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テーマ:旅の写真(3471)
カテゴリ:旅先で撮った写真(国内)
2015年12月始め、友人と「まだ紅葉は残っていそうだから 「京都の行きたいわねーー」「どうする」「行こう」っと 話がまとまり、急遽ホテルを取った 新幹線の自由席もがらがら 京都に何回行っても疎い虚空を、案内してくれる有難い友人 以下3箇所は初めて行った、何処も行ってよかった素晴らしい所である この日初めて「蹴上」の疎水を見にゆく 琵琶湖疏水とは?明治2(1869)年,東京遷都に直面して,京都の地位低下を怖れた京都の人々は,水路開発による都市機能の再生を願って,疏水計画を立てた。当時の京都府知事は槙村正直だったが,後任の北垣国道(1835~1916)の主導で事業が推進されることになった。 その計画は,通船だけではなく,多目的なものになった。第1は運輸のため,第2は灌漑のため,第3は動力源確保のため,第4は飲料水確保のためだった。 明治24(1891)年に疏水を利用する蹴上発電所が設けられ,これにより工場動力の電化がはかられ,明治28(1895)年には,市街電車を全国にさきがけて走らせた。 疏水は現在も京都の上水道源としての役割を果している。夷川管理棟では, 1983年以降,疏水遠隔監視制御設備を整備して,集中的に流量管理をしている。 落差の大きい蹴上と伏見にはケーブルカーと同じ原理のインクラインが設置され、船は線路上の台車に載せて移動された。水運の消滅に伴いインクラインはいずれも廃止されたが、蹴上インクラインは一部の設備が静態保存されている 蹴上インクラインの線路跡 疎水の保存された設備 蹴上から歩いて数分にある「南禅寺」へ行く・・・絶好の散歩道 ホンノリと紅葉は見える 臨済宗南禅寺派の本山。1291年(正応4)亀山法皇の離宮を賜り、無関普門(大明国師)が開山。室町時代は隆盛を極め、「五山之上」に列せられた。応仁の乱で焼失した伽藍を‘黒衣の宰相’といわれた以心崇伝によって復興。 最盛期を過ぎても、十分美しい紅葉 三門の柱が凄い 「知恩院三門・東本願寺御影堂門」と共に、 京都三大門の一つになっている 南禅寺からまた山の方へ歩くと「永観堂」がある 浄土宗西山禅林寺派の総本山。正式名称は禅林寺といい、仁寿3年(853年)空海の弟子・真紹が藤原関雄の山荘を譲り受け、尊像を安置、真言宗の道場としたのが始まり。紅葉の名所として名高く、毎年秋には寺宝展や夜の特別拝観が実施される ここの紅葉は、見応え充分で目が朱くなりそうだった
永観堂にある「みかえり阿弥陀」の事 永保2年(1082)永観50歳のころである。2月15日払暁、永観は底冷えのするお堂で、ある時は正座し、ある時は阿弥陀像のまわりを念仏して行道していた。すると突然、須弥壇に安置してある阿弥陀像が壇を下りて永観を先導し行道をはじめられた。永観は驚き、呆然と立ちつくしたという。この時、阿弥陀は左肩越しに振り返り一言 「永観、おそし」 と声をかけられた。本寺の阿弥陀如来像はそれ以来首の向きが元に戻らず、そのままの姿で安置されているのだという
・自分よりおくれる者たちを待つ姿勢。 ・自分自身の位置をかえりみる姿勢。 ・愛や情けをかける姿勢。 ・思いやり深く周囲をみつめる姿勢。 ・衆生とともに正しく前へ進むためのリーダーの把握のふりむき
真正面からおびただしい人々の心を濃く受けとめても、 なお正面にまわれない人びとのことを案じて、 横をみかえらずにはいられない阿弥陀仏のみ心 知らずにお堂を見ると、横向きの仏像が鎮座していた あらっっと びっくりする・・・友人の説明でヘーーー っと納得 気持ちが暖かくなる「阿弥陀如来」であった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月30日 01時18分32秒
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