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2024年11月02日
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テーマ:不登校(696)
昨日のブログの続きである。

不登校の小中学生 過去最多34万人余に 11年連続で増加 文科省
2024年10月31日

このニュースについては、さもありなんという感じがするのと同時に、子どもの育ちにとって何が大切なのかをあらためて考えてしまう。
私は学校教育を否定するわけではないが、これほど多くの子ども達が学校に拒否反応を示していることをしっかり考えなくてはならないと思う。
と同時に、子どもが健康に元気に育つためには何が大切なのかも考えなくてはならない。

思えば私は、不登校のことに関わり始めた25年前から、ずっとそんなことを考えてきたし、
多くの学校関係者や教育行政、子ども達を支援する人たちもそれぞれの立場で考え、試行錯誤してきたはずだ。
それでもなおかつ学校を拒否する子ども達は増え続けている。

先日、「自由な学校」というドキュメンタリー映画を観る機会があった。
徳島県阿南市にあるNPO法人自然スクールトエックが運営する無認可の小学校(オルタナティブスクール)「トエック自由な学校」の初期の卒業生・齋藤千夏さんが、自分が通った学校はどんな学校だったのか、
その卒業生たちや親はどんなことを考えて来たのかを、インタビューを通して見つめて考えている映画だった。

今では「フリースクール」と言われるような学校なのだが、映画の中では「自由」という言葉が頻繁に出てきた。
この学校の考えている「自由」はかなり明確だと思うのだが、それが子ども達にもちゃんと伝わっていることに感動した。
それだけ、「自由」について子どもたちとスタッフが話し合っているのだろう。

ふりかえって、私自身が成長する時に、どれだけ「自由とは何だろう」と考えて来ただろうか。
さらに、学校で「自由」について考える機会があったかどうかというと、ほとんどなかったと思う。きっと今でもそうだろう。
私はずっと「自由な生き方」に憧れていた。
周囲の価値観に縛られず生きたいと思ったけれど、それはとても困難なことだと考えていたからだ。
ずっと息苦しさを感じながら育ち、結婚し、子どもを育てながら仕事をし、仕事から離れたら地域活動などを続けてきた。
私にできることは、目の前の選択肢の中から、自分が望む方向を可能な限り選ぶことであった。
その中で、一番大切なことは「自分自身の心の自由」だとはわかってきたが、その確信を得たのは随分年を重ねてからだと思う。

「自由な学校」の子ども達は、小学生なのに自分がやりたいことを心のままに考えて動いている。
自分の一日を自分でデザインしていて、そのことが大切なことだと自覚している。
そう、人が今と明日を自分の考えで生きることと、その毎日を認めて応援してくれる人たちに囲まれることは、とても大切なことなのだ。
それが、人間の生きる力の土台であるはずだ。

学校教育では「生きる力を育てる」とは言っている。
その定義は何かと調べたら、学習指導要領の「生きる力」というページがあった。
念のために、文科省のページも確認。
残念ながら、いや当然ながら「子どもの自由」という単語は一つもない。
あらためてため息が出た。

子どもがのびのびと子どもらしい遊びや探求の時間を過ごし、子どもの心の自由が尊重されなければ、子どもは息苦しくなってしまうだろう。
言うまでもなく、子どもは学校だけで育つわけではないから、学校が息苦しくて辛かったら、のびのびできる別の場所を見つけたらいい。
大切なのは、そのような子どもが選べる居場所が色々あるかどうかだ。
「自由な学校」のようなフリースクールや居場所は増えてはいるだろうが、保護者の経済力や、地方か都市部かの壁がある。
そして、子どもにとって「自由な心を育てる」ということがどれほど大切なのかを、わかっている大人の数が多いかどうか。

「学びの多様化の必要性」については、結構色々な場面で語られるようになってきた。
学校教育側も、そのことを否定はできなくなっているけれど、意識がちゃんとついていっているかはわからない。
「大人の建て前と本音」はいつの時代もあるけれど、そのギャップが大きければ葛藤に苦しむ子ども達が多いのは当然である。





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最終更新日  2024年11月02日 11時40分35秒
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