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カテゴリ:健康について
みなさん、こんにちは。
お盆休みはいかがでしたか? 私は実家などには7月に帰ったため、このお盆休みは農作業三昧をしていました。 畑の近くに海があるので、途中で息子と泳いだり、わりとのんびりすごせました。 夕方に農作物を収穫して、夜食べる。 それって最高のご馳走だなと思いました。 今、畑ではトマト、きゅうり、オクラ、モロヘイヤ、ルッコラなどが食べ頃なので、サラダを全部うちの畑の作物で作ることが出来ました!↓ トマトは在来種のトマトの種を植えた以外に、実験的に普通のミニトマトの小さい苗を4本買って育てていたのですが、それが畑の片隅でどんどん伸びて広がって、ジャングルのようになってしまいました↓ これが、もう100個も200個も、無数にトマトの実をつけます。 もう、えらいことになっています。 買ってきた苗なのでF1種なんだと思うんですが、無肥料で無農薬ですが、留まるところを知りません。 日々、大大大豊作です!↓ 多分、今私の細胞の3分の1はトマトで出来ていると思います(笑) そのくらい毎日トマト三昧です。 トマトのカロチノイドは、紫外線が肌にあたった時に生じる一重項酸素という活性酸素を無害化してくれるから、光老化フリーの嬉しさ♪ 水もあまりあげてないのがいいのか、甘いし、おいしいし、虫にもやられていないです。 トマトはすごく農薬を使う野菜で有名ですが、一体どうして農薬が必要なのか、今のところ全然理解出来ません。 しかしF1の栄華は、どんなに栄えても一代限りですので、こんなに豊作でもこれから種取りをすると、数年ひどいトマトしか出来ず、実質種取りは出来ません。 在来種のほうのトマトはどうかというと、、、 ↑こちらはうってかわって、背も低く、静かに実を6個ほどつけているだけです。 2個ほど食べましたが、他のは種取り用に食べずに残しておきます。 今はこうですが、種取りを繰り返していくうちに、いつかうちの畑に馴染んで、たくさん実をつける日も来るでしょう。 こうして両方やってみると、在来種とF1種の違いや、意味が分かってとても勉強になりました。 無肥料、無農薬まではなんとか取り組めても、なかなか種まですぐには切り替えられない農家さんの気持ちも分かりました。 でも、とにかく1歩1歩ですね。 さて、一昨日ヤフーニュースを見ていて、とても気になるニュースが目に飛び込んできました。 強力な多剤耐性菌が拡散=インド・パキスタンから―初の死者 どんな抗生物質も効かない、抗生物質耐性を持つスーパー細菌が出現したようです。 抗生物質耐性菌はこれまでも日本国内で出現していますし、今年の4月にこの細菌とは違いますが、別の超多剤耐性スーパー細菌に国内で初めて感染者が出ました。 超多剤耐性菌、国内初確認 船橋市の病院、20代患者 しかし、今回問題になっている細菌は「NDM-1」という酵素遺伝子を持ち、この遺伝子は細菌が染色体とは別に持つ小さな環状DNA「プラスミド」にあるため、細菌から細菌へ移りやすいので、容易に広がりを見せる可能性があるようで、多剤耐性菌による症状の救急治療の現場で「最後の手段」とされているカルバペネム系抗生物質にさえ耐性を示すという、やばいほどのスーパー耐性菌らしいのです。 このブログでも、私の本でも折に触れて抗生物質の乱用による、こうした抗生物質耐性菌の怖さについて書いてきましたが、今回のスーパー耐性菌はかなりやばそうなので、ちょっとあらためて書いておきたいなと思います。 抗生物質は細菌感染の時に使われる大切なお薬です。 細菌感染症の場合はその菌に有効な抗生物質を、適切な量で、適切な期間使用することが大切なのですが、これを破ると抗生物質に耐性を持つ耐性菌が発生してしまう事が世界中で問題になっています。 今回のインドで発生したスーパー耐性菌は、確かにものすごい強力ですけど、すでに日本では、毎年耐性菌でたくさんの方が亡くなっているをご存知ですか? 日本でもMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)という耐性菌に高齢者や免疫低下を起こしている方が院内感染して、なんと年間約2万人の方が肺炎や敗血症などを起こし死亡しているのです。 