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カテゴリ:韓国 文化
家の中はオンドルで24度から26度なので半袖。外は7度で、オーバー着用という気温差。日本では暖房はほとんどつけないタイプで、外と中の寒暖の差がないのがここちよいのだが、このマンションは時間で管理室が自動でオンドルをいれるため、切っていても暖房がはいるから、肌が母子共に乾燥気味。加湿器がいるなと思うこのごろです。
さて、主人のおばあさん(義お父さんの母親)が亡くなって、亡くなる前からなんだかんだとひっぱりだこの主人で、亡くなったら、3日間基本的には家に戻れない生活だというから、日本人にはさっぱり理解不可能でして、なんで、孫にあたる主人がそんなにしないといけないのか?妊娠中でなければ、かりだされていたはずの私は手伝い免除だから、昨日は様子が分からずいらいらしたのでした。妊婦は葬式厳禁だとか。。。今朝はちなみに、死体を清拭して口にお金を入れたり儀式をしたらしい。。。 今日、天使ちゃんを予防注射に連れて行って戻ってから、葬式に少し顔をだしてもいいことになり、主人は睡眠3時間だったようで、1時間ほど家で寝て(これかなり例外らしい普通は葬式場に缶詰のよう)、酢、カモミールティ、アミノ酸なども補給してから、天使ちゃんと私も葬式の場所へ。 そこは、病院に隣接された葬式会場で、中には個室の写真と花を飾る祭壇の部屋とその前には食事をする部屋があり、何軒も同時に行えるようになっていました。男性(息子、娘婿)は薄い黄色の装束に身をまとい、頭には同じ色でコックさんのような帽子。ふくらはぎまでゲードルみたいにまいてあり、お客さんが来るたびに祭壇の部屋に入りお辞儀をしていた。女性(娘、嫁、孫)は黒い服の上に白い上下はなれた布をつけて、お給仕。祭壇でお辞儀をして(これもスタイルがあるみたい)香典をおいてから、前の部屋で食事をして帰るというのが韓国の葬式だから、驚き!! 祭壇室の前には10数個の花輪があり(花輪が1個もしくはないところもあった)、おばあさんの息子、娘婿、孫などなどが勤めている会社などから届いてありました。こっちの花輪は床から1メートル以上もあるようなおおきなものです。病院のまえに、ちゃんと葬式用の花輪やさんがあるから驚きです。会社によってはバーナーみたいなビロードでできた会社名いりの花輪のかわりのものをおいていくところもあり、それは、葬式後その会社に返却してその会社はまた、次の葬式に使用するという合理的なものもありました。 主人はというと、自分の会社や友人が来たら祭壇室で挨拶して食事の接待をするらしくホストのようです。朝は10時から夜は1時まで2日間するというからこれまた驚き。日本は時間が決まって1日だけし、食事は身内だけだったような。。。主人の妹はソウルで教師をしているので、わざわざソウルから同僚の先生方10名が1時間半以上かけて来られており、親ではなく祖母の葬式なのにここまで他人がするのかと感心するやら、不思議だなと思ったり。。。。 私は5時ごろ食事を頂き、食事時間にはお客さんで混むのでさっさと退散しました。食事は結構おいしかったです。ユッケジャンというスープ、おかず、もち、フルーツとバラエティで、小皿が10個以上はあったような。 明日は、おばあさんを土葬するようで、親族一同で山に行くみたいです。その後、食事とかするようです。ということで、この3日間、こどもは学校休み、大人は仕事は休みでずっとシャワーもせず、同じものを食べ、葬式びたりです。(義父系の場合は3日、義母系だと1日休日になる)男重視の国ですから!! 天使ちゃんも次の子もある程度大きくなったら、嫁としてこういう場も体験しなければいけないんだなーと実感。体力いりそう。。。。みんな長生きしてよーーーー ちなみに衣装と祭壇イメージ写真はネットからみつけたので、参考に。 http://imagesearch.naver.com/search.naver?where=idetail&query=%C0%E5%B7%CA%BD%C4&a=pho_l&f=nx&r=2&u=http%3A%2F%2Fimagebingo.naver.com%2Falbum%2Fimage_view.htm%3Fuser_id%3Dhshd1802%26board_no%3D6894%26nid%3D13487 追伸:ちなみに親がなくなった場合は1週間の休暇だそうです。亡くなって3日目に土葬して先祖崇拝、5日目にまた先祖崇拝の儀式があるんだそうです。日本より手間がかかりますねー。日本は3日目に繰り上げ初七日とかするから一週間はかからないと思うけど。。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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