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テーマ:ベルサイユのばら(24)
カテゴリ:***** 伝記 *****
にほんブログ村 18世紀、フランス革命前夜の激動の時代。 その時代のフランスを彼女は生きました。 彼女の名は、マドモワゼル・リア・ド・ボーモン。 彼女は外交官であり、フランスの女スパイでもありました。 当時、フランスとロシアは敵対関係にありました。 フランスはロシアとの関係改善を望みますが難攻。 そこでロシアの女帝エリザヴェータを個人的に味方に付けることでした。 【マドモワゼル・リア・ド・ボーモン】 (画像出典: Wikipedia) 美しさで知られたエリザヴェータは、 フランス貴族の社交界に強い憧れを持っていました。 そこでロシアに、スパイとしてボーモンが送り込まれました。 ボーモンの一流の貴族夫人の身のこなしに、 たちまちエリザヴェータは魅了されました。 彼女はエリザヴェータのフランス語教師にまで任命されました。 そしてボーモンはエリザヴェータをとりこにし、 両国の友好関係を回復しました。 実際、ボーモンの貴婦人としての素養は卓越していました。 マリーアントワネットも彼女を気に入り、 ドレスをプレゼントしたほどです。 そればかりか彼女は武芸にも長け、フェンシングも一流でした。 【右: マドモワゼル・リア・ド・ボーモン】 (画像出典: Wikipedia) しかし、彼女には大きな秘密がありました。 マドモワゼル・リア・ド・ボーモンは偽名でした。 本名は、デオン・ド・ボーモン。 実は男性だったのです。 ボーモンは「ベルサイユのばら」のオスカルのモデルです。 (オスカルは男装の女性) 【 フランス リモージュ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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