|
カテゴリ:政治 行く末
NHK:時をかけるテレビ「失業サラリーマンたちの6か月」を見た
1997年の放送で 当時も反響があったという そんなアーカイブの映像がNHKには 事実としての映像がたくさんあるから ちょっと思い出して と そんな番組を再放送している で 当時の50~60前後のサラリーマンが バブルも終わり リストラされたりで失業し 公立の職業訓練校に通い再就職を目指すということなのだ 通っている間に いろいろな資格を取り勉強し 実技で訓練する だが なかなか資格は その年代まで他の仕事をして人生を送ってきた人間には 初めてのこともあるし 頭も固くなっているし 畑違いもあるしで むずかしい そこで必死で頑張る中年元サラリーマンのことにも 感嘆したが 実は特に驚いたのが 給与水準が 今とそんなに変わっていないじゃないか?と言うことだ もう30年近く昔なのに その再就職先の給与が ビル管理やボイラー担当など 覚悟はしていたとしても いちからの再スタートとしても 家族もいるし 27万くらいじゃ辛いという 前職の半分くらいになってしまう人もいるらしい ある人は そんなに大きくない自宅のローンが残っているが 月に14万だという 30年近く昔の 給与とかローンとか え?? ビル管理が27万じゃ苦しいって もしかしたら今だって 中年再就職ならそのくらいだったりする? 今 若い人の非正規の方は どのくらいの収入になっているのだろうか 中小の正社員なら どのくらいの収入なのか 今どきの労働者の平均が480万と公表があった この間 夕方のニュースで 街角インタビューしていたが 若い人なら300万くらいなんて 普通だった 福祉関係で20万からずっと何年も更新がないという人もいた。 それじゃ 自分自身が人生を少し楽しむこともむずかしい さらに結婚、子育てまで想像ができないだろう 近頃自民党総裁選候補が 国民の所得倍増を めざします! とか 国民の一人も取り残さないように! とか 日本を再び世界のてっぺんに! とか 解雇規制を自由化(今は正社員は正当な理由が無ければ勝手な解雇できない)して 金銭的な折り合いにより 解雇がしやすく ということを小泉さんなどは言っている 反論もあったからか いや リストラではなく 新しい仕事にチャレンジする機会を増やすんだ 適職に着く機会を増やせるようになんだ と言っているけれど これから65歳 70歳まで 年金が出なくなるというのに 50歳前後で 時代に遅れて役に立たないからと たやすく解雇しやすくするというのは さすがに 自民党 近頃大企業の企業収益がとってもいいそうじゃないか 経済界の発展 企業側の言い分を よく聞いているんだなと思う 林さんなんて タイミーって 空き時間にできる時だけ働くっていうの知ってます? それなら 高齢者や女性や若者も 働きやすいんじゃないですか? って インタビューで言ってたけど それって すきまの労働力の使い捨てだからね 安い労働力って 結構あるんですよね って言ってるんだよね 経済って 企業が利益を得るためでなく 社会保障的な役割も持っているのであって 会社の都合で バブルがはじけて 人件費が負担だからと 労働力を安く小刻みに取り換えたり 増減したりできるように 派遣とか 非正規労働者を 政府が率先してそういう法案を通していったくせに いまごろ 所得倍増 とか言うな っていうか 勝組の 所得だけ倍増なのか???? そういう 実社会の労働現場のことは 永田町の 世襲議員にはわからない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.19 00:16:17
[政治 行く末] カテゴリの最新記事
|