アメリカでも年間1万8千人もの方がMRSAで亡くなっているそうです。 中耳炎の子供達から検出された肺炎球菌の約75%は抗生物質耐性菌だそうですし、とびひにも耐性菌タイプが増えているようです。 死の病だった肺炎や結核に打ち勝つため戦後、次々に新種の抗生物質が開発されました。 しかし、その使い過ぎにより、常在菌が突然変異して薬剤耐性菌になるという現象が起きてしまいました。 現在はそれに打ち勝つ強い抗生物質開発→それに菌が耐性を持つ→それに打ち勝つもっと強い抗生物質開発、といったいたちごっこが繰り返されています。 そして、ついについに、最終戦争か?というところまで来ています。 いつまでこんなことを繰り返すのでしょう。 しかも今度の耐性菌は、相当強力なのです。 風邪の90%はウイルスが原因であり、このウイルスに効く薬はありません。 風邪で抗生物質が効くのは「溶連菌(ようれんきん)」などが原因の、ごく一部の細菌性の風邪だけです。 2004年11月、日本の呼吸器学会、日本小児呼吸器疾患学会、日本小児感染症学会が一般的な風邪には抗生物質を使わないガイドラインを打ち出しました。 このガイドラインは「抗生物質は風邪に直接効果はなく、使っても有害無益である」とはっきりと指摘しています。 ところが風邪の時「予防のため」「念のため」に抗生物質を処方する医者が、日本にはまだとても多いです。 日本人は薬好きで、医療費も安いせいか、医師が処方していないと「抗生物質を出してくれ」と要求する患者も多いそうです。 こういう無駄な行為が、抗生物質耐性菌をどんどん強力にしてしまい、こんな恐ろしい事態を招いた大きな原因の一つです。 薬は本当に必要な時に必要な量使われるべきです。 ノルウェーでは、現在MRSAの感染者が非常に少なくなったそうです。 それは25年前から抗生物質を安易に処方することをやめ、製薬会社による広告は制限され、体調不良時の有給休暇が保証されるなど、さまざまな取り組みによるものだそうです。 薬による感染症の死者の激減の恩恵には私も感謝していますし、全否定する気はありませんが、だからこそ私は、本当に必要な時以外は、極力薬を飲みませんし、5歳の息子に関しても同じです。 病気のためにどうしても必要な薬は仕方ありませんが、薬を飲むと活性酸素を増やすので、私はアンチエイジングのためにも安易に薬は飲みません。 特に風邪薬は風邪のウイルスに効く薬ではなく、症状を止める効能しかありません。 しかし、その症状こそが、体の自然治癒力が働いているあかし! 熱が出るのは38.5度以上の体温でウイルスが死滅するからですし、痰や鼻水は白血球が風邪のウイルスと頑張っているから出るのです。 体力を消耗して治癒力を下げてしまうほどの高熱や、ひどい咳が続く時を除けば、症状だけを薬で止めてしまうと、白血球がウイルスをちゃんと処理できなくなくなるので、かえって風邪が長引いてしまうこともあります。 それより自然治癒力を上げ、免疫力を上げていくことに私はとても興味があります。 ナチュラルアンチエイジングを極めるということは、免疫力を上げていくということとも同義なんです。 ただ、そんな鬼でもたまには体調を崩す時はあります。 息子は怖いほど丈夫で、めったに風邪をひきませんし、熱を出したのはまだ2回だけですが、それでも、とびひになった事はあるし、たまに風邪をひきます。 人間の免疫力は、ウイルスとの戦いによって活性化するという側面もあるので、あまり頻繁にひくのでなければ、気にすることはないと思いますが、やっぱり早く治したいですよね。 そんな時、我が家で常備しているものは何か、今日は紹介したいと思います。 以前紹介したもの含みますが、まだ紹介していないものもあるので、今日は一挙公開です。 と思ったのですが、文字数オーバー! すみません、続きは明日かあさってに、早めに更新します。 ↓楽しく読んでいただけましたら、1クリック応援して下さると嬉しいです! 人気ブログランキングに1票投票する 「アンチエイジングの鬼プレミアム」好評発売中! アマゾンなどネット書店、全国の書店でも販売中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2010年08月18日 22時49分29秒
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