PSP「アラビアンズ・ダウト」特典CD(全4種)感想
【予約特典CD】【豪華版特典CD】【アニメイト特典CD】【いまじん特典CD】4枚とも長さは全て36分。聞き比べての個人的な感想としては、豪華版>いまじん>アニメイト>予約特典でした。【予約特典CD】ロベルト=クロムウェル(CV:高橋 直純)ライル=スルーマン(CV:勝 杏里)ジャレッド=バルザザール(CV:子安 武人)(前段あらすじ)ライルが王位代行業務で疲れているアイリーンの為にお風呂をプレゼントしようと考え、それもできればギルカタールにはないようなお風呂を。…という事でまずは他国出身であるロベルトに相談。しかし、ロベルトは農業国出身でプリンセスが喜ぶような豪華なお風呂は分からない、他国出身で豪華なお風呂に入った経験があるような人間といえば。…という事でジャレッドに話を持ちかけると、どうせだったら競争しようというジャレッドに煽られる形で誰がアイリーンが一番喜ぶお風呂を考え出せるか競い合うことに。(ネタバレ含みの感想)アイディアとしてはジャレッドがドクターフィッシュ、滝風呂、砂風呂、レンガ風呂などバラエティ豊富で面白かったのですが、諸々の理由から全て没になり、最終的にはライルの石風呂とロベルトの薔薇風呂の案を合わせて造り、アイリーンも3人宛の御礼の手紙をくれるほど喜んで終わるのですが、中身もオチに面白味には少々欠け、ちょっといまいちでした。同じ競争ネタならアリスの特典CDにて、ウェディングドレス製作を巡ってブラッド、ペーター、ユリウスが競った話の方が面白かったです。【豪華版特典CD】カーティス=ナイル(CV:石田 彰)タイロン=ベイル(CV:小西 克幸)セオドア=ロー(CV:置鮎 龍太郎)(前段あらすじ)タイロンが部下(アル?)から女性の気持ちを掴むには男性も料理くらい出来ないと駄目だと言われて料理教室に向かう途中、カーティスに会ってその話をすると自分も習いたいと言い出し、2人で指定の場所に向かうと、そこにいたのは本来教えるはずだった人間が熱を出した為、急遽頼まれたというセオドア。(ネタバレ含みの感想)やはりセオドアってめちゃくちゃ普通なんだなというのをこれでもかというくらい痛感するお話でした。とにかく普通でない2人に振り回されてて面白い…もとい気の毒なんですが、ゲーム内ではアイリーンがセオドアってこんなに強かったっけ?と度々驚いてたし、貴族の従者を勤めるくらいだから他キャラ同様かなり強いものと思っていたのですが、タイロンやカーティスに比べると歴然とした差があるレベルだったようです。確かに捕まって人質になった事もあったくらいだし、そんなものか…と言うとセオドアに悪いですが(笑)タイロンが野菜を切る度にあちこち飛んでいくのを難なく避けるカーティス、かたや避けきれずにぽこぽこ当たるセオドアが可愛いです♪また、ちょっとした言い合いから斬り合いまでし始めたカーティスとタイロンから料理鍋を隔離させて、一人でせっせと料理を進め、完成したらしたでスープを台無しにされても煮物でもいけるから!と必死にフォローする様子が涙ぐましいというか微笑ましいというか、ますますセオドアが好きになりました♪そんな訳で、セオドア好きの方にはお薦めの1枚ですvv(^▽^)【アニメイト特典CD】カーティス=ナイル(CV:石田 彰)スチュアート=シンク(CV:諏訪部 順一)ジャレッド=バルザザール(CV:子安 武人)(前段あらすじ)ジャレッドとの商談の為、約束したお店に向かうスチュアート。その途中でカーティスと出会い、会う相手はプリンセスだろうと疑って店まで付いてくるのですが、店に待っていたのは当然ジャレッドだけ。折角だからカーティスも一緒に食事を…と誘うのですが、食事が始まると音をたてずに上品に食事する2人と違って1人だけ音をたててしまうカーティス。