安定剤を飲もうと思ってコップに水をくみに行きました。(周期があるのか最近また気持ちが沈んできています・・・)
ふと窓から見えた空は限りなく青に近い水色でした。この時期の朝の4時ごろの空の色は
私の好きな色の青です・・・。
去年の夏、私は何回眠れずにこの空の色を眺めただろう・・・。
どんな気持ちであの夜明けの空の色を眺めただろう。
風に揺れるカーテン越しに街の明かり、大きな風車を眺めてどんな気持ちで涙を流しただろう
気持ちよりも、いろんな人の顔を思い出して声を殺して泣いたことが頭をよぎりました。
あの時と同じ空の色です・・・・。
涙が出そうになったけど、少しこらえてみました。
部屋に戻り、窓から景色を眺めてみました。
どうして山ばかり見えるんだろう・・・どうして街の明かりが見えないのだろう・・・。
耐えられずに涙を流しました。布団に顔をうずめて声を上げて泣きました。
これで、楽になれるのならば、少しでも強くなれるのならば、寂しくて悲しくて折れそうになっても
耐えることが出来るのならばたくさん泣いてしまえばいい・・・
心の中にぽっかり大きな穴があるのがはっきりわかった・・・。
「幸せになりたい」と思うたびに生きているのが苦しくなる
自分には大それた願いな気がして
そんな日が自分には来ないような気がするから
― だから 今 出来ることなんて
ただじっと この夜を やり過ごす事だけだけど・・・・・・・・。
(ハチミツとクローバー8巻より)
優しさや、憎しみや恨みや、悲しみが混ざった気持ちでした。
今夜は眠れないことが苦にならなかったです。
もっと強くなれたなら、もっと優しくなれたなら
どんな景色を眺めても今とはちがう気持ちの涙を流せるのかな。
いつか、夜明けの青を心から好きですといえる日が来ますように。
そんなことを祈りながらも涙が上手にこぼれてきます。
(写真はこの前、月が大きく赤かったので、小さいですけど撮影してみました・・・)