「ぼくのニセモノをつくるには」ヨシタケシンスケ
じぶんを知るって、めんどくさいけど、おもしろい
けんたくんは、やりたくないことをやらせるために、ニセモノロボをつくることにします。ホンモノをめざすロボは、けんたくんのことをあれこれ知りたがります。
ぼくってなに? じぶんらしさとは?
考えれば考えるほど、ややこしくてめんどくさい。
でも、なんだかちょっと、たのしい気もする。
図書館でヨシタケシンスケさんの絵本を見つけたら、つい手に取ってしまう。
これは、幼児から私のような高齢者まで、それぞれの年齢で色々と考えさせられる絵本。
人間とは自分とは個性とは何なのだろうという、根源的なことをこのような形で描けるとは…。
実は、孫も彼の絵本のファンで、少しずつ買い集めているという。
共通の話題ができて、なんだか嬉しいおばあちゃんです。