金魚の散歩♪

先週の土曜日の夕方に　町内大会のリレーの予選があったが
３年生の女の子の部で、チョコちゃんと一緒に走った子が　ゴール後、壇を越して木に突っ込んでいき
足に怪我をしてしまった。
その時、その子とチョコちゃんが　競っていたらしく　本当なら　もう一度走ってみて
どちらか決めたかったのだが
もう一人が　足怪我して走れない為、再選は、今度の水曜日…　今日となった。

日曜日から　天気が悪い。
台風が　停滞していた為、月曜日からず～っと雨で　天気予報は、水、木曜日も　雨となっていたが
台風が　消えてしまった為、昼から天気がよくなった。
雨だったら　また、延期かと思っていたけど　これなら　予選が　出来そうだ。

朝は、雨が降っていた。
しかし、朝ご飯食べながら、チョコちゃんは、窓から見える空を見て
「よかった、天気で。これなら　今日、試合出来るね。」と言ったので　ちょっと呆然。
「チョコちゃん。今現在　雨降っているんだけど…。」
「えっ！本当？晴れているかと思った！」
空、青じゃなくて　薄い灰色だけど…。


学校から　帰ったチョコちゃんに　急いで　宿題させる。
４時半の集合だけど　あまり、ぎりぎりに行くのも　よくないので　１５分には、出るつもり。
「宿題終わったら　直ぐに行くから　早くして！」「よそ見しない！」「ちゃんんとやる！」
「はい、もう、時間。そこの所終わったら　もう行くからね。」と
チョコちゃんを　急き立てて　公園に向かう。


公園に着くと　相手のＲｉちゃんは、まだ来ていなかった。
「Ｒｉちゃんロボは、まだ来てないね。でも、その内、ガッシャーン、ガシャーンって音立てて来るよ。」と言うと
「違うって！今日、学校で　Ｒｉちゃんに会ったけど　別に　普通だったよ。」と言うので
「その時、服着ていたでしょ？公園に来て、その服を　バッと脱ぐと　ガシャンガシャンガシャアーンって　どんどん機械が　組み立てられていくわ。」と私は、言った。
「だって　そんな脱ぐ服じゃなかった。緑の服だった。」
「じゃあ、『チョコちゃん、これを見て！』と言って　筋肉が　モリモリモリイイーッと盛り上がって　服が　ベリベリーって千切れるんだわ。」
「だから　それじゃあ、裸になるから　そんな事しないって！」

Ｒｉちゃんに会ったと言うので「Ｒｉちゃんと今日の予選の話した？」と訊くと
「Ｒｉちゃんが『今日、何時からだっけ？』と言うから『４時か５時半じゃない』って言った。」と言う。
何？その、『４時か５時半』って！？幅広！『４時か４時半』なら分るけど…。


レート君が　またまたブランコに乗りたがるので　ブランコに乗せようと思ったら　幼児用の方は、椅子に　水が残っていた。
「水があるから　乗れないわ。」と言うと　
レート君は、普通のブランコに乗って「こっち乗る。」と言う。
普通のだから　強く押してあげると　直ぐに「もう、いい！もういいから！もういいから、止めて！」と言った。
やっぱり、こっちだと　恐いんだね。


４時半過ぎても　Ｒｉちゃんは、来なかったので　Ｒｉちゃんの従姉という子が　呼びに行った。
このまま、来なかったら、不戦勝？
でも、チョコちゃんは、今日、Ｒｉちゃんと会って　この予選の話ししているのだから　きっと来るよね。
まさか　チョコちゃんが「４時か５時半」なんて言っているから　５時半に来るんじゃないよね？
もう、５時半だと　暗くなる時間だよ。
そんな事話していると　Ｒｉちゃんは、現れた。


前回と同じ場所で走ると　また、同じ様に　怪我するといけないという事で　
今回は、走る方向を変えた。
でも、そうすると　走る距離が　短くなるけど。
…　それが　有利になるか、不利になるか？

いよいよ始まると思ったら　私は、またまた　ドキドキした。
ドキドキドキドキ…
「よーい、ドン☆」タッタっタッタッタッタッタ…
わあ…。直ぐに分った。
チョコちゃんの方が速い！
最初から　最後まで　チョコちゃんが　ちょっと早い状態で　終わった。
本当に　勝ったね！
本当のところ、どうなるかと思っていたけど。


係りの人が「じゃあ、リレーは、チョコちゃんに　お願いします。」と言ってくれた。
「きゃああああ～♪チョコちゃん、おめでとう♪♪」
チョコちゃんも　もちろん、喜んでいた。
「チョコちゃん、本当に　勝てたね。チョコちゃんは、どうして　勝つと思っていたの？」と訊くと
前回の予選の時は、少し本気を出していなかったらしい。
「本気を全部出していないのに　チョコの方が　ちょっと速い感じだったから　これなら、勝てると思った。」
ええーっ！そうなのお？本当？
だったら　最初から　本気出していたら　この間の時に　直ぐに決まったんじゃないのお？
まあ、確かに　今回、明らかに　チョコちゃんの方が　勝っていたけど。
まあ、兎に角、チョコちゃんが　リレー出場に　決まってよかったわ。
なにせ、私達夫婦は、チョコちゃんを出汁に　リレーと障害物参加する事になってしまったのだから！


その後は、シーソー乗りたがるレート君の為に　シーソー乗って遊んだ。
なんか　小さい子とシーソー乗るのっていいけど　大きくなった子とだと　乗る気にならないけど…。
でも、チョコちゃんとレート君は、喜んで　私とシーソーに乗っていた。なんだか…。
この後、猫抱いてやってきた　Ｔ君も　シーソーに交じる。なんだかああ～…。

この日、チョコちゃんは、珍しくＴ君と遊んでいた。
結構仲良く遊んでいたよ。