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2013年10月02日
テーマ：旅の写真(3471)
カテゴリ：東北・三陸の旅
9月に行った仙台から、もう半月が過ぎた 写真を見ると、苦しくて、アップするのが遅くなる 現地に立った時も、そうだった
仙台市の海岸沿いの町の被害は、 当時テレビで見ていたが2年半経った今、 住宅等が跡形もなく消えたこの地を見て 津波の凄さを再確認した
仙台駅から、バスで約50分、 「南長沼」は津波被害の中にある 震災前はバスは3区先が終点だったらしいが、 今はここが終点 途中から乗客は、虚空一人
この地を撮っている時、何故かカメラの調子悪く ハレーションを起こしているように写る 超快晴で、日差し眩しく、暑かった
殆ど建物が無い中、ポツンと建っていた 「コンビニ」を見つけ こんなに有難く思ったことは初めてである トイレ・食料・飲み物等々、 住宅は跡形もないが、クルマの往来は多い また、災害復旧のトラックも多くみられる この店は、今年の春先に出来た 利用者は多い
歩行者は虚空一人
客は、車の往来の人のみので、深夜は営業していない
この寺は、元々あったのか、新しいのか分らないが 寺らしい建物は無かった
海岸から一番近い「荒浜小学校」現在は使われていない 別の学校で、仮授業をしているそうだ 3月11日、ここの2回まで水が来て、 住民の避難場所になり、避難者全員が、助かった
３２２人が屋上へ避難し、恐怖の一夜を過ごした場所、 あの日は吹雪だったと言う
何処を見ても何もない
何の建物だろう？
家財ゴミが、１ヵ所に集めてあった
家の土台だけは、周辺沢山残っていた
海岸には、防風林の林があったらしく、 美しかった風景を彷彿とさせる 今は
林も、ホンの一部が、残っているのみ
ここが、海岸 こんなにも穏やかな海
建物の一部が転がっていた
海岸を背にしてみると、右に見える「荒浜小学校」以外の建物は何もない 雑草が伸び放題で広がっていた 広く見える道路が、空しさを見せつける
鉄筋だろうか
丘に見えるのは、「災害時に出た」ｶﾞﾚｷを積んだ山
この一帯の雑草が強く根を張っているのが、痛ましい ここに居住していた人々は、どうされたのだろう 仙台市は、この地を住宅地にせず、別の利用方法を考えていると、聞いた
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