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カテゴリ:カイロプラクティック
みなさん、こんにちは。
やっとちょっと、春めいてきましたね? 日差しが、確実に変わってきました。 待ちきれず、桜の開花予想図です↓ 東京は3月25日!結構早いですね。 もうすぐ、あの大震災から1年。 去年の桜は、悲しすぎてまぶしくて、あまりまともに見ることが出来ませんでした。 まだ心の底から笑って桜を見上げることは出来ないかもしれませんが、どんな時にも桜は美しいです。 3月11日は、各地でいろいろなイベントがあるようです。 東京では日比谷公園で坂本龍一さんや加藤登紀子さんが参加する「311東日本大震災 市民のつどい Peace On Earth(ピースオンアース)」が10日、11日と開催されるようです。 かなり大規模みたいですね。 ピースオンアース このピースオンアースにも行きたかったのですが、今回は沖縄の名護で開催される「東日本大震災被災者応援イベント ティダノワ祭」のほうに行ってきます。 こちらは、歌手のUAさんらが開催している復興イベントです。 被災地から遠く離れた沖縄で、こんな大規模なイベントをやるということが興味深いし、以前から脱原発を唱え、妊娠中のため去年の3.11の次の日には関東を去って、今は沖縄にて安全な食べ物やデトックスについて勉強する団体「ティダノワ」を立ち上げたUAさんの思いにもふれてみたいです。 ピースオンアースにもティダノワ祭にも、以前ブログでもご紹介いたしました環境活動家の田中優さんが出演されているのがすごい。 ピースオンアースは10日の出演で、11日はティダノワ祭なんですよ。 忙しいなぁ、優さん。 でも本当にお話が分かりやすくて最高なので、多くの方に講演を聞いて頂きたいです。 ティダノワ祭 さて、今日は、私の中で以前から大きなテーマである「神経伝達物質」と、前回の「コリ」のブログでも少しふれました、新型うつ病「頚筋性うつ」について書きたいと思います。 自分には関係ないわ!と思われるかもしれませんが、私は「神経伝達物質」はアンチエイジングにも関わるし、そもそも人間の心自体を大きく左右する物質だと思っています。 何度も書いていますが、私は28歳の時にパニック障害となり、半年間苦しみましたが病院の薬は飲まずに、ナチュラルな方法のみで完治した経験を持ちます。 最終的にカイロプラクティックの首の矯正で大幅に改善して、完治したことがきっかけでカイロプラクターになりました。 それからというもの、私の「心」のとらえ方はすっかりと様変わりしました。 心と魂は別だという考えです。 心なんて「神経伝達物質」のさじ加減でいくらでも変わる。 心と言うより「気分」と言った方が正確ですかね。 心なんてコロコロ変わるから「ココロ」と言うんだって思います。 現在もカイロプラクティックの施術院で、心の問題を抱えた方の施術もしています。 骨の矯正と共に、心にも働きかけるアロマを使ったオイルマッサージをしたり、神経伝達物質を改善するための食事指導などもして、大幅に症状が改善した方がこれまでに何人もいらっしゃいます。 苦しんで、自分を責めている方にいつもお話しするのは、今現在心で起きてくることを、すべて自分だと思わないでということです。 私自身がそうだったから分かるのですが、病気が発症している時は神経伝達物質の状況がまともではありません。 そこがおかしなことになっているせいで、不安とか、落ち込みとかが起きてくるわけなのですが、それが必ずしもイコール自分ではないんです。 だから、あまり現在の自分を責めないでほしいのです。 もちろん、ショックな出来事などがきっかけで発症する場合もありますし、カウンセリングなどで心のほうからアプローチすることで、神経伝達の状況を変えることも出来ます。 薬で神経伝達物質の流れをいじって、その間に自然治癒を促すような作戦をとるのも、1つの手だと思います。 そのため上記のような従来の方法も、患者さんが希望するなら止めたりはしません。 ただ、これまで軽度のうつであれば、頸椎の矯正とフラックスオイルの摂取と朝の散歩だけでも治ってしまった方が数人いらっしゃいます。 もう少し重い場合も、やはり頸椎の矯正と、アロママッサージと、神経伝達物質を変えるための食事指導と、呼吸法で大幅に改善することが多いです。 食事とうつ、頸椎とうつなんて、考えたこともなかったという方がいましたら、一度試してみるのもありだと思います。 脳の中には1千億以上の神経細胞が存在しています。 この神経細胞のネットワークによって、さまざまな感情や思考が生じています。 この1つ1つの神経細胞の間は離れているのですが、細胞で生じる電気信号で繋げることが出来ます。 でも、すべての神経細胞同士がいつも繋がっていると、全部の情報が脳全体に伝わりすぎて、脳が情報過多でパンクしてしまいます。 そのため、電気信号を神経伝達物質に変換して、必要な部分にだけ情報を繋ぐのです。 脳のどの部分に、どの伝達物質によって、どう伝達されるか、 どのくらい伝達されるかによって、心や気分は変わります。 この神経伝達物質には100種類以上あり、大きく分けて興奮系と抑制系があります。 カンタンに言うとアクセルとブレーキです。 ただ、中にはセロトニンのような、伝達と言うよりは脳内で常に一定の量が分泌されて、伝達の補助となる調整系の物質もあります。 自律神経の伝達にも特定の神経伝達物質が使われています。 「交感神経」の伝達には興奮系のノルアドレナリンやアドレナリン。 「副交感神経」の伝達には抑制系のアセチルコリンが使われます。 ただ自律神経というのは、バランスが大事で、どちらかに傾くと両方ともよくないんです。 ストレスが多くて交感神経優位になりすぎると、アドレナリン過多で血管が収縮して血流が悪くなりますし、リラックス過剰でも、アセチルコリン過多で血管が開きすぎて低血圧になってやっぱり血流が悪くなることもあります。 副交感神経が優位になりすぎると、気力減退、無気力になる場合もあります。 交感神経が緊張しすぎると、不眠、パニック、動悸などで苦しむ場合もあります。 うつの場合は調整系の「セロトニン」が脳内でかなり少なくなっていることが判明していますから、私はとにかくセロトニンの原料であるアミノ酸(特にトリプトファン)、鉄、亜鉛、マグネシム、ビタミンB6、D、ナイアシンを不足なく摂取してもらいます。 イライラが静まるカルシウムやチロシンやメチオニンなどのアミノ酸も重要。 これらの栄養素が多い高野豆腐やきなこ、バナナ、海藻、ナッツ、牡蠣、プルーン、たたみいわしやゴマなどなど、人によっていろいろなものをおススメしています。 すみません、長くなりすぎました後編に続きます。 ↓1クリック応援して下さると嬉しいです! ブログ村人気ランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年03月08日 19時09分34秒
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