おあつうございます・・・・・
昨年も暑かったですねえ。でも今年も暑いなあ日本はもう「温帯」じゃないな「亜熱帯」だな。電気代が昨年と比べて半額になっていた。これは、そうです、犬がいないからくう。確かに、犬がいないと部屋が汚れず、毎朝毎夕の散歩も必要なく旅行にもいけて、帰宅もあわてなくてすむ・・・そういう意味では楽、ではあるのですがでも、そういう日常が「楽」と感じるのは「楽ではなかった」日常を送ってきたからなわけで。ちょっと前のクロワッサンで伊藤比呂美さんが「それでも犬との生活はその不自由さを味わうことで」「それが犬との生活をいとおしむ」ということではないか、みたいなことを書かれていて。(あいかわらずうろ覚えです)犬の最後のときはとてもつらくてかなしいものだけどそれでも、それ以前の犬との楽しくて濃密な時間の記憶もあるわけで「楽しくて濃密な時間」の記憶のほうが「つらくて悲しい時間」を越えたひとがまた新しい子を迎え入れることができるのかもなあ、とおもう。わたしは犬に関しては偏愛がひどくて「シエルテイ」しかいやなんだけど立て続けに「シエルテイレスキュー」を目にする機会があってつら・・・・早く誰かに迎え入れてもらわないと、えらいことになりそうでこわ・・・・・。と、いうわけでわたしは夏休みはないんだけどオットと息子は9連休でオットの親が二人ともやはりかなり老齢で特に姑のほうがやばいやばい、というのでお盆休みのはじめのころの3連休だけ久しぶりの嫁、してきました。したら、なんと息子も行くという。あらびっくり、である。不登校になりたてのころ舅に「もうにどと来るな!」といわれたオットの実家に、である。途中叔母の葬儀に、ちらりと出向いたことはあったものの、別にいく必要もなく予定もない、しかもオットとわたしと3人で長時間ドライブして、そのあと宿泊など。へえ、大丈夫か、と思い気がかわると、いいなあ、と思い(だってねえ)でも、息子は気が変わることもなく、機嫌よくにこやかにオットの実家に一泊だけしてきました。(わたしは2泊した)(オットは5泊もした。)帰省した夜、(長時間のドライブで疲れ果てた、夜に近い夕刻)10年近くぶりに甥と姪が登場してその久しぶりの邂逅は想定外だったので息子と二人動揺して、酒屋に走った・・・びっくりするねえ!いっておいてほしいよなあ!と話しながらお互い好みの飲み物と、チーズなど買い息子はどんどんお酒を飲んで、リビングで寝てしまった・・・息子と同い年の姪はうつくしく娘と同い年の甥はちょっと迷子になってるみたいなんだけど楽しくお話をしました。時は流れる変わらないことはない、いいことも、そうでないことも。次の日これもまたお久しぶりにオットの友人夫妻と会うために都心に出かけたわけなのだが息子は、やることないから、帰るわ、と。気をつけてね東京駅でおいしいものみつくろってね。「もう2度と来るな」と確かにいったはずの舅が息子に交通費だ、とわたしているのをみて「またおいで」といっているのを聞いた。「重くなく」「軽くなく」それでいいんだよな。息子は「こんな帰省でいいんなら、またこようかな」といったのでした。(お盆明けの8月19日に書きました)