金魚の散歩♪

チョコちゃんが　お友達を呼んでお泊りをしたがった。
幸い、今は、旦那さんが　夜勤の日もあるので　できない事も無い。
旦那さんが　夜勤で　次の日、休みの日というと…　んんん…　今月で言うと２８日しかない。
…　なんかダメな気がする。

チョコちゃんは、友達と打ち合わせて　５月の２日とか３日とか言っていた。
「勝手に決めるな！」
そんな訳で「２８日だったらいいよ。この日がダメだったら　来月だわ。」と言っておいた。

すると、２８日は、Ｈａちゃんが　公文の日で帰ってくるのが７時過ぎるので　ダメと言われたらしい。
そう言えば、２８日は、火曜日。Ｈａちゃんは、火曜日何か用事があることを知っていたけど
火曜日が　公文だったのだ。
「じゃあ、残念だけど　今回は、ダメだね。また、検討しましょう。」と言っておいた。
が！
この後、Ｈａちゃんは、家で「お泊り会をしたい」事を訴えたのだろう。
数日後、チョコちゃんが　跳んでやって来て
「あのねえ～。２８日　いい事になったよ。その日の公文は、休むんだって。」と言う。
うげげっ！
あそこの家は、キチンとした家なのに　習い事より、遊びの方を優先させてしまった！
そんな特別な理由があってのお泊り会でもないのに…。申し訳ないわ。
まあ、ここまで来たら　やらない訳には、いかないので　２８日　お泊り会をする事に。


しかし、意外な事に　Ｋａちゃんがダメになったと。
聞くと「お母さんが　ダメって言うから。お母さんは、１度ダメって言ったら　絶対ダメな人だから　ダメだわ。」と言っていたらしい。
へええ～。あそこの家、ダメなんだあ～。兄弟が　たくさん居て、みんなで　そこら中泊まりにいく癖とか付くといけないからかなあ？
ちょっと意外だった。

チョコちゃんは、残念がっている。
そして　私としても　なんか３人居る方が　まとまるような気がして　３人で泊まらせてあげたかった。
チョコちゃんに　確認すると　もちろん「やっぱり、３人がよかったけど。」と言う。
私が　チョコちゃんに　改めて聞いたので　何か思ったチョコちゃんが
「何？ママ、どうにか出来るの？」と訊いてくる。
「そうだねえ～。Ｋａちゃんのママとは、保育園の送り迎えで会うから　一度聞いてみるわ。」と言うと
チョコちゃんは、「わ～い♪お願いね、ママア～♪」と喜んでいた。
いやいや、言ってみるだけで　別に　それで　泊まれる事になった訳じゃないけど。


それから　Ｋａちゃん母を気にしているけど　なかなか会えなかった。
そして　先週の終わり、保育園に向かう途中で　とうとう見つけた！
思わず、手を振って呼び止める。
そして　私が「Ｋａちゃんから話し聞いていると思いますが　２８日のお泊り会の事なんだけど…」と言うと
Ｋａちゃん母は、ビックリして「いやいや、あら！やだ、私、何にも聞いていないわ！」と言う。
…　　　　えええええええーっ！
私が「２８日　お泊り会をしようという話になったのだけど　Ｋａちゃんは、『お母さんが　ダメと言ったからいけない』って言われたと言っていたので。」という話をすると
「ダメもなにも　全然聞いていないので。」と言う。
「そちらの都合もあると思うけど、チョコちゃんも　Ｋａちゃんに来て欲しがっているので　一度、頼んでみようと思ったのだけど。」と言うと
「いやもう、別に　言ってくれれば、反対は、しないけど　何せ聞いてないから。」と言う。
Ｋａちゃん母も　もう、ビックリしている様子。
…　Ｋａちゃん、なぜ　嘘を…？
「…　んんん…、お母さんが　反対すると思って　そう言っているのかな？」私が　そう言うと
Ｋａちゃん母は、「そうかなあ？」と何せ　本人も寝耳に水で　頭傾げていた。
「んんん…、それとも　本人が　泊まりにきたくないのかな？お泊りは、しなくないのかな？」と言うと
「それは、無いでしょう。それは、無いですよ。Ｋａも　チョコちゃんと一緒に遊ぶのは、好きだし。」
んんん…。遊ぶのは、いいけど　お泊りするまでは、疲れて嫌とか？
んんん…、Ｋａちゃんは、そんな感じにも　見えないけど　
なにせ女の子だから　いろいろ見えないところで　複雑な思いも抱えているかもしれない。
まして　チョコちゃん達は、３人組だし。

Ｋａちゃん母は、「じゃあ、私から言って聞いてみます。」と言って去っていった。


そして　今日の朝、また　会う事ができたので　早速聞いてみた。
すると　Ｋａちゃん母が「泊まりに行っても　いいよ。」と言ったのだけど
それに対して　Ｋａちゃんは、黙って　何も言わなかったらしい。
…　なぜ？
だから　どうするのか　その時点では、まだ　ハッキリ分からなかった。
「んんん…、やっぱり、Ｋａちゃんは、お泊りしたくないのかな？」
「いや、それは、無いでしょう。」とＫａちゃんが　お泊りしたがってない考えを否定するＫａちゃん母。
そして　もしかしたら…という　Ｋａちゃん母が思う理由を　言ってくれたけど…
んんん…、どうなんだろう？
なぜだろう？なんかすごく不思議です。


そして　学校から帰った　チョコちゃんに　さり気なく聞いてみると
「そうそう。Ｋａちゃん、お泊りよくなったんだって。」と言う。
ああ、じゃあ、Ｋａちゃんは、泊まりに来る気になったんだ～っと思った。
そして　チョコちゃんは、「あのねえ、Ｋａちゃん、ずーっとお願いしていたんだって。」とも言う。
…
いやいや、お願いどころか　言っていないでしょ？
んんん…、これは、やはり、「行ける様になった理由」として　ついつい出てしまった言葉なのだろうか？
それは、ありうる。やっぱり、嘘を通そうと思うと　更に　嘘をつくことになるよね。

まあ、それでも　みんなでお泊り会で出きる様になったからいいけど。