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カテゴリ:健康について
みなさま、こんにちは。
いよいよゴールデンウィークがはじまりましたね。 先週の土曜日、「サンケイスポーツ」のDrサンスポというコーナーに出させて頂きました。 若々しい顔には、美しい骨格と血流のよい背中が必要という内容です。 前に取材を受けたのですが、いつ発売なのか未定で、しかも記事全体がどのような大きさになるかなどは、その日の他の事件などによるということで、出てみるまで分からなかったのですが、出たと知らされて買ってみてびっくりです。 ぎゃーー!1面にデカデカと! あまりのことに、ひっくりかえりそうになりました。 しかしまぁスポーツ新聞に、こんなでかく写真が載る事なんて人生であんまりない出来事だと思うので、老後の楽しみにとっておきます(笑) さて、今日は久しぶりに塩のことを書いてみたいと思います。 細胞レベルで美しくなりたい鬼としては、細胞内外に存在しているナトリウムやミネラルのことは、やはりとても気になります。 人間の体は60%が水で出来ていますが、このうち三分の二は細胞の中にある細胞内液で、三分の一は細胞外液です。 両方にさまざなミネラルが存在しますが、細胞内液の主成分はカリウムで、細胞外液の主成分はナトリウムと塩素です。 細胞内液に満ちた細胞は、いわば細胞外液というナトリウムの海に浮かんでいるわけです。 細胞に栄養を取り込んだり、血液が栄養分を運んだり出来るのは、この内液と外液のバランスによる浸透圧で行われています。 その他、神経細胞の伝達や、筋肉の収縮など、体の重要な働きに必要なのが塩分なのです。 ただ、塩分って日本人の食生活だと摂りすぎることはあっても、不足する事はまずありません。 日本では平均して男性で12.3g、女性で10.9gの塩を摂っていますが、 WHOは、なんと1日5g~6gを推奨しています。 厚生労働省の推奨値は10gで、高血圧学会の推奨値は6g。慢性腎臓病のガイドラインも6g。 醤油や味噌だけでなく、加工品やらインスタントラーメンの摂取もあるので、日本人の塩の摂取量は世界でもかなり多い部類です。 塩分を摂りすぎると体液が増え、血管が押し広げられて血圧が上がるのは事実です。 しかし、減塩によって血圧が下がる高血圧患者の方は実はそんなに多くなく、減塩で血圧が下がるかどうかは遺伝的な要因もかなり大きいみたいですね。 最近では減塩すると心筋梗塞が増えるというデータもあります。 減塩で心筋梗塞が増える http://www.geocities.jp/t_hashimotoodawara/salt6/salt6-95-11.html ただ、塩を摂りすぎて血中のナトリウム濃度が高くなると、血液が固まりやすくなって脳梗塞を起こしやすくなるとも言われていますし、塩の摂取量の多いところほど、胃ガンの発生が多いことも分かっています。 私は極端な減塩も必要ないけれど、 とりすぎもやっぱり良くないと思っています。 ちょっと脱線しますが、血圧が高い場合は減塩をそこまで敢行しなくても、降圧剤飲まなくても、プチ断食や酵素食を取り入れることで、結構すぐ下がる場合が多いようです。 うちの母もかなり高血圧でしたが、鶴見先生のところに連れて行って酵素生活させたら、血圧なんて本当にあっという間に下がってしまいました。 そしてそれは持続します。2年たった今も全然普通ですから。 鶴見先生は降圧剤反対派で、「降圧剤を飲んだ方が飲まないよりガンの発生率が上がり、ボケやすくなり、寿命が短くなる」と考えられているようです。 確かにフィンランドの15年間の追跡調査でも、降圧剤を飲んでいた群のほうが、何もしない群に比例して圧倒的に死亡率が高かったようですし、降圧剤を飲まないお年寄りは、降圧剤を飲んでいるお年寄りに比べて、はるかに自立度が高いというデータもあります。 血圧というのは抹消に酸素や栄養を行き渡させるために理由があって高くなっているわけなので、それを薬で無理に下げることは、脳や毛細血管に血液が行き渡らなくなり、脳の栄養不足でボケやすくなるというのは、考えられることだなーと私も思います。 