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テーマ:クライミングが好きだ!(665)
カテゴリ:句のできなかったクライミング
5/25 須玉IC=22:30瑞牆自然公園 5/26 瑞牆自然公園6:30=瑞牆山荘6:50…富士見平小屋…大ヤスリ取り付き9:05~9:50… 大テラス14:00~15:00…富士見平小屋16:20…瑞牆山荘17:00 5月25日の夜発で26日に瑞牆山の大ヤスリ・ハイピークルートに行った。 25日の夜から雨、26日の朝は風も強く寒く、心配していたけど快晴となった。 難しかった~(-_-;) 4人で登るというのも馴れてなくてロープさばきに四苦八苦だった。 1p目は相棒さんがリード。ボルトは古いものが大半で、 数日前に机上の講習会を受けていた相棒さんは、古いボルトの怖さを散々言われた為か、かなり慎重、予想外の時間が。 クラックは難なく登って、2~3m右にA0deトラバースするのに苦労していた。 私はセカンドなのだから楽なはずなのに、なるほどめっちゃ怖い! それでも、クラックもA0トラバースも後のチムニーに比べればまだましなほう? 後で後続パーティの人に聞いたら、もう少し下をトラバースすれば、 足場もあるし、アンダーのホールドもあったんだそうだ。 奥に行くと窮屈になるチムニーを相棒さんは外側をステミングでじりじり登る 相棒さんはいつもと違って、「足がつりそう~!」と、かなり辛そうだ。 チムニーから脱出した狭い足場で終了。 私はチムニーから出るのが怖くて、ついつい奥に入ってしまって、 身動きとれなくなってしまう。時間がかかってしまった。 始めからステミングで頑張ればよかったんだヨ。 とにかく思っていたより難しくて怖い1p目だった。 2p目はフェイスを直上してトップ・リーダーがすいすいと登っていく。 中が巨大な階段みたいになってる大きなチムニーをくぐると 岩の壁に囲まれた不思議な空間「中庭」と呼ばれるテラスに出た。 庭木みたいに良い具合に緑が生えている。ここでほっと一息。 下でさんざん待たされていた次のパーティーのガイドさんが追いついて、 1p目や、これからの3p目の登りかたなど教えてもらう。 陽気な外人のガイドさんは、もうここは5~6回目だそうだ。 3p目はリーダーがトップで、私が2番目。 壁にへばりつくような細い階段を登って、スラブっぽい所をちょっと上がって、広いチムニー。 さすがリーダーはスイスイと登って、あっという間にチムニーに消えて行く。 そのすぐ上がお昼寝にもってこいの大テラス。あぁ、私も早く大テラスに上がりたい。 「アブミを用意しといて!」のリダーの声。 早く上がれるものならば、アブミでも何でも用意しますよ、とチムニーに辿りつく。 すぐ後を追いかけてきた後続パーティーのガイドさんが、 「ここはネェ、フリーが面白いんダヨ。アブミなんてもったいナイヨオ」 の流暢な日本語を聞きながらアブミをセット・・・それからが長かった。 アブミに乗ったとたんに、左に振られて壁にぶちあたる。 乗っては左壁にベチャ、乗ってはベチャと何回かやっているうちに、 完全にパニックってしまった。 なんでだ、たった2本のアブミが登れないなんて~! なんのことはない、ロープが左に延びているから、左に引っ張られているだけのこと。気がつくまで、かなりの時間がかかってしまった。 緩めてもらって、直ぐ上のカラビナに掛けなおして、さあ!これで! 疲れきった足でやっとこさ何段かあがると・・・あれ?でも最後が登りきれない? そりゃそうだ、カラビナからロープはずさなきゃ登れるわけ無いじゃん><。 ジタバタしていると、左右のアブミがどっちがどっちだかわかんなくなって来た。 なんで、左右で同じ色のアブミを買っちゃったんだヨー><。 あぁ、もう、アブミなんて大キライだ。 クライミングなんて・・・(TT) 私の後の2人の仲間は、ガイドさんの指導のもと、 荷物をおろしてフリーで登り切って来た。 2人とも、私がなんでそんなに時間がかかったのか不思議そうな顔。 ・・・すみません(-_-;) これでやっと4人が大テラスにたどり着けた、のはいいがもう14時。 後続パーティーさん、ほんとにすみませんでした、私達はここから撤退です(TT) 私には大テラスまでこれただけで嬉しいのだけれど、 このルート実はここからが本番、なんだそうだ。 つまりここまではほんのアプローチ!? そうこうしているうちにもう1パティーが大テラスにやってきた。 「ココカラが楽しいいんだヨ~」とガイドさんが、40mの垂壁をアブミでジリジリと登っていく ガイドさんの陽気なヨーデルと優雅な姿にいつまでもみとれていたかったけど、 重い腰を上げて、登って来たのとは反対側へと懸垂下降1回で降りていく。 あんなに苦労したのに、たった1回の懸垂でおりてしまうなんて・・・。 下山しながら振り返ると大ヤスリ岩。 もう、岩なんて大〇〇〇だ~!と心のなかで叫び続けていたのに、 あの雄姿を見ると、また来たくなる。やれやれ。 たっぷり時間をとってしまった私に文句の一言も言わず、 辛抱強く待って下さった後続の方がた、 暖かく見守ってくれてた(よね?)仲間さん、ほんとうにありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 3, 2012 05:34:52 PM
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