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にほんブログ村 人が墓や石像を建てる時、永遠であれと願います。 しかし、それは往々にして無理な願い。 墓は程なく無縁になり、石像は砕けていきます。 特にコンクリート像(セメント像)は、長くはもちません。 コンクリート像の維持には、塗装が必要。 塗装で防水しなければ、風雨で像は砕けてしまいます。 つまり、無縁になれば、その像は砕けます。 この像も無縁になったのでしょう。 無惨な姿に変わり果てています。 地面に落ちた顔が悲し気です。 故人の像が砕ける時、その人は本当の死を迎えます。 だれも故人の思い出を必要としなくなったから。 思い出は、とても儚くて。 無数の石像が並ぶ岩崎御嶽社。 そこには、今本当の死を迎えつつある、哀しい故人も多くおられます。 【 クリスタル位牌 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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