台風の後始末
私の実家は、田舎である。住居の周囲は木に囲まれていて、一見森の中にあるような感じである。年老いた両親(特に母親)の生きがいは、家の周囲の庭や花壇作り、そして家の周辺の畑での野菜作りである。一棟だけだがビニールハウスもあり、夏場は野菜はほとんど買うことが無い。昨日の「風台風」は、そんな実家の庭木やビニールハウスなどをかき回して行ってくれた。「俺達じゃ、どうしょうもならん」との父からの電話で、今日は朝から実家の台風の後始末作業だった。さて、行ってみて、ビックリ仰天である。私が子どもの頃から親しんでいた大きな栗の木が、根こそぎ倒れていた。池の周囲の大木が二本、これも地面ごとドーンと池に向って倒れている。それになぎ倒されるように、周囲の木々も折れたりつぶれたり・・。もちろん、他の木々も枝が折れて散乱している。大木の処理は業者に頼むしかないが、散乱した枝木を片付けたり、ビニールハウスのぶっ飛んだビニールを片付けたりで、久しぶりの肉体労働の一日。今帰宅して、そのことだけ書いておくことにする。こんな台風、今までに体験したことが無い。屋根がはがれたり、家族に怪我がなかったことが幸いである。