愛情の火をともし続けには?
ちょっと乗ってきたので、少し続きを。一緒に暮らし始めたら、ごく普通の日常です。朝起きて、ご飯食べて、仕事して、帰ってきて、ご飯食べて、眠る。この繰り返し。最初はそうした一日もパートナーと一緒ならば、新鮮で、楽しい日々なのですが、半年、1年、3年、5年、10年としてくるうちにだんだんとルーチンになってしまい、そこに目新しいことはあまりない。子供ができれば、それはまた、まったく違う体験が積み重なってくるわけですが、それも、子供が大きくなってしまう、と同じようにルーチン化してしまう。なんだか、これから結婚をされようとしている方には身も蓋もないような展開ですが、これが事実だと思います。この毎日のルーチンをいかに楽しく、青い微火を消さないで続けていくか。それには、いろんな対応が必要ですが、突き詰めて見れば「ひとつひとつはとても小さなことの積み重ね」になります。たとえば、夫婦関係を滑らかにするコツとして、「可愛げのある対応をする」というのがあります。夫婦の会話において何か、質問されたり、頼みごとをしたり、されたりしたときに、ちょっとだけ、可愛げのある返事をする。そうすると、それが潤滑油になって、スムーズにことが運びます。ところが、自分が目の前のことに手いっぱいになっているとこれができない(つまり、微火が消えてしまっている状態です)。無愛想な対応・返事をしていまうと一気に場が暗くなってしまいます。微火がないので、雰囲気が冷たくなってしまうのです。こうなると、夫婦は同じ屋根の下、逃げ場がないので、気まずくなる。どうして、無愛想な返事をしてしまうのか?それは青い微火が消えてしまったから。なぜ、消えたのか?それは青い微火を燃やし続けるための「燃料」が切れてしまったからなのです。じゃあ、その「燃料」とはなんなのか?どうやって、その「燃料」を保ち続けることができるのか?出会ってから4年間は「愛着」が残っているので、なんとか持ちますが、それ以上保つにはそれとは別の「燃料」が必要なのです。結局は長期に持続的に豊かなパートナーシップを築いていくにはお互いが、この「燃料」を絶やすことなく、保ち続けることが大切なのです。