金魚の散歩♪

夜に　時間割するチョコちゃんと一緒にいたら　テスト用紙が　教科書の間から出てきた。
普通、いつもは、そういった物は、連絡袋に入っているので
帰ってきて　連絡帳確認した時に　他のプリントと共に　見るのが普通。
まあ、たまたま　入れてなかったのでしょう。
漢字のテストです。
あらまあ、×が　たくさんある。
「もう、本当に　漢字ダメだねえ～。」
ん！なんか、このテストは…
「これって　また、全問正解するまで　やり続けるテストじゃないの？」と訊くと　チョコちゃんは、「たぶん、そうだと思う。」と言う。
だよねえ～。だと思った。
だったら　明日も　このテストをやる訳だ！
んんん…、もう、時間無いのに！
食事も終わって　もう、もう直ぐ寝る時間だった。
ちょっとやったからといって　５０問全問正解には、出来ないけど
でも、ちょっとやらせないと！
　　 　　■漢字テスト

テストの点数は、５０点。
おおっ！半分は、あっているんだ～。
…
みんな　何点ぐらいなんだろうね？
どれくらい出来るのが　普通なんだろう。
毎日毎日　次々に　出される新しい漢字。
学校の勉強だけでは、とても　覚えられないと思う。

チョコちゃんが　このテストの結果の事を「ダメかなあ～。」と言う。
「それは、ダメだわ。ただ　テスト受けて　この点だったら　まあ、しょうがないようにも思うけど
チョコちゃんは、ママと一緒に　少しは、漢字の練習しているのだから。
何これ！『拾う』なんて　何回も　書かせているじゃん！（何時まで経っても　覚えないけど。）
んもおおおお～！『着く』なんて　ずううーっと前から　書いているのに　本当に　全然覚えないよねえ！！！
ん？『服』間違えたの？　…ていうか　間違っているの？なんだ、ヒョロヒョロな字で書いているから？
『庭』もどこがいけないんだろう？『遊』は、字が薄くて　適当な書き方だから？
これ、何でダメなの？」とチョコちゃんに訊くが
チョコちゃんは、「さあ？」と言う。
　　 　　■よく分からない間違いの字

（服は、なぜ間違いか分かった！直してある私の字も　間違っているよ！右上の所だ。）


直ぐに　私は、間違った所の正しい答えを書いて　チョコちゃんに　その用紙に　２回ずつ書く様に言った。
「だいたい、このしんにょうは、何？チョコちゃんは、しんにょうを　丁寧に上手に書けたのに。」

旦那さんが　テストを見て　呆れる。
「やる気が　見えんわ。名前からして　いい加減な買い方してあるし。字が　分かる、分からないという前の問題だわ！」と言って　怒り出す。
チョコちゃんを前に　説教。
「もうちょっと　真面目に　取り組まないと！」という事を。
すると　チョコちゃんは、言う。
「うん、分かっているよ。先生にも言われたし。」などと言うので　なんて言われたか訊くと
「これは、真剣にやったの？」と訊かれたらしい。
「ほらねえ～。先生も　字を見て　やる気無いのが分かったんだよ。」
先生は、さらに「どうして　こんな風に（いい加減に）書く事になったの？」と言ってきたらしい。
チョコちゃんの担任は、いつも　何か問題があった時に
「なぜ、そうなったの？」「これから　どうするの？」といった　自分のやった事の事態の説明と対処を　本人の口から　言わせる。
チョコちゃんは、これが　怖いと言っていた。
「それで　チョコちゃんは、なんて答えたの？」と　旦那さんと一緒に　訊くと
チョコちゃんは、「んん～、んん～。」と言って　首を傾げながら「忘れた。」と言う。
「忘れた。」じゃないって言うの！！！
「じゃあ、今答えなさい！なぜ、こんないい加減な書き方したの？」
チョコちゃんは、ちょっと焦って「えっと、えっと…　あっ！そうだ。なんて言ったか１つ思い出した。」と言い
「『これから　気をつけます』って言ったんだ。」と言う。
「そんな事を　訊いてないの！！！なぜ、こんないい加減な書き方になったのかを　聞いているのおおお！！」

チョコちゃんは、途中から　べそかきだした。


兎に角、これからは、「キチンと書く」を　必ずするように約束した。
チョコちゃんは、キチンと書くと　結構字が上手だったりする。
適当の時は、本当に　へんちくりんな字だけど。
いつもキチンと書いていたら　きれいな字が書ける人になれるよ。



次の日、もちろん　テストは、ありました。
そして　もちろん、全問正解ならず。前回より　○が　ちょっと多い…？
１、２、３、４…　２３、２４、２５。
２５という事は、昨日と同じじゃん！間違えた場所が　変わっているけど。

この日は、何度も　このテストの漢字練習をした。
全問正解は、大変。でも、頑張れ！