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テーマ:石仏を訪ねて(42)
カテゴリ:鯖弘法・鯖大師
にほんブログ村 以前にご紹介した豊田市霊岩寺の地蔵菩薩像。 その作家は誰か、いまだに結論が出ていません。 造形や製作法から高見彰七作品である可能性は高そうです。 しかし高さ3m程度の大きな高見彰七作品では、 左官や造形業者が協力している例がみられます。 みよし市の大狐や愛知池の観音像などがその例です。 霊岩寺の地蔵菩薩像にも高見彰七氏以外の手が 加わっている可能性が高く、それが作家の判別を難しくしています。 【記事1】 「霊岩寺 謎のコンクリート像 1」 【記事2】 「霊岩寺 謎のコンクリート像 2」 さて、霊岩寺の山門の左には平芝公園への道があり、 そこには石仏や祠がいくつもあります。 その中の祠のひとつ、次の写真の右端は鯖弘法(鯖大師)です。 風化して、鯖弘法とわかり難くなっています。 サバも今にも消えそうです。 サバを失くしそうな鯖弘法様。 そのお姿が伝えるもの。 それは大切なものがいつまでも、手元にあるとは限らないということでしょうか。 【 ティラミス詰め合わせ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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