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カテゴリ:健康について
みなさん、こんにちは。
台風がすごいですね。 せっかく干している稲が全部倒れてしまい、また干し直してもらったり、自然の驚異とのおつきあいが続いています。 私はあいかわらず、治療院と畑と化粧品開発をがんばっています。 無農薬のフルーツや植物って、本当にすごい働きがあるものが満載! 夏に深く左目の下を切り、3針縫ったうちの息子の顔も、ほとんど傷跡が目立たなくなってきました。 ↑どうでしょう? よーく見るとちょっとあるんですが、かなりいいです。 ↑1か月前はこのくらい傷跡があったんですから、ほんと驚異的に修復したと思います。 最初の1か月はカムカムと美的水素とクリルオイルとAC-11を飲ませ、オリジナルの紫雲膏を塗っていましたが、傷が落ち着いて赤みが気になってきてからは、35度以下で減圧蒸留したフルーティーセラムを塗っていました。 傷は紫外線で色素沈着しますので、バンドエイド必須、帽子必須な夏でした。 最近3週間くらいは、赤みがほぼ引いたので、少し残る傷跡を早く薄くしたくて、修復作用が強い、AC-11のセラムを現在も毎日塗っています。 そして、あいかわらずの生野菜たっぷりの酵素生活&オメガ3&亜鉛たっぷり麻の実ナッツです。 これが効いたのか、かなりいいです! 傷跡のところの手触りが硬かったんですが、それもなくなり滑らかになってきました! ああ、本当にどうなることかと思いましたが、自然治癒力って素晴らしいですね。 そして植物のもつ力も! 私がカイロプラクターの学校に入る直前、塩川学長の講演を聞いて感動したことがあります。 それがイネイトインテリジェンスという言葉でした。 「人間は、精子と卵子が結合し、280日かかり、新しい生命として誕生する。 その時に先天性知能と呼ばれるものが同時に誕生し、この知能によって人間の形が形成され、かつ必要な臓器、手、足、頭、顔、大脳などが作られて完璧な人間が作られる。 この作る力と共に人間が持っているものが先天性治癒力である。 すなわち作る力も治す力もまったく同じところから来ているわけである。 そしてこれらの2つの力は、精子と卵子が結合した時に、備わっている偉大な力である。 この偉大な力を、イネイト・インテリジェンス(内なる自然の叡智)と言う。」 「この力は脳幹のどこかに存在しているが、見ることも触ることもできない。 ほとんどの人間は健康、病気に関わらず、皆すべて平等に持っている。 その力が100%働いていれば、決して病気になることはない。 脳で考えたことは必ず脳幹の中のイネイト・インテリジェンスを介して全身の神経組織に伝達されて、組織細胞等に伝わる。 食事の栄養素も神経組織を介して、必要に応じてそれぞれの内臓、器官等に運ばれる。 それらの食べ物の中に毒素があれば、下痢や嘔吐という行為でそれらの毒素を体外に出す。 指を切っても、すぐに血液凝固物質を送り、出血を止めるだけではなく、切り口を奇麗な皮膚にしてしまう。 これらの行為が目に見えるところの皮膚だけではなく、目に見えないところの体内でも行われているわけである。」 イネイト・インテリジェンスには、神経組織を介して身体に何が起こっているかという情報が絶えず入ってくるようになっていますが、神経の入れ物である脊椎に歪みがあると、十分な情報が伝達できず、イネイトインテリジェンスが十分働けなくなる、それを取り除くのがカイロプラクターの役割であると、塩川学長は話してくれました。 この時の塩川先生の 「ナイフで傷つけたステーキに、どんな高級な薬を塗っても元には戻らない。でも私たちが指をナイフで傷つけてしまったら、薬など塗らなくても、生きている限り傷は必ず治る。これがイネイトインテリジェンス、内なる宇宙、自然治癒力だ」 と言う言葉に感動して、なぜだか涙が出た私は30歳、若かったなー(*^_^*) でも、その時受けた衝撃と感動はその後の私にずっと影響を与えていて、このアン鬼にも、その精神は受け継がれていると思います。 自然治癒力をいかに働かせるか。 本来なら普通のことであるのに、現代はそれを阻害するものは背骨の歪みだけではない状況です。 あまりにも世の中に、不自然なものが多すぎます。 ナノ粒子、シリコーンオイル、加工デンプン、パラベン、ヘキサン、合成着色料、原発由来の放射性物質、化学調味料、溶剤抽出の油、トランス脂肪酸、薬、農薬、多くの添加物たち・・・ 不自然な化学物質に囲まれ、いつも接していると、自然治癒力も鈍ってくるし、野生の勘と言いますか、本来あるはずの直感のようなものも、失われていくように思います。 例えば合成香料です。 最近、洗濯に使われる柔軟剤の香りで体調不良を訴える人が増えているそうです。 柔軟剤:「高残香」タイプで体調不良を訴える人が増加 毎日新聞 2013年08月 国民生活センターによると、柔軟剤の香りで「鼻やのどが痛くなる」「気分が悪くなる」という相談は、2012年は48件と、09年の5件から急増しているそうで。 それもこれも、最近の柔軟剤は香りが長く続く「高残香」タイプの製品が増えているからなんだそうです。 シックハウス症候群や化学物質過敏症の患者を診ている札幌市のクリニックの渡辺一彦院長も、電車やバスの中、隣の家などから来る柔軟剤の香りで体調不良を訴える患者が増えているとお話しされてます。 主な症状は、頭痛や吐き気、倦怠感だそうです。 こういうケースが増えているため、市町村などの公の場での香水や香料の使用を自粛するように呼びかける動きも出てきています。 