|
カテゴリ:*** 旅行・美術館・博物館 ***
にほんブログ村 寺院では、意外な文化財に出会うことがあります。 写真は愛知県刈谷市の願行寺の門。 実はこの門は、もとは重原陣屋の正門でした。 陣屋とは、城までは築かなかった支配者の屋敷です。 この門は刈谷市指定文化財です。 意外ですが、重原陣屋は福島藩の支配地でした。 福島藩は、愛知県の三河の重原村に、”飛び地”で領国を持っていたのです。 その後、明治の廃藩置県で陣屋も廃されました。 そしてこの願行寺の門として、明治7年に移築されたのです。 次の写真は境内側から。 この地が福島藩領となったのは、元の統治者刈谷藩の失政が原因でした。 刈谷藩の財政難から百姓一揆を起こしてしまい、 その咎として、この重原付近の1万3千石を福島藩に移されました。 寺院や陣屋は、時には歴史や文化財の保護者としての役割も果たします。 【 抹茶大福 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[*** 旅行・美術館・博物館 ***] カテゴリの最新記事
|