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テーマ:旅の写真(3471)
カテゴリ:旅先で撮った写真(国内)
二日目、電車で「嵐山」へ行く 目的は、奥嵯峨・・・バスがあるはずが、 バスを待つ地元に人からこのバス停は 奥嵯峨方面行きは無いと聞かされる 関東から来ていた二人連れも、やはり同じ方向に行くというので 4人でタクシーに乗った 車の距離では大した事はなく、千円弱で着いた 着いた所は「鳥居本」 彼らとはそこで別れ、鳥居本の古い町並みの景色を眺めながら 山を下って歩く 奥嵯峨鳥居本・・・ 小倉山の北麓から、清滝付近にかけての地域名 愛宕山に近い「愛宕神社」への参道に当たり、 その「一の鳥居」付近に集落が形成されたことから地名になった 奥嵯峨鳥居本の一之鳥居付近は、 国の重要歴史的建造物群保存地区に選定されている このあたりは観光客も少なく、のんびりとした集落が良い 下紅葉も上紅葉も真っ盛り、期待を上回って嬉しい限り 十数年振りに、京都の最高潮の秋に出会えた 思い立って来た事が正解だった、 僥倖な旅に感謝 大好きな下紅葉が 暫く歩くと「化野念仏寺」に着いた 寺伝によれば、建立されたのは約1200年前、 弘法大師が五智山如来寺を開創し、 その後、法然上人の常念仏道場となった。 境内には多数の石仏や石塔がある。 化野は東山の鳥辺野、洛北の蓮台野と並ぶ平安時代以来の墓地であり、 風葬の地として知られる境内の約8000体という 夥しい数の石仏・石塔は、明治36年(1903年)頃に、 化野に散在していた多くの無縁仏を掘り出して集めたものである この風景は驚きであった 寺を出て歩く道すがらも、冬とは思えない暖かな日和である 坂道を下がってくるとそこには 「祇王寺」がある 元々は浄土宗の僧・良鎮が創建した往生院の跡を引き継いで今日に至る 『平家物語』にも登場し、平清盛の寵愛を受けた 白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、 母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られている
その後往生院は衰退をたどり、 明治時代の初期に一時廃寺となるが、 嵯峨大覚寺の支配を受け真言宗に改宗し、 1905年(明治38年)に富岡鉄斎らの尽力もあって復興を遂げた 祇王寺は竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵で、 祇王寺は昔の往生院の境内にあり、 往生院は法然上人の門弟良鎮によって創建されたと伝わっている 山上山下にわたって広い寺域を占めていた往生院も後年は荒廃し、 ささやかな尼寺として残り、後に祇王寺と呼ばれるようになった 祇王寺から小径を下がってくると、「落柿舎」がある 松尾芭蕉の弟子、向井去来の別荘として使用されていた草庵で、 去来がこの草庵について書いた「落柿舎ノ記」がある 古い家の周囲には40本の柿の木があったという 庭の柿を売る契約をしたのちに、 柿がすべて台風で落ちてしまったためこう呼ばれている
去来が落柿舎を営んだのは、 貞享 四年(1687)の以前で、 芭蕉が初めて 訪れたのは元禄二年(1689)、 併せて三度来庵する 元禄四年(1691)には四月十八日 から五月四日 迄滞留し、 その間に『 嵯峨日記 』を誌した この日、沢山の小さな柿が落ちもせず、残っていた この庭の柿の木々は沢山あり、 細いが背が高く、この舎の名に相応しい趣である 常寂光寺への当たりは中腹で、展望が良い 常寂光寺・・・ 古来、紅葉の名所として知られる 小倉山の中腹に寺域を占める日蓮宗の寺院 慶長元 年(1596)、大本山本圀寺十六世究竟院日愼上人が、 この地に隠棲して開創した。 寺域 が幽雅閑寂で、 天台四土にいう常寂光土の観があるところから寺号となる この辺に来ると、観光客が多くなる 嵐山の観光地が近いことを意味する 平地に降りると、人の多さに驚き歩くにも自由に動けない ここを抜けるには、寺に入るしかないっと 「天龍寺」に入った 歩き疲れた事と、空腹なのでゆっくり見ることは出来なかった 人混みを避け、何とかランチ目的の店に辿り着く この蓮の事を「枯れ蓮」と言うそうだ 同行の友人は、俳人である「枯れ蓮」は冬の季語だと言う
調べてみたら 蓮に関してはいくつも季語があり、整理すると以下のようになる。 お陰で蓮のことが色々知ることができた
【春】 蓮植う 【夏】 蓮、はす、はちす、蓮の花、蓮華 紅蓮、白蓮、蓮(の)葉、蓮(の)浮葉 【秋】 蓮の実、破(れ)蓮、敗苛、やれはす やれはちす、秋の蓮、蓮の飯 【冬】 枯(れ)蓮、かれはす、かれはちす 蓮枯る、蓮の骨、蓮根掘る 渡月橋は人の行き来が多いところである 高い建物が無いので、時代を感じさせない風景がある 渡月橋から見た山の紅葉は、思わず声が出る 渡月橋の前にある「蕎麦屋」でこの年2回目のランチを食べた 歩いた寺等の説明は、ネットから参考にさせていただいた。 ネットで調べれば、内容の真偽は言えないが、当たらずとも 遠からじと、考える。沢山の情報が満載されているので 有り難く頂く次第である。 感謝 感謝 覚書 「天使のゲーム」上 カルロス・ルイス・サフォン
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最終更新日
2016年01月16日 14時51分22秒
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