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カテゴリ:韓国 文化
先週の土曜日にサヌジョリオンツアーをした。韓国では、出産して2日しか病院にいないようで、その後は、このサヌジョリオンというところで、1-2週間休養するらしい。その後、家で義ママか実家の母、もしくは家政婦さんを頼んでしばらく休養するというのがパターンのようだ。こちらにいる身近な日本人の知り合いもそこに入ったことがあって、賛否両論である。しかし、まずは見学してみて、自分の場合は産後をどうするか考えようと3件まわってみた。
いちばん、家から近いSサヌジョリオン。ビルディングには教会などテナントもはいっていて、サヌジョリオン自体は4階全フロアーなので広い。ここは、なんだか古い感じで、薄暗い印象。でも、おばさんはベテランって感じで、保健所の推薦があるぐらいだから、いいのだろう。結構、ここ清州の人には食事面とジムジルバン(下は石をしきつめて、温かい)があって評判がいいらしい。全個室であり、部屋の壁には炭がうめてあり、床はオンドル(とてもあったか、夏もらしい)テレビにタンス、トイレつき。新生児室の横には母乳をあげる部屋があり、食堂も休憩室も広い。食事は3食、わかめスープ(韓国では産後にあたりまえ、誕生日もだけど、ツナや牛肉をいれたものが主流だけど、それ以外にもレパートリーがあるよう)間食(トッポキ:辛いもちなど)、夜食もでるが、きちんと体重管理もしてくれるから、やせるらしい。もちろん出されるもの以外を食べれば、やせないだろうけど。。。おばさん(先生)はとてもきさくで、話しやすくて、通訳がなくても理解がなんとかできる韓国語。それに、よくしてくれそうなイメージ。問題は上の子(うちの天使ちゃん)なのである。日中の出入りはOKだけど、ママがしっかり休養するには夜間はサヌジョリオンには泊まれない。見学中、そればかり気になる。 次に近いLサヌジョリオンはビルディングのワンフロアーの一角なので、部屋数も少なく、こじんまりした感じ。現代的なインテリアで、明るい感じ。でも説明してくれ方は早口でよく聞き取れず、主人の通訳も出る暇がなかった。それに、親族以外は出入り禁止で、おまけにうちの天使ちゃんも出入り禁止ということになり、ここは、これないなと思う。 最後に行ったHサヌジョリオンは内装、インテリア、規模的にもLサヌジョリオンに似た感じ。ここは、去年、知り合いの日本人もお世話になり、この2月にも知り合いが入る予定のところだ。説明してくれた方はとても活発な感じで、少し早口での説明だが、とてもわかりやすくて、会話もはずんだ。ここでは、少し体力が回復してくると風船でバラの花を作ったり、クラフトをする作業場もあり、おもしろそう。3箇所とも予約をすると、臨月ごろの写真と新生児誕生の(写真各一枚)をアルバムしてくれる。ここ、Hサヌジョリオンのアルバムは豪華バージョンで枚数が多い。おまけに赤ちゃんが100日、1歳のときまで撮ってくれて、DVDにもしてくれるようだ。 どこも値段的に、1週間で、700000W(84000円ぐらい)2週間で1200000W(14万円ぐらい)割びきで1000000W(12万円)ほどだから、高い!!!!!どこのサヌジョリオンも、授乳のときによんでくれるだけで、基本的にのんびり3食付でママとしては回復するのにはいいなと思った。 しかし、天使ちゃんのことを思うとどうもふみきれない。彼女を主人の実家に預けて、もしサヌジョリオンに入ったとしても、ご飯はきちんと食べているか?お風呂は?遊んでいるかな?泣いてないかなと絶対気になる。いつもの家と違う環境でパパが帰宅するまで1歳半の子が大丈夫だろうか?案外けろっとやっていけるのかな?とかいろいろと考えている。それなら、パパが帰ってくるまで、アジュモニ(家政婦さん)に来てもらって、家事をしてもらって、その間、天使ちゃんはおじいちゃん、おばちゃん、友人達にきてもらって遊んでもらうという生活のほうが私の気分的にも天使ちゃんの精神的にもいいのではないだろうか?人の出入りがあって、確かにサヌジョリオンのようにゆったりは過ごせないだろうけど。。。一番いいのはやっぱり実家の母に来てもらうことだけど。。。でも主人の親よりは年だしね。。。。 そろそろサヌジョリオンかアジュモニか決断しなくては。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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