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テーマ:備忘録(135)
カテゴリ:備忘録
とりあえずメモ。
7月14日(日) シネマ歌舞伎「桜姫東文章 下の巻」を観るために札幌へ。 歌舞伎ならではの様式美というのだろうか、練り上げられてきた舞台は美しい。 それとやっぱり、仁左衛門と玉三郎が秀逸。 因果と宿命をこれでもかと描いて、その考え方にはさほど共感はできないけれど、 時代の中ではそのような納得の仕方や結末は庶民には必要だったのかもしれない。 いや、現代も同じなのかもしれないな。 7月15日(月) 着物買い取り業者が実家の旧宅に来てくれて、かなりの着物を持って行ってくれた。 いくら高額で買った和服であったとしても、今では二束三文とわかっていたのだが、 思ったよりも活用してくれるようなのでありがたかった。 買い取ってくれないのは、喪服、道行などやウールのものなど。 帯締め、帯揚げなどの小物はほとんど持って行ってくれたので本当に良かった。 7月17日~18日 実家の片付け作業。整理して分別したものをじゅんかんコンビニに運び込む。 このような場所があって本当にありがたい。 2日とも暑い日だったので、汗だくで作業して午前中で終える。 7月17日(水) 夜9時半頃、関西に住む中学時代の同級生からの電話。 17歳のお孫さんが自死したとのこと。絶句。 この件については別に書こうと思う。 7月18日(木) Facebookで、知人のご主人が90日間の在宅介護医療を経て亡くなったことを知る。 毎日のように介護記録をアップしていたので、ずっと気にしていたのだが、 そもそも入院していた病院では余命があとわずかということで、 それなら在宅で看ようと彼女が決心し、家族や在宅診療を行う医師や看護師とのチームワークで 3か月も大好きな自宅で過ごすことになった。 彼女のことは本当に素晴らしい人だと以前から尊敬していたが、 今回のことで偉大な人だと思っている。 決断力、愛情深さ、どんな時も笑顔を忘れず前向きに考えることができる力、 そして、一番に思うのは多くの人を巻き込みそれぞれの力を借りたり返したりの調整力、 これは本当に素晴らしいリーダーの資質だと思う。 知人ではあるけれど、日常的なかかわりのある人ではないので、そっとご冥福を祈り、 最後まで諦めずに力を尽くしたご夫婦とご家族、その周囲の人たちに拍手を送りたい。 彼女のことで考えて来た看取りや介護のこと、そして自分のこれからについては、 別に書きたいと思っているのだが、さて書けるだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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