さて、話を塩に戻しますね。 1970年代から純度の高い化学精製塩が市場を占拠し、それ以来生活習慣病が増えた事から、現代では自然塩が見直され、日本では海の塩を摂ることが健康に良いということになっています。 確かに海の塩は精製塩に比べればミネラル豊富で良いのですが、たんぱく質を凝固させるにがり成分が多すぎて害もあるという説もあります。 確かにがりはミネラルも多い半面、自殺に使う国があるくらい多く摂りすぎると有害です。 ただ、海の塩でもにがりが全部含まれているわけではないですし、にがりがたんぱく質を凝固させるからって、臓器も凝固させるという説は、ちょっと極端だなーとも思います。 が、食べるとやっぱり海の塩はちょっときつい感じがするんですよね。 実は世界的に見ると岩塩と湖塩を食する民族が圧倒的に多く8割で、 海塩を食する民族は2割で少数派です。 塩には海塩、湖塩、岩塩とありますが、にがり成分が一番多いのが海塩です。 にがりは容易に水に溶け、長い年月によって洗い流されるので海の塩、焼き塩、湖塩、岩塩の順ににがり分が少なくなります。 海の塩も天日で水分を蒸発させ、枯らしという干す過程が長いものほど、にがりの少ないまろやかな塩になります。 湖塩とは、大昔、海だった場所が地殻の変動によって次第に陸に閉じこめられ、水分が蒸発して塩分濃度が高くなった湖の水から作られた塩で、要するに海の塩が岩塩になる途中が湖塩です。 私はこのすべてを総合的に判断して、ミネラルも適度にありながらにがり分も少なく、しかも太古の海の結晶なので汚染とは無縁であることも安心な湖塩、岩塩がベストだと考えています。 ヒマラヤ岩塩は酸化還元電位が圧倒的にマイナスなところと、硫黄の香りがヤミツキでおいしいのがやっぱり魅力なのですが、湖塩というのも最近私の中でブームです。 ミネラルバランスがものすごく絶妙で、海の塩に比べてそれはそれは味がまろやかでおいしいのでオススメです。 ヒマラヤ岩塩 約2億年前の地殻変動により、インド大陸とユーラシア大陸が衝突して隆起し、 海であったところがヒマラヤ山脈になりました。 そして1000度以上のマグマの高熱により、結晶となったものがヒマラヤ岩塩です。通常の精製塩の酸化還元電位は+280mv前後ですが、ヒマラヤ岩塩の酸化還元電位は-310mvと、非常に還元力が強いのが特徴です。硫黄の香りがします。 フリーマントルの風 西オーストラリア州のデボラ湖で採取された湖塩です。カルシウムを多く含み、直接的な塩辛さのない、まろやかさを残した自然塩です。魚料理によく合います。 パタゴニアソルト アルゼンチンのパタゴニア地域は、豊かな地下資源と水産資源の宝庫です。新緑の森と氷河を抱いた山々や湖、クジラやペンギンなど多彩な野生動物と雄大な自然がある場所で、しかも人類が生まれる以前に陸に閉じ込められた海水が現代によみがえり、自然な状態で採取した湖塩なので、環境汚染物質ゼロです。 パタゴニアソルトについて 販売しているサイト 天外天塩 モンゴルのジンタライ湖から摂れた湖塩。ヒマラヤ山系の伏流水が大平原の岩塩の地層に湧き出し、汚染とはまったく無縁の塩の湖を一億数千万年かけて生成しています。地元の人はいのちの塩と呼んでいます。バツグンの溶けやすさでお料理に重宝します。 細胞が浮かぶのは、汚染のない湖の塩分。 まろやかで、体に優しい塩道を極める!! 人気ブログランキングに参加中! ↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。 これを励みに頑張れます! blogランキングに1票投票する いつも応援クリック本当にありがとうございます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2009年05月01日 13時16分34秒
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