http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/lifeevent/kenko_iryo/1323066530818.html http://www.city.osakasayama.osaka.jp/6,360,24.html 香りは、元々は花や果物や木から蒸留した精油などの天然香料しかありませんでした。 ただ天然の香り成分は非常に希少で、例えばダマスクローズの精油を一滴作るためには、バラの花が200輪も必要です。 価格も高価で、ローズやジャスミンなどは1kg200~300万円もします。 これに対して合成香料の歴史は、19世紀から始まりました。 これは天然香料中の成分を真似て、化学的に合成したものです。 天然に存在しなくても、ニューケミカルとして、新しく合成した香りも増えてきました。 原料は、石油化学工業などから大量に入手できる化合物などですが、香り物質を得ることさえできれば原料に制限はなく、天然香料に比べて価格はとても安いです。 合成香料の種類は3000を超えますが、世界市場で取引されている主なものは約500種類です。 日本で使用されている香料の95%が合成香料で、天然香料は5%くらいしか使用されていません。 香りは、常温でありながら気体というすごい物質です。 香りは鼻から吸収されると、直接、脳にや神経に影響を及ぼします。 匂いを持った分子が鼻に入ってきた時、鼻孔の奥のある嗅上皮から嗅神経を経て、原始の脳である、大脳辺縁系にダイレクトに伝わるのです。 そのため、香りは自律神経系や内分泌系、免疫系に非常に影響します。 にもかかわらず、日本人のほとんどが日常的に接している香りのほとんどが、合成香料になってしまっています。 もちろん天然香料も複数の芳香分子から構成されているので、その中に有害な成分が入っている事がありますので、必ずしも天然だから安全、合成だから危険というわけではありません。 ただ、これまでたくさんの患者さんやお客様のお話を聞いてきましたが、合成香料で気分が悪くなりやすい方も、天然のオーガニックの精油の優しい香りだと大丈夫と言う方は多いようです。 アロマテラピーをされる方なら分かると思いますが、そもそも、本当に精油だけであれば、そこまで残香することはほとんどありませんからね。 合成香料による人間と生態系への汚染とリスクについて、2005年~2007年にかけて熊本大、長崎大、京都大が研究しています。 イルカなど有明海と八代海に生息する様々な海洋生物を分析したところ、ほぼすべてから内分泌かく乱作用が指摘される合成香料の、HHCBとAHTNが検出されました。 この研究で、合成香料が海の生態系の中で食物連鎖を通じて非常に濃縮されやすいことが分かり、「日本の沿岸域や、欧州で高濃度の汚染が確認されている下水処理施設周辺などを含め、詳しい調査をする必要がある」と指摘しています。 HHCB とAHTNは急性毒性、成長、成熟影響、繁殖影響、および多世代影響の試験を行ったとこと、致死影響が確認されない濃度においても、すべてにおいて有意な影響が確認されています。 合成香料のAHTNは、人の脂肪や母乳からも検出され、さらに、胎盤を通り胎児に移行することも分かっています。 さらに研究では合成香料の一部の物質にホルモンかく乱作用があることも明らかになりました。 研究グループは「人や乳幼児への汚染リスク、ホルモンかく乱作用を考えると、合成香料の製造、使用について何らかの制限を設ける必要がある」としています。 イギリスの科学雑誌「ニュー・サイエンティスト」に発表された研究では、消臭スプレー、ヘアスプレーを毎日使う女性は、週に1回未満の人と比べると、頭痛持ちの割合が25%、出産後の鬱病の割合が19%、それぞれ高かったそうです。 また生後6ヶ月未満の赤ちゃんでも、耳の疾患が30%、下痢が22%、それぞれ多かったそうです。 また、こうしたスプレーに含まれる化学物質が皮膚に浸透し、身体の抵抗力を弱めることも指摘されています。 BBCニュース こういう化学合成の香料って、ずっと接していると麻痺してくる傾向にあると思います。 私も20代の前半までは、こうした合成香料を良い香りだと思っていた頃もあります。 20年くらいオーガニック、自然栽培の野菜を食べ、天然の香りに囲まれていると、このあたりが本当に鋭敏になってきたようで、例えばオーガニック風なハンドクリームなどの香りが、天然なのか、合成なのかは、少し嗅いだだけで嗅ぎ分けることが出来ます。 食べものに白砂糖が入っているか、グルタミン酸ナトリウムが入っているかも、すぐ判別できるようになりました。 生きづらくないですか?って言われることもありますが、鋭敏になるといいことがあります。 それは、野菜の持つナチュラルな甘みや風味、香りをとても深く感じることが出来る味覚や、嗅覚を取り戻すことが出来るからです。 特に香りの成分は、大脳辺縁系という原始の脳に0.2秒で到達します。 大脳辺縁系は記憶、情動、本能などの中枢です。 香りの成分は大脳辺縁系を経て、脳の「視床下部」という場所にも伝わります。 視床下部は心地良い刺激を受けると、脳の下垂体に指令を出し、免疫力に深く関わるホルモンや女性ホルモンを出させます。 毎日の生活で人工的な強い香りを遠ざけ、天然の心地よい優しい香りに触れていると、野生の勘も呼び覚まされるような気がします。 そしてイネイトインテリジェンスも絶好調でいきたいですね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2013年10月19日 15時36分23秒
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