっかりと音楽が鳴り響いていた。 わたしが夢の中で唄っていた次善の曲は、自作の『素粒子の唄(1)』と言う歌。 ♪~「心に愛を」などと 言い廻ってみても 誰もあんたの言葉など 聞いちゃいないさ ~♪ と言う出だしで、布教に勤しむ宗教の人たちを少し皮肉って唄ったものだった。 ⇒全文 わたしが本当に唄いたかった(探していた)のは『素粒子の唄(2)』の方で、よく考えてみるとこれはコードも丸暗記しているので、実は楽譜なんて探さなくても良かったのだと後から気づいた。 夢の中では、何であんなに慌てて、楽譜に頼ったりしていたのかと思い直した。 そうか、人前で唄うには完全に自分のものにした歌じゃないとだめなのだなと思い至った。 『素粒子の唄(2)』の出だしは以下のようなもの。 ♪~ 毎日 まいにち 疲れるのは 心が じたばた してるから 何を そんなに 守ってるのか 何が そんなに 大事なのか ~♪ これは、自分の十八番を後生大事に守ろうとする自閉気味の青年である自分に反旗を翻し、開放を促すメッセージソング。 ♪~ 心の底にしまいこんだ あんたの十八番を出してごらん~ ~♪ ♪~ あんたが思ってるあんたなんて たかが知れたイリュージョン ~♪ と続く。 ⇒全文 いずれも、今から30年位前に作った歌で、未だにそんな歌を持ち続けているわたしである。 完全に目が覚めてから、自分が本当に唄える歌/唄いたい歌は何だろうと考えた。 すると出てきたのが『のんびり行こう』である。 ♪~ のんびり行こう あわてることはない 大事な何か 無くせばいいだけ 大事なものが 多すぎて困るよ ほんとに大事な ものはなあに ~♪ と言う出だしで、これは6年前に歩きながら出てきた歌。 ⇒全文 夢にも如実に現れているように、妙なところで慌て症のわたしには今でも有効な自戒の曲である。 ちょっと一息入れて、先ずは自分を取り戻す事が必要。 でーんと構えて、今ある自分を腹から唄えと教えてくれる。 ちなみに、昨夜の夢の教えは、「自分の歌を唄い続けること」ということだ。 歌に限らず、人生で自分の歌を唄っているか。 自分をちゃんと表現しているか。 自分自身を生きているか。 そんなことを問いかけてくる。 それには、何にも頼らず自分にリラックスしている事が大切なんだねぇ。 ◇ ◇ ◇ 実はこの歌には後日談があるのですが、それは明日に見送ります。 何だか今日は、自分の歌のオンパレードになってしまいました。 相済みませぬ。 手前味噌でした。 ~ 春の桜空 ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[うた・唄・歌] カテゴリの最新記事
|