友人と三人で「PERFECT DAYS」を札幌のシアターキノで鑑賞。
これは前日に急遽行くことに決めたことだ。
というのも、うつ病を長年患っているTさんは、自分から何かをしたいということがほとんどない。
一緒にランチをしても、何を食べたいか自分で決めることはほとんどなく、
いつも連れの誰かの選んだものを「私もそれで…」という人だ。
だから、時折気分転換にと映画を誘った時には、「〇〇と◇◇という映画があるけど、どちらがいい?」と誘う。
そうしても、自分で選ぶことにとてもためらいのある人だ。
その彼女が、「PERFECT DAYS」を見た人が良い映画だったと言っていました。みらいさんは興味がありますか」なんてラインが来た。
これは彼女が見たいということに違いないと思い、すぐに予定のないこの日に誘ったのだ。
映画のことよりも、私が嬉しかったのは彼女の控えめではあるけれどの自己主張だ。
ランチの時も、それぞれが別のものを注文した。
彼女が私達と別のものを注文したのは、記憶にある限り初めてのような気がする。
私はそのことを指摘はしなかったけれど、彼女の精神状態が少し上向きなのを感じて本当に嬉しかった。
映画の感想についてはまた後日。
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最終更新日
2024年03月28日 09時11分03秒
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