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テーマ:旅の写真(3470)
カテゴリ:旅先で撮った写真(国内)
上賀茂神社から帰りながら、何処へ寄り道しようか 考えていたら、昨日急遽帰った友人からメールが来た 帰り道に「詩仙堂」と言う所があるので、寄ってみたらと言う 友人も行ったことがないので詳しくはわからないが、 良いところらしい 何処へ行くと言う予定もなかったので、 渡りに船とばかりに行くことにした バスに乗ってドライバーに聞くと、あまりはっきりと 言葉が通じない声が小さく、言葉で説明が面倒だったらしい 京言葉に戸惑っている虚空を見て、乗客の女性が 助け舟になって、ドライバーさんに聞いて下さり、 丁寧に教えて頂く・・・乗り場の事・バスの乗り換え方・ バスの便が少ない事で迷っていたらしい ここで降りて!乗り換えをと言われたので、 お礼を行って下車 言われたように、乗り換え場所迄少し歩くと 便の少ないはずのバスが 直ぐ来て、驚くやら、有難いやら、 思わず感謝の笑が出た 最寄りのバス停「一乗寺下り松町」 下車 緊張で、空腹を忘れていたが バス停近くの「うどん屋」を見て、遅いランチを食べる 空腹に不味いものなしである 気持ちも落ち着き、場所を聴き、ゆっくり歩く事に この周辺には、色々な神社仏閣があるらしい 詩仙堂は「史蹟」とある 100米の上り坂の両側は、日本家屋が並んでいる 上り坂は、楽とは言えなかった 目的地「詩仙堂」にたどり着いてふぉっとする 詩仙堂は、京都市左京区にある、江戸時代初期の文人石川丈山の山荘跡。国の史跡に指定されている。現在は曹洞宗の寺院でもあり丈山寺という。 詩仙堂は徳川家の家臣であった石川丈山が隠居のため造営した山荘で、名前の由来は、中国の詩家36人の肖像を掲げた詩仙の間による。 詩仙は日本の三十六歌仙にならい林羅山の意見をもとめながら漢晋唐宋の各時代から選ばれた。肖像は狩野探幽によって描かれ詩仙の間の四方の壁に掲げられている。
詩仙堂は正確には凹凸窠 (おうとつか) という。凹凸窠とはでこぼこの土地に建てられた住居の意味であり、建物や庭園は山の斜面に沿って作られている。 丈山は詩仙の間を含め建物や庭の10個の要素を凹凸窠十境と見立てた。
寛永18年 (1641年)、丈山59歳の時に造営され、丈山は寛文12年 (1672年)、90歳で没するまでここで詩歌三昧の生活を送った。 この建築は、一部を除いて後世の増築である ここを上がった この門を潜る 何か見えてきた 受付の女性に庭はカメラだが 部屋の中はだと言われた 庭を見て思わず「ワーーと」 声が出た 誰もいない静寂の庭・時々響く「鹿威し」の音 何も考えないでやってきたこの場所 この座敷にただひとり、座って風を感じ、 鳥の声を聴き 鹿威しのコーンと言う音が響くたびに、現実に戻る 僥倖な時間を頂いた どの位の時間だったのか、時計を見る事もなく 座敷の中を見たり、庭を眺めたり 浮世から別の世界にいたような・・・ 中国の詩家36人の肖像を掲げた詩仙の間 庭にある白砂に、西方の陽が当たり、それを見ている それだけで、ここに身を置く事が出来よかった トイレの脇にある手洗い 受付へ戻ると「どうでしたか」と聞かれ、 「夢のようでした」と答えた 「お客さんがひとりと言うことは、 めったに無いのでお聞きしました」 と言う 何時もあることかと思っていたが、声を掛けられ 真の僥倖だったのだと思った 人生にはこんな事が侭ある、あの時この時 色々想い出す時間を頂いた 少し歩くと庭へ行けると聞き、母屋の周りを出てみた この石垣は古色蒼然としている 苔が黄色・・・ 狭い道を抜けると、庭が大きく広がって目に入る ここも別の世界を作られていた 池の中に屋根が何だろう ここに「コーン」の鹿威しがあった 庭から、先ほど座っていた所が見えた 屋根の事を 受付の女性に聞きに行ったら 「池の魚の休憩室」だと言う 日除け・雨よけ・音よけ・外敵よけ 聞けば納得 帰りがけには、 部屋は人の話し声で賑わっていた ・ ・ ・ 帰り道でこの位置の高さに気がついた 自転車の上りは如何にも「辛い」・・・ 下りはスピードが出すぎで「怖い」かな タイミングよく連絡してくれた友人に感謝 彼女は京都の大学出身で4年の生活から 京都歩きの達人である 何時かまた、同行二人を願いたい 覚書 「愛の徴」天国の方角 近本洋一 「影との戦い」ゲド戦記1 アシュラ・k・ル=グウィン
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最終更新日
2016年02月20日 17時57分59秒
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