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カテゴリ:顔を鍛える!
みなさん、こんにちは。
今週日曜は、福岡のアムリターラ田んぼで稲刈りでした。 ↑あいかわらず恐ろしい鬼ファッションです。 誰か分かりません(笑) だけど秋とは思えない、ものすごいお天気で紫外線も強くて、フェイスオンワンピしてても太刀打ちできたかな?というほどでした。 Tシャツは、三宅洋平ヘンプコットンTシャツで気合いを入れました(笑) 楽しく百姓一揆です! ↑大豆畑が、大変素晴らしく育っていました! ウキウキ♪天然菌で、こだわりの塩でお味噌を作るぞー!! しかし稲刈りは3年ぶりでしたが、やっぱりいいですね。 今はコンバインがあるから、農家さんは手刈りなど普通やらないと思いますけど、手植え、手狩りは大地の息吹を感じれて、1つの儀式のようです。 日本人の血が騒ぎます。 百姓一揆です!(どうしても、それかい(^_^;)) さて、私の最新刊「やってはいけない老ける習慣」が、またまた重版になり、3刷り目が決まりました! この本にも書いたことで、時々質問を頂きますし、先日健康雑誌の取材も受けたので、今日は補足の意味でもこの件について書こうかなーと思います。 「上目使いで決め顔をするたびに、あなたのまぶたは下がっていく!」という件です。 まぶたの裏にあるミューラー筋のことですね。 ここが伸びてしまうと、まぶたの脂肪を支えられずに、上まぶたがたるんで「老け目」になってしまいやすいんです。 もちろん、病的に伸びると眼瞼下垂という状態になり、視野が狭くなるため医学的な処置が必要になることもあります。 まぶたを開く筋肉は、「眼瞼挙筋」と「瞼板筋」とがあります。 瞼板筋はミューラー筋とも呼ばれます。 これはドイツの生理学者のHeinrich Muller 先生の名前からつけられたそうです。 まぶたは通常、「眼瞼挙筋」という薄い小さな筋肉を収縮させて開けています。 この筋肉は途中から「挙筋腱膜」という薄い膜になり、まぶたのふちにある「瞼板」(コラーゲン繊維のかたまり)にくっついています。 この「挙筋腱膜」はとても繊細で、加齢とともに伸びてしまったり、「瞼板」から離れてしまったり、切れたりすることがあります。 ただ、「挙筋腱膜」が切れても弱っても、「挙筋腱膜」の後ろには「ミューラー筋」があります。 「ミューラー筋」は、「挙筋腱膜」が切れたり弱ってしまっても「眼瞼挙筋」と「瞼板」を繋いでくれていて、そのおかげでまぶたを開いていることが出来ます。 ただ、このミューラー筋も伸びてしまうと・・・・ あとは打つ手がなかなかありません。要するにたるみ目一直線です。 ミューラー筋はとっても薄い筋肉なので、伸びてしまいやすく、鍛えることがなかなか難しい筋肉です。 ミュラー筋は、実は自律神経のスイッチの役割もはたしています。 ミューラー筋が緊張して収縮している時は、交感神経が優位になり目が見ひらかれ、ミューラー筋が伸びていると副交感神経が優位になってリラックスし、目はとろんとします。 そのため食後のリラックス状態の時には、まぶたが重くなりがちです。 ミューラー筋が伸びてしまうと、いつも緊張して収縮させていないと目が開かないので、全身の交感神経が緊張してしまうために、肩こりや頭痛が起こることがあります。 また、目が開きにくいのをサポートするために、眉毛を上げることで目を開こうとします。 眉毛を上げているのは額にある前頭筋という筋肉ですが、この筋肉を使いすぎるとおでこにシワが出来たり、頭が痛くなることがあります。 また、少しでも視野を広げようとして、首を後ろに反らすと視野が上の方に広がるので、無意識に反らすようになります。 この時に頭の後ろや、首筋、肩の筋肉が緊張するので、これが原因で肩こりになることがあります。 肩や首は筋膜を通じて顔にも繋がっていて、表情筋をサポートする役割もあるので、ここの血流が慢性的に悪いと、表情筋がうまく動かず、顔全体がたるみやすくなります。 要するに、挙筋腱膜やミューラー筋が伸びてしまうと・・・・ ●まぶたがたるんで老け目に ●目が落ち窪んでくる ●おでこが緊張してひたいにシワが ●肩や首がこりやすくなり ●頭痛が起こりやすく ●顔までたるみやすくなる といった具合に、雪崩式老け目現象が起きてしまうのです!! このミューラー筋を必要以上に疲れさせない、伸ばしてしまわないために気を付けたいことをまとめます。 1、パソコンのモニターの位置を上すぎない位置に 2、上目使いはほどほどに この2つはなんでかと言うと、上を見る時が一番ミューラー筋が緊張し、疲れます。 キメ顔の写メは一瞬なので、まだいいですが、いつも上目使いをしていることは、ミューラー筋にとっては良くありません。 ただ、PCは下すぎてもストレートネックや肩こりの原因になるので、上でも下でもなく、ちょうどいい、顔の真っ直ぐな位置にセットするのがポイントです。 3、メイク落としの時などに、目をゴシゴシこすらないこと この、こするという行為がミューラー筋を痛めます。一番やってはいけないことです。 4、コンタクトレンズは出来たら下まぶたを引っ張って取り外しする 5、つけまつげをして、取る時にひっぱらない まぶたを引っ張る行為も負担をかけます。毎日のことなのでほどほどに。 6、夜更かし、コンタクトレンズの長時間使用 目を非常に疲れさせ、交感神経を優位にさせ、ミューラー筋も緊張します。 どれだけミューラー筋や上眼瞼挙筋、挙筋腱膜がたるんでいるか、チェックする方法があります。 鏡の前に立ってみて下さい。 1、正面を向いて目をギュッと閉じたあと、力を抜く 2、次にゆっくり目を開ける このとき、まぶたの動きに連動して、眉毛が上にあがりますか? 眉毛が上がるのが、4mmまでならセーフ、 それ以上だとたるみが始まっているサインかもしれません! また、目をいたわるルテインや、アントシアニンなどが多いほうれん草やブロッコリー、サニーレタス、グリーンピース、芽キャベツ、カボチャやブルーベリー、アサイーベリー、マキベリーを食べたり、DHAの多い魚油、クリルオイルなどを摂ることも有効。 それから、まぶたではなく、目の周りを優しくマッサージしてあげたり、目の周辺をツボ押ししてあげたり、私の処女作アンチエイジングの鬼に載せている、目の周りの眼輪筋を鍛える筋トレを適度にすることは、たるみ目撃退に良いです。 老け目、たるみ目にならないために、 今日からミューラー筋をいたわってあげましょう!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年10月10日 22時48分24秒
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