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カテゴリ:CDレポ
聴く前にまず歌詞を二度三度読んでから聴いたのですが、
自分の甘さや力の無さに自己嫌悪 ↓ 自分の居場所について葛藤し続ける ↓ 答え見つけた!ここで頑張るぞ! という感じで、一曲の中で一つの徐庶物語が完成してました(笑) 出だしの雲見て思うことなど泣けてきますが、 最後の自分だけの場所は見つけるものではなく作るもの、 信じたこの場所を自分の場所にしたいというところが、 ゲームで直接語られなかった徐庶の心の内が出ていてすごく良かったです。 蜀にしろ、魏にしろ、赤壁直後に迷いを振り切って あとは真っ直ぐ進むだけと心決めてるように思えますが、 そう思うと赤壁の戦いは三国それぞれにとっても大きな岐路だけど、 徐庶にとっても大きな岐路だったと思うとまた違う見方が出来て面白いです。 最初は二君に仕える状態の徐庶にえ~~っと思ったけど、 蜀ifの赤壁で涙してる徐庶を見ると、魏に仕えると決めたものの、 まだ内心かなり迷いがあったんだと思うのです。 その点、長坂で劉備に付き従う民を目にして動揺したり、曹操につくと決めたものの、 覇道の中で迷う徐庶の姿などあれば赤壁の変心ぶりもまた違って見えたかもと思いますが、 赤壁で火計失敗→魏が勝利して乱世の終わりも見えてきた 曹操には宝(の一人)と認められ、自分の選んだ道は間違ってなかったと自信に満ちて魏へ。 火計成功→その責任は自分にもあるし、逃げる訳にはいかない(ここは我が身の保身を図った演義の徐庶と良い意味で大違いw) そしたら裏切った自分を劉備が案じてくれるわ、自ら捜しに来てくれるわ、 諸葛亮の三顧の礼、阿斗よりお前のが大事だと言われた趙雲、 あなたを私の後継と見込んで~の姜維等々、 そんなに自分の事を!!……で気持ち覆すのがすごく蜀っぽいと思う(笑) 個人的には徐庶の前に同じく膝をついて、 同じ目線で話す劉備の描写もすごく気に入ってます。 あっちもこっちもと無双スタッフが欲張った結果の徐庶のダブルスタンダードも 何か一つが掛け違えば別の人生に…という一人の人間のifと思えば これはこれでそんなに悪くなかったのかもと思えなくもないですが、 (歯切れが悪いのはそれでも魏の徐庶は認めがたい蜀好きの未練…) 8ではやっぱり蜀だけにして、 条件も新野の戦いで徐庶の母親を乗せた魏の馬車を捕まえられるかどうか位で良いです。 そうすると自分の居場所がどうのと悩む徐庶が見られなくなりそうで寂しいけど、 成都の戦い前に劉備にかわってこの戦いは劉備殿にとって…とぐちぐちしてみせたり、 他の面でぐちぐち悩んでくれると信じてます( ̄▽ ̄) 魏ムービーや樊城でいきいきと活躍してる徐庶も勿論好きですが、 赤壁ifのムービー見る度にこれぞ徐庶! お人好しでへたれワンコな徐庶が一番好きと思うので…(笑) 元々徐庶は大好きだし、母親の件がなければ…とずっと思っていたけど、 人形劇や横山版の頼りがいのある徐庶像でなく、 遙か3の景時みたいな、お人好しなへたれキャラにしてくれたコーエーにそこは感謝♪ でも魏の白帝城の戦いで徐庶使うと戦闘前に「劉備殿を倒して、曹操殿の天下を…」とか一言あったけど、蜀の魏攻略戦だと曹操に対して何も無いんですね。 ちょっと新野で一緒した劉備より、 仕えた期間的には曹操の方が長かった気がするけど(^^; それどころか、各所で特殊会話発生中なのに徐庶は誰とも一つもなく終わって、 半端ない疎外感がして寂しかった…(´・ω・`) 誰か一人くらい「この裏切り者が!」くらい言ってくれてもいいのにさー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年04月09日 16時58分10秒
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