タイトルに特に意味はないけれど、なんだかふと、考えました。
「自分の意思で動いていない・・・」
確かに誰かに甘えたい、頼りたい気持ちはあります。
でも、いつまでもこんなに幸せにぬるま湯に浸かっていていいのかなと・・・。
そんなことは思うものの、体と心は正直で不眠や、不安感イライラ、悶々としてしまいます。腹部が痛むこともしばしば・・・。
人の視線が怖くて、車を移動するのに外にでるのも、思い切らないと出られません・・・。
大学入試・・・確かに学びたい分野があってその可能性に挑戦したいきもします。
だけども、金銭的にも親に頼って現役の学生さんのようにはできない、してはいけない。
60歳過ぎた親にもうこれ以上、苦労はかけたくない・・・。
私が描いている29歳からの学園ライフはそう甘い物ではないと思います。
今の私は、漠然と「学びたい」ってだけで、その分野に情熱を持っているわけでもない。
自分の意思で動いていないと感じるほどに心が狂っていたんじゃない?と母に言われました。
お兄ちゃんに何度か言われたことがあります。誰も知ってる人がいない土地で、ゼロから出直す・・・。そのほうが私には適しているのかな、ふと思いました。
今日、母にそれなりに話をしました。
「自分の意思でここまできた実感がない」
「いつまでも温かい温室育ちでいたら、これからどうなるか不安」・・・
などなど、思い切って話してみました。
母には「とにかく、体を治すことを第一に考えてほしい」といわれました・・・
今日は幸太郎を日本で一番乗車賃が高い(1区間あたりの)らしい、上信電鉄に終点の下仁田まで乗ってみました。
「はやいねぇ・・・でしゃ(電車)」と興奮気味。川が大好きで、川を見るたびに
「かんわ、かんわ(川)」と叫んでいました。前世が河童だったのでしょうか・・・。
下仁田は群馬と長野の県境です。のどかなところ。
上毛かるたの(ね)ねぎとこんにゃく下仁田名産
なんだか誘われるように、祖母の妹の家に顔を出してみました。
快く迎え入れてもらって、幸太郎は初めて来たのにはがみもせずに、
おせんべいをばりばり、チョコを頬張り・・・・。まぁ子どもらしくていいかぁ・・・
祖母はもう天国にいますが、それにしてもおばさんの顔が祖母にそっくり・・・。
話をしていて、祖母と話しているような気持ちになって涙をこらえていましたが、
こらえていたものが、ぐぐーっとこみ上げてきて、思い切り泣きました。
「天知る、地知る」っていってね、こにーちゃん神様は必ずいるから。
おばちゃんは、毎日欠かさずに手をあわせているよ。
目を赤くして話してくれました。「とにかく病気を治しなさい」と、言われました。
みずみずしいきゅうりと大根をいただいて、幸太郎と手をつないで駅まで歩きました。
すごく、不思議でした。祖母が乗り移ったと表現したらいけないけれど、
何年かぶりに祖母と話をしている気持ちでした・・・。
幸太郎と二人で歩きながら、川をみつめて駅に向かいました。
川の水は透き通っていて、山の日暮れは少し早いようです・・・。