それをスチュアートに指摘され、ジャレッドは気にしないで良いというのですが、スチュアートがジャレッドに妙に絡んだこともあり、2人でカーティスにマナーを教える対決をすることに。(ネタバレ含みの感想)教えるにもまずは情報を集めなくてはと翌日早速カーティス自身の所にどういう事を習いたいか聞き込みにいくスチューアート。食事のマナーより、女性を上手にエスコートする方法が知りたいというカーティス。更にその後、敵情視察でジャレッドの様子も探りにいくと、紙芝居で教えると一生懸命絵を描いているジャレッド。紙芝居って…と内心呆れつつ、ついでにジャレッドが女性のエスコートにどの程度慣れてるものか探ってみてはっ、この程度かと馬鹿にしたり、そうなのか!?と衝撃受けたり、スチュアートの心の内での葛藤具合がなかなか笑えますwで、カーティスへのマナー講座当日。まずはジャレッドが力作の絵を使って教え始めるのですが、紙芝居なんて人を馬鹿にしてるのか!と怒るカーティス。次にスチュアートがダンスを教え始めるのですが、女性のパートは慣れてないと上手くいかず、ではジャレッドが…と言われたジャレッドは拒否。何故ならカーティスが女性のエスコートが上手くなって、それを使っておとしたい女性はプリンセスだろうとジャレッドが言うに至ってやっとカーティスの狙いに気づいたスチュアートは激怒。今はやりあう気はないとカーティスがさっさと逃げ、落ち着きを取り戻したスチュアートとジャレッドが本来の目的だった商談を始めて終わりです。予約特典同様ちょっと面白みに欠けるオチがいまいちでしたが、予約特典だとライルとロベルトを相手に余裕があったジャレッドがこっちではカーティスとスチュアートを相手に結構たじたじと押される場面があったのが新鮮でした♪あとジャレッドは絵がかなり独創的という一面が出てきましたが、恒例の前振りからいうと隠れ設定というより、このCDだけのオリジナル設定という可能性も?【いまじん特典CD】シャーク=ブランドン(CV:大畑 伸太郎)ロベルト=クロムウェル(CV:高橋 直純)セオドア=ロー(CV:置鮎 龍太郎)(前段あらすじ)ジャレッドに言われた仕事中に暑さにやられて腹痛&頭痛で具合が悪くなるセオドア。たまたま目の前にあった病院に入ってみると、そこはシャークの病院。受付で待っているとシャークに出くわし、具合が悪いと正直に言えないまま、弟と同年代の奴には優しくしてやりたくなるというシャークに半ば強引に病院案内に連れ回され始めた矢先、病院内ではありえない騒音が!行ってみると、ロベルトが入院している部下の病室にカジノの遊具を次々と運び込んでいる最中で、片付けろと言っても全く聞く耳もたないロベルトをなんとか追い出そうと2人で奮闘し始めるのですが…(ネタばれ含みのあらすじ)患者達の為に騒音を阻止しようと力を尽くす医者の鏡なシャーク、具合が悪いのに結局あれこれ協力してくれるお人良しなセオドア。大いに見直した2人に対して、いくら昏睡中の部下を目覚めさせるには生活音(カジノの音)を聞かせるのが一番だという理由からとはいえ、他の患者の迷惑など一切考えず、病院内で非常識な騒音を垂れ流し続けるロベルトには呆れ返るばかりでした(-_-)当の部下は意識が戻った途端にここにいたら殺されると逃げようとしたり、セオドアが特典CD2枚で元婚約者候補達に散々振り回された結果、豪華版CDではこいつらに比べたらジャレッド様は天使だ、いまじん特典CDではジャレッド様って良い主人なのかもと言ってましたが、私も少なくともロベルト、スチュアート、カーティスの部下にはなりたくないですねー(;´Д`)いつの間にかセオドアの具合が治っていたというのは、熱射病というより原因はストレスだったんじゃないかとも思いますが…(゚∀゚)