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にほんブログ村 ミニ西国三十三観音札所巡り。 ここで馬頭観音を探すと良いと申しました。 ただ、ひとつ気になることがあります。 それを、愛知県刈谷市の竜江寺のミニ札所巡りを例にお話ししましょう。 まずは馬頭観音を探します。 しっかり、二十九番としてありました。 松尾寺の寺名は、刻まれていません。 ここで気になるのは、もう一体、3面の観音像があること。 九番とあります。 九番札所は、興福寺 南円堂。 本尊、不空羂索観音菩薩。 不空羂索観音は秘仏ですが、特別公開には私も行きました。 不空羂索観音は3目ですが、1面8臂。 つまり顔はひとつで腕は8本ですが、3面ではありません。 (画像: 「南円堂 不空羂索観音菩薩」 興福寺H.P.) この石仏も、不空羂索観音の特徴、宝冠の阿弥陀如来の化仏はあります。 持物の蓮華と錫杖らしきものは見えますが、 肝心の羂索は前掛けに隠れて見えません。 「羂索」は鳥獣を捕らえる縄で、あらゆる衆生をもれなく救済する法具。 ミニ西国三十三観音札所巡りには、時々この3面の石仏があります。 なぜ、不空羂索観音が3面で表現されたのか。 それはもう少し、学ばなければわかりません。 【 料亭の恵方巻 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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