まんがでわかる ヒトは「いじめ」をやめられない (日本語) 単行本 – (編集), 中野 信子 (監修), かん ようこ (著)
また、脳科学者が関わっている本。図書館の児童書コーナーで、この本を見つけた。この本は、ヒトは「いじめ」をやめられない (小学館新書) (日本語) 新書 中野信子/著– 2017を、子どもでも読めるように、つまり誰にでも読めて理解できるようにした本。監修は脳科学者の中野信子さんで、「脳科学的に見て、いじめは本来人間に備わった“機能"による行為ゆえ、なくすことはできない」と言い切っている。なぜ人間の脳はそのような機能を持っているのか、とてもわかりやすく解説している。誰もが一度や二度は、いじめられたり、時にはいじめに加担したりした経験があるのではないだろうか。自分はどちらも無関係と思う人は、鈍感なのか気付かぬふりをして自分でもそう思い込んでいるのかもしれない。自分ではそのように思っていなくても、正義感故に誰かを過剰に責めてしまったり、仲間外れになることが怖くて、いじめを見て見ぬふりをしたり。なぜそうなってしまうのか、この本を読むと「目から鱗」のような気持ちになるのではないか。そして、ヒトがいじめをやめられないとするなら、どのように対処したらよいのかのヒントが書かれている。少なくても、「いじめはいけない」と唱えるだけではどうにもらないのだ。この本は、大人も子どもも、先生と言われる人たちも、みんなに読んでほしいと思いご紹介します。 まんがでわかる ヒトは「いじめ」をやめられない (日本語) 単行本 – 2019/7/19サイドランチ (編集), 中野 信子 (監修), かん ようこ (著)内容(「BOOK」データベースより)きれいごとでは解決しない!脳科学の視点から考える「いじめ」のメカニズムと回避策!著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)中野/信子1975年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東京大学工学部応用化学科卒業。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。科学の視点から人間社会で起こりうる現象及び人物を読み解く語り口に定評がある。現在、東日本国際大学教授。また、テレビコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)